焼肉丼

いつぞや挙げた気がするのだが、出てすぐの大通り向かいに南韓を謳う焼肉屋があるのだ。
焼肉屋としては流行っている様子はなく、まー美味くないんだろうな、と思いつつももう既に10年は続いているわけで。
ここはどうも同じ場所で別屋号のステーキ屋と弁当屋があって、そこと経営も統合しているんだろうなと。
ステーキは知らんが、弁当屋の方はまぁそこそこ売れている様子だし。

年に1度くらい弁当を買うことがあるんだが、上述の通り焼肉を信用できないのでいつも海鮮ドリアにしているのだな。
とはいえ焼肉も一度は試してみないといかんな、と数年来思っていたのだが、ついに今日焼肉の弁当を買ってみた。

少なくともワシが生まれて以降南港へ移住するまで、東京では豚焼肉なんぞは定食屋の焼肉定食(生姜焼き)以外に無く、焼肉屋で豚が出るなんてことはなかった。が、まー日本人の皆様は当然とうにご存知であろうが南北韓で焼肉といえばどっちかといえば豚なわけで、この弁当屋の焼肉弁当も牛豚両方がある。
牛焼肉の方はステーキ屋の影響か黒胡椒焼肉で、今日は黒胡椒牛が食べたい感じではなかったので豚焼肉の方にしてみた。お値段はどちらもNTD100。ちっとお高い。

コレ。甘ったるいまではいかないがかなり甘い紅茶がつく。
焼肉の感じはかなり南韓だな。この、厚めのバラを切り分けたものをコロコロに焼く感じ。

味の方は、まぁそこそこ。美味い部類にぎりぎり入るがカンドーはなくて印象が薄いな。
目玉焼きは硬めの半熟で、これは結構良かった。
でも絶望的に肉ばかり。見てくれ的にブロッコリーが一切れあるだけで、人気がない理由はここっぽいな、と思った。焼肉の方もこのレベルの味と価格で野菜類なしだったら流行らんだろうな。

持ち帰る帰り、エレベータで向かいのおばちゃんにあったのだが、弁当売っているのは知っていたものの見たことも食べたこともないとのこと。そりゃやっぱり焼肉屋の様子から期待できない感を持つよな。

そういえば向かいのおぢちゃん、半年くらい前から車椅子に乗っておられる。
入居の頃はフツーのおぢちゃんだったのに、もうそんな年か、と。そらワシもジジィになるわなぁ。
13歳あたりからあった白髪もついに完全に近づき、染めないとぱっと見ほぼ真っ白になった。
捷運とかバスとか乗るときに便利で、有り難いことに皆様席を譲ってくれるのだよ。でも染めると覿面にそれがなくなる。だいぶ真っ白に近いし、そろそろ染めるのやめて皆様のご好意をフル享受しようかな。年齢的には実は譲ってくださる方のほうがかなり年上なんだが。

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