まだまだいくよ、MBP問題。
1日目(11/15/2017)
手持ち2種3個のBluetoothマウスとBluetoothヘッドセットを持って、先ずは郵局へ。とりあえず別件、製品試作品の出荷で宛先国入国前に停まっている問題の確認なんだけどな。
まぁこの件は確認ったって正直バシッと回答が得られるとは実は思えん。EMSで出したもので条件CPTだし、出国後は基本情報なしだわなぁ。
とはいえ何もせずにただ諾々と有り様を受け入れるだけってのもね。EMSは”CPTだ”と宣言されているわけではないので、知らぬふりして出荷元郵局に聞いてみるくらいは許されるというもの。ホレだって普通は貿易の(非)常識とか知らないもんぢゃん?
で、一応どうなってんのさと聞いてみたが、案の定「出国済みなのでなんともかんとも」と。そこはやや申し訳ない感覚がありつつも抑えて時間をかけてゴネて、国際交換局経由で宛先国側にも確認を入れてもらい、出荷貨物の情報を得てみてもらうことに。
応答は電話のみだとか言うのでかなり困る。訳あって携帯電話使えんしこれからApple store再訪問でオフィスの電話番もできないし。
まぁでも仕方ない、オフィス電話は着信番号履歴は残るので、戻って確認して着信があったらかけ直す前提でオフィスの番号への連絡を依頼。
そんでこのゴネている間に出る待ち時間でBluetoothの状態を確認してみたのだが、自オフィスでの状態と同じ。
外来妨害とかによるものではなさそうなんだよなぁ。
もういっちょ、郵局での用事を終えてから朝食屋へ移動、豆乳飲みつつ同じくテストしてみたが、同じく自オフィスと変わらぬ。
これならまずもってApple storeでも再現できるだろう。
さて、では今日も行きますか市政府站。
2015 Earlyを持っていって”新機交換を試してみよう”となった初回の訪問時より更に多く対応担当者が入れ変わるのでその都度説明するのにかなり時間と手間を取られイラッと来そうになったが堪え、数時間かけて状態説明。
Bluetoothのほうは、なんとか「こりゃデバイスドライバっぽくねぇか?」というバッジ持ちスタッフの言を引き出すことに成功。よし、これで対応記録が残れば極々小さな症例だがR&D側で対処される可能性が皆無ではなくなったというもの。
しかし残念、ここではここまでしかできなかった。
その後またまた入れ替わった担当2名は、「Windowsの問題はなんともできんね。」ということをワシに対しくどくど必死に説得かましてくるのみ。
呆れるなぁもう。
とりあえずコレは予想していたことだし、ごく小さなものだが目的は果たしたし、もうここはこれ以上時間をかけず切ることにする。
分かったもういいやBluetoothは直さんで宜しい、だがもう一つの起動ディスク問題はなんとかしていただこうか、と。
で、またまたまた担当交代。待つこと30分ほどで新担当登場、macOSを現在の10.13.1から10.12.6に入れ替えれば良いとのことでやってもらう。
差し替え後、早速Boot Campを入れて試してみようと思ったのだが、うっかりWindowsのISOファイルをmacOSのストレージ内においたままOSを差し替えてしまったのでISOファイルも消滅、ISO再入手が必要で時間がかかるため帰ってから試すことに。
ここまでで完了。11:30に着いて17:00までかかったわ。ほんとキツい、仕事したい。目下注文ラッシュなのに。
ともあれオフィス帰着、早速Boot Campを入れてみる。
ところでこの問題を整理しておくと、
macOS/OS X, Boot Campでそれぞれ用意されているこの起動ディスク選択で、macOS側では両OSの領域とも表示されるし選べるのだが、Boot CampのWindows側ではmacOSの領域が表示されず選べない、というもの。
で、macOS 10.12.6になった状態でのBoot Campでは、きちんと両OSの領域とも表示されるし選べるようになった。ほう、なるほど。
想像ではあるが、なんか10.13で新登場のファイルシステム”APFS”とやらがWindows上で認識できなくて見えない選べないになっている、っちゅう感じぢゃね。
はいこれで解決したね、と思ったのだが・・・
なんと今度は、macOS側でBoot Campの領域が表示されず選べない!
なんだよもー状態が入れ替わっただけかよー・・・
こりゃもうすっかりやる気を失ってしまい、ひとまず今日はもう手を出さないことに。明日再度持ち込んで対処してもらうことにして、山ほど積み残しが出てしまっているオシゴトをゴリゴリこなして終了。はーがっかりぐったり。
2日目(11/16/2017)
今度こそ、の気合を込めて開店と同時の11:00訪問。
ピッタリ11:00到着なのだが、「今日はスタッフ全員手一杯で対応できない、4,5時間後に対応できる可能性はあるが確実ではない。」と。
ほいじゃ対処できる時間に予約を入れたいんだが、と頼んだものの、なんでかまったく話が通らない。今思い返しても何故予約したいというのが通じないのかさっぱりわからんのだけど、
・ 今日午後2時に再度訪問の上対応を検討。だができるかどうかはわからないので無駄足の可能性は重々ある。
・ 明後日に再度訪問の上対応を検討。だができるかどうかはわからないので無駄足の可能性は重々ある。
これを繰り返すのみなのよ。
そんなん嫌に決まっているぢゃないのさ。ボーッと待つ無駄な時間を避けたいのに、なんでいちいち待つ前提で交通費や移動時間までかけて来なきゃならんのよ。しかも無駄足上等、って・・・。
どう頑張っても予約はできないので、やむなく修理扱いで預けて帰ることにするが、ここであの説明が。
ソフト面問題で3日程度、ハード面問題で7-14日程度、データ類は消滅の可能性が云々、っちゅう今まで20回くらい聞いてすっかり覚えてしまい偽スタッフになれそうな感じのあの文言、これをまーしつこく何度も、最終的に5回ほど聞かされた。
なんなんだろ。そんなに馬鹿に見えるかなぁ。
さらにもういっちょ、データが消えるからバックアップ取りますか、取るべきですよ、という。
まぁ言うのはわかるさ。しかしこのMBP、受け取ってからまったく利用できていないし、15日までに何度もファクトリリセットやOS入れ替えまで行っているのでデータなんぞなんも入ってはおらん。
強いて言えば、各OSのログインアカウントがデータではあるが、これは検証用にスタッフの要求に応じてパスを”0000″にしたうえで引き渡しており、何らバックアップする価値もない。
にも関わらず、これはもう本当にしつこく、10回は言われた。
ここに及んでついにイライラを抑えきれなかった・・・。
「あなたさぁ、ここに並んでいるMacbookが故障して修理に出すとして、あなたのデータを守るためにバックアップするか? するわけないよな、だってあなたのデータは入っていない店頭デモ機なんだから。『それと同じなんだ!』14日に受け取って問題発生してリセットを繰り返しOS入れ替えも数度行っており、データは何も入っていない、って何度言わせるんだ!よ!? 好きなように消去なり書き込みなり部品交換なりしてください、って何度言わせるんだ!よ!?お!?」
と、うっかりついに言ってしまった。大声出したりテーブル叩きはしなかったものの、イライラっぷりが表に出たのは明白だよなぁ。
で、こりゃいかんので逃げるべく退散。なんで今日はこんなに話が通らないんだろ。
不眠とか断食とかで自覚なく脳がおかしくなっているのかな、とちっとばかり思って、まる1日連絡がない昨日の郵局問い合わせの件、もう一度郵局窓口を訪ねて確認してみることに。
折しも自分の脳/精神を確認するには都合が良いことに、集配課長以下窓口人員全て昨日とは入れ替わっていてもう一度最初から説明する必要がある。
でもって状況説明、課長を引き出し課長から国際交換局に問い合わせ、というところまで昨日よりスムースに進み、昨日の件で既にUSに確認済みだったのであろう、国際交換局からの情報がその場で手に入り、まぁ待ちであることは変わらないものの一歩進んだ情報は得られた。
うーんやっぱ脳や精神がイカれているわけではないっぽいよね。なんでApple Storeでどうにも話が通じなかったんだろ。
さて、ならばもういっちょやってみようか。
1日目の15日夜、「はー何ぢゃこりゃもーダメダメ、明日再訪問だ。」になる前に、Bluetooth問題に関して気づいたことがある。
Boot Campを導入し、Windowsが初回の起動をした状態、Boot Campアシスタントによる正規デバイスドライバのインストール前は、Bluetoothマウスがどれも問題なく動作するのだ。Boot CampアシスタントでBroadcomドライバがインストールされるとデバイスマネージャ上でBluetooth構成の表示が更新され、その途端以後は問題が発生する。
これ、やっぱりドライバファイルのせいだよねぇ。
「ドライバっぽいよね」の言はApple Store台北101のスタッフから得られそれを聞いていたスタッフも3人居るのでひとまず良しとして、日本の電話サポートにも相談して認識者を増やしちゃおうかな、という策略。
なんか今日はIP電話の回線品質が悪く互いにどうにも聞きづらい状態の中1時間半も付き合わせてしまい恐れ入るが、同じく「ドライバっぽいねなんとも」の言は戴いた。
また、R&D側に症例を伝えて戴ける、とのこと。
更に、担当氏の”内線番号”を戴いた。今件で追っての情報・要求があれば直接知らせてほしい、と。
割と完全に目的達成だな、ひとまず。後はなるべく早く、遅くとも再度保証の切れる来年11月までにはなんとか使えるようにしてほしい。
実は初め、電話サポート受付から専門スタッフに繋いでもらう際「他社製マウスが使えない問題についてはどうにもできかねる」と拒否されるところだった。
そこはそれ、もちろん前エントリでも記した通り、Apple Store台北101のスタッフが持っていた”Magic mouse 2″3台で同症状が出ることはしっかり確認しておいたので時間のロスなく繋げられましたよ。良かったよかった。