エアコンプレッサ

現在のエアコンプレッサは塗装ブースのオマケみたいなもんであった。まーワシとしてはコンプレッサが欲しかったので塗装ブースのほうがオマケな気分なのだけどもな。
1/6HPで3lのちっこいものだがエアブラシ駆動には十分で、ちっこいからこそ卓上において床掃除の邪魔にならん利点があるし、音もそれほど気にならんのできっちり有用有能。

でもだな、これをエア吹きに使うとどうにも。
プリンタで打ち出したあとで洗った完成品や機材道具の溶剤や水を吹き飛ばすのに使うと、そらもう一瞬で圧力なくなるんよ。
2秒吹いたらなくなるので圧が上がるまで2分くらい待って、ってな具合なので実に役に立たん。せめて10秒くらい吹かせてくれるか、チャージタイム30秒くらいにせんといかんっちゅうもんぢゃ。

ひとまずポンプパワーは1/6HPでもOKだが、1/3HPだと1分までいかぬまでもチャージが早くなりそうなのでその辺で良いとして、緩衝タンクは10秒吹きたいなら5倍の10lありゃええんかの、ってな見込みでちょっと探ってみた。

どうやらお値段は主にモータよりタンクのほうが支配的である様子。
オイル入れないとならんやつだと10lで$1000切るくらいからあるのだが、メンテとか手間だしかなりうるさいらしいのでやっぱオイル無しのもので、とすると$4000くらいから。まぁでもオシゴト含め色々使うし$4000なら買うべきだな、と。

モータパワーは、10lタンクだと少なくとも1HPはあるものらしい。まぁモータは値段に響かないので構わんかな、って。騒音が上がりそうなのは少々嫌ではあるけども。

で、支払条件とかも含めた良さげなものをしばし探り、結果2.5HP 25l ホースとハンドピースに水分フィルタ付きで$5000のモノを発注。
この値差なら10lと言わずもっとデカタンクにしておきたいのぅ、ってわけで。
2.5HPも要らんけど、他はもっとパワフリャなのでこれで最低パワークラスなんである。

でもって発注翌々日に到着。

フィルタとホースにハンドピースつけて動かしてみたらめっちゃうるさくてビビったが、別の袋についていた黒いゴム”COMPRESSOR MUFFLER”2個をモーターヘッドの給気口に付けてみたらだいぶ静かになった。それでも掃除機並みの音だけどな。
出力2.5HPってことは1800Wあまりってことで、まぁそんなもんだろ。

使い勝手はやっぱり宜しい。1チャージでたっぷり数十秒吹けるので打ち出し後の片付けは十分できる。
チャージタイムも1分かからないのでチャージ分使い切っても特に問題なし。

今までは20psiのエアブラシと50psiのエア吹きで共用していたので都度圧力調整せんとならんかったのがそれぞれ専用コンプレッサになったので気にせず使えるようになったという利点もできた。

さて色々道具機材が揃ったが、塗装そのものはなかなか進みませんなぁ。やらねばのぅ。

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