5年使い倒してついに買い替えたPC、Macbook Proだが、コヤツはUSBポートがUSB3.0なのだ。
コネクタの色はUSB規格推奨の青じゃなく白なんだけどな。Appleってこういうことするの好きだよな、まぁワシにとっては構わんけども。
ほんで、旧PCからのデータ移行でNASを使うのも遅くてなんなので、手持ちのUSB Flashを使った。
大量のカメラ画像を収めるために昨年買ったものだが、コレはUSB3.0品。今まで無意味だったのだが、今回ついにフルスペック出せるわけですな。
使うまでそんなことはすっかり忘れていたんだけど、やってみたらバカっ早! 数分から数十分覚悟していたGB単位のデータがササッと書けるし読めるしですよ。
やーすごいね、たしかに数字的には10倍の早さなわけだが、なかなか衝撃的。
ならばもっと活用したい、と思うわけで。
ワシは出張の時、500GBの外付けHDDを持って行っている。
国内だと出番は殆ど無いんだが、海外、大陸や日本のホテルだとVPNがつながらずファイルサーバが使えないことが多いので、入用になりそうなファイルを入れて持っていくわけでさ。
引退した旧PCには、今年買ったばかりの250GBのSSDが入っている。コレをUSB3.0接続の外付けHDDにしてしまおう、と企んだわけさ。
企んだのは実はもう3週間ほど前。材料を用意しないとならんので時間を要したわけで。
まずはUSBのデバイスコントローラが欲しいところ。コレは某所某方の御厚意を頂き、µPD720231AをEVB込みでご提供頂いた。
なんとこのEVB、非常に小さくてそのまま外付けHDDケースに組み込めそうな逸品。
外付けHDDケースは手持ちの500GBのものを使うことにする。
あとはコネクタとかケーブルとか小物をそこいらで買ってきた。
んで組み立て。µPD720231AはUSB-SATAブリッジなのでそのまま使えた。EVBもちょっと削って難なく収まった。
ケースはMini-Bなので、穴を広げて3.0 Micro-Bが通るようにする。
と、以上で非常に簡単に完了。
早速速度確認だ。
[比較] USB2.0 HDD
まぁこんなもんよね、HDDだし。
USB3.0 SSD
わはー早いぜぇ!
シーケンシャルで6倍、ランダムでは40倍も早いぞ! こりゃ今後快適というもの。
[比較] USB3.0 Flash
コレの早さをきっかけに出張用外付けドライブをUSB3.0にしようと思ったのだが、今回作ったUSB3.0 SSDより遅いな。特にランダムは結構大差。
なんだろね、安物だからだろうかね。
[参考] Macbook Pro 内蔵SSD
ヴァカっ早! 個人用途や事務用途では無駄なほどの早さだが、R&Dのオシゴトをする上ではありがたい。
AppleのPCはコストパフォーマンスがええやね。他社製品で同じ機能性能要求するともっとぐっと高くつく。
ワシは個人的にAppleにブランド意識が皆無で、先般仕事用にiPhoneを買うまで一切Apple製品を持っていない希少種だったのだが、今回のPC買い替えでちと見直した。ブランド意識は相変わらず無いが、コストパフォーマンスの良いメーカってことで。
ハードはいいんだけど、ソフトはなんとかしてほしいねしかし。同時押しキーがやたら多いとか、トラブった時に何が起こっているのか見えないとか、やたらに不可視ファイルを作るとか、他のOSと挙動の常識が違うとか、その他もろもろ。
1ヶ月使って、Windows 8.1には良い所も見つかって慣れてもきたが、OS X 10.10には未だ魅力が見つからん。
あと1, 2ヶ月は使ってみるつもりだが、それでも魅力がなければLinuxに入れ替えてしまうと思うぞ。