雑とルーチン

昨年業務用ドメインを.com.twに変えたので諸々の登録変更があったのだが、最初にトラブって最後まで&旧ドメイン停止ギリギリまでモメまくったのがPayPalであった。

連絡先Mail add.の変更は自ら出来たが登録上のMail add.の変更が出来ず、PayPalから買い手に旧ドメインの連絡先が通知される、という問題。
周囲に言うと、「んな細かいこと気にせんでも良かろうよ、お前ウザい奴だな」なんてかなり言われた。PayPalも同じことを考えたんだろう、そのせいでモメることになったんだろうな。

問題点がわからん、エラくて優秀な皆様方には是非考えてみていただきたい。
ご自身でワシの販売品をPayPal経由で買う際に、
 1. 決済完了
 2. 数量追加・取り消し希望等軽微な問題発生
 3. PayPalからの(自動)応答で示された売り手連絡先”account@potech.tw”に連絡
 4. Mailer daemon等から”宛先なし”通知
こんなんになったら、「この会社ヤヴァイな」と思わん?
ま、一般常識的に”仮想仮定の立場でのシミュレーション”は出来ないもののようなので、思わないんだろうけど。でもな、実際こういう状況になったらほぼ間違いなく文句言ったり騒いだりするぞ。コレは絶対。実際過去に数件やられたし。

この問題は何度、どんな方法でどんな図表を示してPayPalに説明しても通じず、結局4ヶ月にわたりたらい回しと行きつ戻りつ再説明を数限りなく繰り返し、最終的にUSのカスタマーサポートで根負けを引き出し修正してもらった。
将来、万一再度の連絡先変更があったら、なんて考えるともう陰陰鬱々だよもん。新規契約して旧アカウントを削除したほうが楽そうだで。

PayPalは基本クズで、日常細かい問題はほぼ常時起こっているのだが、直近でムカッときたのは、

 1. 4月頭に「買ってもいないものを送りつけられ請求が来た」とクレームを受ける
 2. 受注記録・発注者との通信記録・輸出文書・受領Signつき配送記録、をPayPalに提示
 3. PayPalより『売り手の正当性を認む、売り手保護発効。PayPalで後続処理審査中、要待機』と連絡を受ける
 4. クレーム対応期限は90日とされているが88日経っても『審査中』のままクレーム警告が消えないので「いつ審査終わるん?」とプッシュくれてみる。
 5. 『クレーム解決の方法[返信不可]』なんちゅう定形Mailが来る。
 6. 4のプッシュを、添付図表も同一の完全同文で再送信
 7. 翌日、『買い手のクレーム内容(買っていないものを送られ勝手に請求された)通り問題があったと最終判定。だがPayPalは特別な温情でお前にペナルティを課さない』と返信が来る。

こんなんがあった。
もういろいろおかしすぎて実にバカバカしい。何をやっとるんだろうなコイツラは。
人の金を点数化して抱え込み、クッソ高い手数料課すくせにどうしようもなく雑。
ついでに、Claim処理って単に相手の文章を英訳して送ってくるのみで、PayPalは何もしないんよ。でも「Claim処理でPayPalが下した判定は最終判定、何人たりとも不履行を許さぬ」とか言いよる。
そんな神の判断とせよみたいなことを強要するなら、信に値する程度の確実性を見せてくれないとねぇ。恒常的に雑過ぎてバカバカしいんぢゃよ。

ホントね、最近あらゆることでこういう雑さにあふれていますわな。こういうのも「あーウンウンありがちありがち」ってなもんで。
自ら体験アリのことだけでも他に、Appleの修理及び設計・郵局・Microsoftのフォーラム・さくらインターネットの支払い、と、積極的に思い出そうとせずとも瞬間的にこれだけ挙がる。
で、こういう事言うと必ず出てくるのが「あーやっぱ日本サイコーだよな、海外企業などと関わるからそうなる云々」だが、まずさくらインターネットが日本企業だし、こういう例も山程あるし、小平市役所とか多摩中央信用金庫とかシャープとかJR東日本とかその他数多、雑っぷりでは日本がトップだと思うがな。

前からこんなに雑だったかねぇ。15年くらい前はここまで世界が雑とルーチン主義にあふれていなかった気がするんだが。

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