マーボーカレー

和食食いたいとなるとやっぱどうしても自作するしかないわけなのでな。
いやそらもちろん美味くて完全な和食屋なぞ外にゴロゴロあるけども、真に完全で美味いものとなるとワシにとっちゃ法外な金額取られるのでアホアホしくて作る羽目になるわけなのでな。

んでそうなると、あり得ないモノも出てくる。
一例はカツカレーだ。
カツカレー自体はめっちゃ好きなんだが、カツ自体で立派な1食、カレー自体で見事に1食なので、それを合わせて1+1=1で食うような無茶は出来ん、っちゅう訳だわ。
もちろん好きなので外では食うけどな。先週もアジフライカレー食ったし。

さてそこでマーボーカレーだ。
だいぶ前にマーボーカレーなる物の存在に聞き及んだ。なんかゲームネタであるとか。
まーねーでも上述の通り自宅でやるにはあり得んものなんで縁はないっぽいな、外で食うならありうるが、なんて応えたら、CoCo壱番屋で製品販売されておるとかも聞いた。
でもココイチとか四半世紀で2度しか行っておらんしもし行ってもカツカレーとか他のモンいきそうだし、まずもって機会なさそう。

そんなことがだいぶ前にあったのだが、今回冷凍うどんの買い出しで行った全聯でこんな缶を発見。

愛之味 咖哩豆腐。
麻婆咖哩、とはなっていないが、CoCo壱番屋も記されておるしカレーの主役具に豆腐が入っているようなものではなくマーボーカレーなのではなかろうか。
お値段$50、安くはないが高くもないのでいっちょ買ってみた。

開缶実食であるが、ちょいと警戒しておることがある。
缶裏側の中文記述には”下飯”とか書かれておって飯のアテに良い的になっておるが、カレーも麻婆**もこっちのもんは甘いからなぁ。合せ技で激甘だったりするとワシには飯のアテには出来ない。
というわけでコヤツは飯とは別に試すことにする。

まーやっぱり温めるべきぢゃろ、でも缶ごと茹でるのも面倒なんで電子レンジ使うべし、っちゅうことで開缶。
すると、缶の絵のようなカット豆腐ではなく缶の形にみっちり詰まった豆腐が現れる。
う~んまぁ、こうしないと輸送その他の振動で豆腐が跡形なくなるもんな。
なのでまずこのみっちり豆腐を切り出しで器へ。

豆腐の状態以外は缶の絵の通りか。
匂いも見た目も麻婆豆腐+カレーな感じ。やっぱ見込みの通りマーボーカレーなのではなかろうか。
で、食ってみるとやっぱり味も麻婆豆腐+カレー。
合わせることにより激ウマに昇格、ってこともなく、フツーに麻婆豆腐+カレー。
で、これを飯に合わせて食うか、というとそれはない。理由は上述予想の通り、甘いので。
ただ、一般的には甘い即ち美味いであるので、ワシには飯のアテにはならんが常識的な皆様方には普通に飯が食えるものではあろうかと。
ワシにとってはベタ甘だが一般的にはそんなことはないのだろうと思うし、同時に塩味と汗が出る程度の辛味もあるので良いんじゃないかな。

まぁこれでわかったわ。やっぱワシにはマーボーカレーは縁遠い。自宅では麻婆飯とカレー飯食うわ。

同時に一つたった想定は、この愛之味にはただの麻婆豆腐缶詰もあるのだがそれも買うべきではないということ。間違いなく甘いだろこりゃ。
他社の麻婆豆腐缶詰も、試すだけなら良いがいきなり飯のアテを期待して買うのは避けたほうが良いだろうな。

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