先月仕込んだ鹹蛋、いよいよ完成の時を迎えたのだ。
なんか液色が濃くなっている気がする。
まーまずは開けてみるべ。
うむ、やっぱり漬け込み開始時より濃くなっておるな。ローズマリーの色だろうか。
5個は取り出しすすいで再び冷蔵庫へ。1個は早速鹹蛋蒸肉にするべく割ってみる。
殻と薄膜は相変わらず鶏卵より固くて割りづらい。
鹹蛋蒸肉は黄身を使うのが一般的らしいので、黄身だけ取り出してみる。
白身は特段漬け込み前と変わった感じはないが、黄身は固まっておる。こんなんになるんぢゃのぅ。柔らかいが箸で黄身だけ取り分けられるくらいの固まり具合。
白身の方はちょっと味を見てみたが、普通の鹹蛋ほどしょっぱくなくてほどほど塩味と香辛料風味の卵。なんだろう、なんでかねぇ。ゆで卵にすると濃くなるかもしれないので後ほど試しに1個茹でてみようかと。
さて鹹蛋蒸肉だ。
まずひき肉に塩を入れて練るのだが、ここは塩なしで鹹蛋の白身を入れてみる。
で、ほどほど練れたら胡椒とガーリックパウダーと醤油と砂糖と片栗粉を投入、更にネギとごま油を入れて混ぜ、椀に鹹蛋の黄身を入れて、上に練ったひき肉を盛る。
作り方に”真ん中に穴を開ける”とあった。これは湯気の通りを良くして均一性と所要時間を改善するためであるようなので、穴とはせず窪みで勘弁。
では、蒸すべし。
作り方では20分蒸すことになっておる。
半量でやっているので15分とかで十分そうな気もするが、生は嫌だし20分やっておいた。
蒸し完了。
で、これを上下反転で皿に盛るのだが絶対イタいことになるよなぁ。
わかっておったしそこそこ気をつけてみたがやっぱりヒドいことになって周りを拭きまわることになったが、ともあれ完成。
半量でもかなり多いが、味は大変結構。さらっとなくなったわ。
ただ、塩味は薄め。やっぱり鹹蛋の塩味が足りないんだろうなきっと。残った卵でいらんスパイス入れずにもう一度やってみるかなぁ。
ということで味は大変満足でレギュラー飯に加えたいモノなのだが、結局ワシゃ本物の鹹蛋蒸肉を知らぬまま気に入った状態なんだよな。
やっぱり一度”ホンモノ”の鹹蛋蒸肉を食ってみたいところですのぅ。