油麺焼きそば – 成功

先般、西門町に行った際に焼きそばを食べたことで、忘れかけていた焼きそばの食感を思い出した。
焼きそばの自作は移住間もなき頃に数度挑戦したが、汁っぽさが出て失敗に終わっているわけなのだが、思い出した食感をまた忘れぬうちに自作手法を確立しておきたい、と思い立った。
まーもうひとつ理由があって、紅生姜とソースが1年以上残っているのでいよいよつかわにゃまずかろう、というのもある。

具なんぞはどうでもよろしいわな。完全に同じものがいくらでも手に入る。ソースは輸入物しかないので超高級品だが、幸い残っているものがあるし、今後もほかの用途で買ってもヤヴァい品質になるまでに使い切らないだろうので、入手に困るものではないという扱いにする。
問題は麺だ。そりゃ輸入ものならあるが、アホな値段なので使えぬ。ここは普通の額で手に入る当地の麺を使わねば。

以前失敗を積み立てた際に、あらゆる麺は使った。スパゲティや蕎麦まで試した。
汁っぽくて失敗ではあったものの、見た目的に最も可能性があるのは”油麺”だ。中華麺だし、太さ・固さも良い感じ。かんすい麺ではないが、やむを得なかろう。かんすいは体に悪いってことでかんすい麺は売っていないからな。

具は、残っていたキャベツと玉ねぎ・ベーコンでいく。ソースは上述の死蔵とんかつソースで。

さて作成。
まず何より、水分を徹底的に抜かねばならないだろう。
麺は固まっているので湯通ししたりしてほぐすのだが、ここはフライパンに水を少量入れることでほぐす。
前もそうやったのだが失敗しているので、今回はほぐした後にガッツリ焼く、焼き付けてしまうことにする。
ほぐした後も混ぜながら数分炒める。さらにフライパン全体に広げ、1, 2分焼き固めるつもりで混ぜずに焼く。
それをひっくり返し、反対面も焼き付ける。
さらにほぐし、混ぜながら炒めているといったんほぐれた麺が粘りを帯びて混ぜづらくなってくる。これで終了。焼き付けてしまうつもりでやったのだが、存外焦げたりはしない。

そしてソース投入。
実は4度やったのだが、最初2回にとんかつソース、後2回に中濃ソースを使ったところ、とんかつソースのほうがより焼きそばになった。ということで今後はとんかつソースを買うべし。焼きそば用ソースが手にはいりゃいいんだが、贅沢は言えん。

あとは別に炒めておいた具と合わせ、ソースを足してさらに炒め、ソースの水分を抜いて完成。

油麺焼きそば

ホワイトバランスがずれて青っぽいが、見た目はカムペキ。
食してみると、ソースのせいかやや味が違うが食感はかなり焼きそば! 成功だ。
これは成功1作目で、もやし&マイタケ版などもやってみたが、どれも焼きそばといえる仕上がり。これでOKだな。今後はソース以外は輸入物に頼らずとも焼きそばができるぞ。

過去の失敗から、油麺ではどうにも成功しないんじゃなかろうか、という予想も持っており、うまくいかなかったら次はパスタ(Spaghetti)かうどんを重層水でゆでて使ってみようか、なども考えていた。
無事油麺でうまくいって何より。

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油麺焼きそば – 成功 への4件のフィードバック

  1. K2 のコメント:
  2. Pote のコメント:

    K2様こんばんは。

    あぁ、こりゃええですなぁ。粉末ってところもスヴァラシい。
    麺が確立できたので是非ほしいところだな。
    こっちでは、あったとしてもNTD1400とかふざけた値段になりそうだから、何か手段を考えねば。

  3. K2 のコメント:

    どーせ生産は大陸なんだろし、直接入手できればいいんだけどねー。

  4. Pote のコメント:

    K2さまこんばんは。

    日本行きの機会でもあれば一発解決なんだが、目下機会はないんだな。
    来客でもあれば持ち込みをお願いしてしまいたいところだが、目下日本からの来客予定もないんだな。
    1kgの空輸だと高いし、なんともなぁ。
    まぁそのうち入手の機会もあるでせう。

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