暑中の薬喰

先週の強制断食でだいぶ燃料切れを感じたのでこの3日間はしっかり食っておるのだけど、糖質が回りきったあとはどうもタンパク質ほしい気がしてくるのだな。冷凍庫にハンバーグやミンチステーキや鯵があり、納豆や枝豆もあるのですぐさま食えるのだが、実は先週耳下腺が腫れる前は牛肉買いに行こうと思っておったのよ。
いつもの安価挽き肉でほぼスパ専用のパスタソースを量産ストックしようというのがメインだが、いつも挽き肉しか買っていないし他の部位他の用途の肉も買ってみようか、とか考えておった。

で、復活した今補給ついでに改めていつもの牛肉屋で肉3種買い込んで試してみようと。

朝4時、起床して保冷バッグとか用意して4:30に出発。もうこの時間には若干明るいんだな。
10分ほどで牛肉屋到着。やっぱり混んでいて路上の駐輪場所がないので場内3階の有料駐輪場へ。
有料駐輪場はガラ空きなのでサクッと止めて、降りてすぐ向かいの牛肉屋に突撃。

さて今回の調達物は、

  1. いつもの牛挽き肉(肩肉)
  2. 肩ロースステーキ切り
  3. フィレステーキ切り

この3種、各1斤600g。
別に1斤じゃなくても買えるが、先般導入の-30℃冷凍庫は焼けも起こらず味も落ちずにかなり長持ちするので全部1斤買いでええわ、と。
肩ロースとフィレは枝肉を分けただけのものがドカンとでかい切り株状まな板に出てきたのでカットサイズも指定。どちらもステーキ用途で、120gは超えないと足りないのだが200gは多いんで160あたり狙ってくれると助かる、とした。
値段は肩ロースもフィレも$500/斤。挽き肉より2.5倍高いがでも全聯とか家樂福とかでは$600/斤あたりなのでお味同等レベルでもまだお得というもの。
ほんで各4片、計8片と挽き肉もって帰宅・・・の前にドン・キホーテで安物焼酎買い足した。

で、小分け冷凍作業。
まず今日のところは夜に肩ロースを試してみようと思う。
前に”NG肉“とやらを買ってスジスジで小失敗しているので、今回は小分けのときに筋っぽい見た目かどうかを見てラップ後に◯とか△とか書いておいた。
☓つけたかったものはなかったが、△2つの中でより筋っぽく見えるものを今夜の分とし、残りは冷凍。
フィレの方は全部◯な見てくれだったので”Fillet”だけ書いて冷凍。
なお、フィレは全て160g+ちょっと、肩ロースは3つが160gちょっとで1つが128g。さすがプロと言えようか。フィレがだいぶ600gを超えているのはなんのサービスなんだろう。

そして夕食時、焼きにかかる。

シロート判断△の下のやつ。これを筋切りもたたきもせず塩コショウだけして焼くのだ。
スーパーモノはだいぶ筋っていて筋切らないと難儀するので、そのまま焼いて難なく食えるなら値段安めで高品質ということで牛肉一切はスーパー等で買う意味はない、ということになるわけだ。

付け合せは米にしたい気があったのだが、一時の気まぐれで舞茸とじゃがいもにしてみた。冷蔵庫で死蔵状態だったニンニクがまだイケる状態だったのでこれも揚げて。

完成。
断面は見せないよ。ワシ焼きすぎ肉とされるレベルが好きなので、うっかり普通の方に見られてしまうとこんなもん食えるかこのアホがァ! とお叱りを受けてしまうのでな。
ま、なんだ、皆様にとっては靴のアウトソールレベルのガチガチよ。

で、判定。
めっちゃ美味いわ、どこにも筋は感じなかった。もっと生焼けにすれば人にも出せる感じ。赤身マニアの脂身嫌いなので、脂身が皆無なのも素晴らしい。
肉の味そのもの自体は前のNG肉のほうが強かったが、アレは挽かにゃ食えんレベルのスジスジだったのでこっちのほうが遥かに美味い。つーかもうちょいと火を通さないだけでも味は強まるのでそれやってみても良いしな。

早ければ明日にもフィレの方食ってみよう。フィレのほうが好きなので楽しみである。
せっかくだし7,8分くらいの焼き加減にしてみようかね。

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