今日は香港への移動と、数年来の馴染みなのに一度も顔を合わせたことがない部品ベンダー氏との初面談ですよ。
まずは朝5:30起床、カップ麺食って着替えてロビーにおりると、訪問先で手配してもらった車が到着済み。チェックアウトして出発。
ただ、チェックアウトの仕方が初めてのやり方。
カードRMB400のデポジットを納め、実際の会計はRMB232でそれも同じカードでの支払いだったのだが、
想定 : RMB400の請求を取り消し、RMB232を再請求
宿の対応 : RMB400-RMB232=RMB168だけを請求取り消し
こんな方法。恐いからやめてくれよ。確認端末にRMB232って出てたし、RMB632取られそうに思えるじゃないか。
実際そういうこと起こりそうだしな。後で確認してもしそうなったら訪問先に入ってもらって断固回収してやる。そういえば領収ももらっていない気がするな。やっぱまだまだダメだな大陸は。高級なところとそれ以下で差がありすぎ。
ま、ともあれこれで少なくとも一旦はサヨウナラだ。
7:00空港到着。しかし、チェックインカウンタがどこかわからん。
見つけたチェックインカウンタに行ってみると「香港行きはまだ開いていない。7:00からなので少し待ってあっちへ行くべし。」と指示される。
7:00はもう過ぎているじゃないか。それに出発1時間40分前でチェックインカウンタが開いていないなんて初めてみたぞ。
まぁでもやむなくチェックインカウンタの手前の荷物検査場のすぐ脇にあるコーヒー屋で待つ。
・・・こっちでは7:15からになっているし。いい加減さが徹底されているな。
さらに、実際にチェックインが始まったのは7:25頃だったりする。
んでまぁ8:20に搭乗して待つ。でも待てど暮らせど動き出さない。
やがて9:20、なぜかしっかりした食い物が出てくる。ピータン粥。
で、しばらく経つとアナウンス。「業務の都合で20分後に出発」だと。なんだよ業務って。まー遅刻か長電話だろうけどな。
ここまで徹底するともう当然9:40には動かない。出発は10:00である。
なお、ここまで誰も遅れに関しては何も言わない。すげぇな。よく運営できていると思うよ。
あーもちろん『遅れに関しては』何も言わないだけで、機内は大声での会話・大声での電話(電話の電源を切ったりはしない)・たくさんいる子供らは大騒ぎ大泣きであり、各個がそれら騒音に負けぬ大声を張り上げるので阿鼻叫喚である。覚悟はしていた。でも耳栓持ってくるのを忘れてしまってめちゃめちゃ辛い。
搭乗待ちの時点でも、後ろのおっさん(複数)がものすごい大声で切りなく話していてもうその時点できつかったけどな。
機内で寝られるといいな、なんて不可能に近い期待をすこーしもっていたが、当然できるはずもなく香港到着。もう12:00回ってますけど。
ベンダー氏には10:50香港到着予定、と伝えてしまったので困っておろうな。合流は羅湖なのでまだかかる。
案の定、電話のフライトモードを解除したとたんにSMS。お詫びして後ほど到着時刻をお知らせする、と返信。
イミグレーションは大混乱。
当たり前っちゃ当たり前なんだが並び方がめちゃめちゃ。というより行列をなしていない。
団体客の1人でも前に出れば団体全員が割り込むし、言葉だとわかりづらいが、複数窓口に対して1列で待つ、という他国のチェックインカウンタのような並び 方は想像もつかないらしい。で、がんがん遅れまくってたいして人数も多くないのに結局香港に入ったのは13:30過ぎ。あーあ。
移動は今回MTRを使ってみる。台北だとMRTだが、こっちではMTRっちゅうらしい。
空港線。MTRに組み込まれているが車両も高級でちょっと、いやかなり高い。空港から一駅の青衣まででHKD60。
さらに乗り換えを3回こなし、14:30にようやく羅湖到着。
ちなみにここで一発バカやった。
トイレに行って改札に切符カードを入れようとしたら、カードがない。
探していたら後ろから来たおっちゃんが「切符ないのか? トイレ出たところで落としたんじゃないか? 落ちてたぞ。」と教えてくれた。
戻ってみたら仰せの通り落ちてた。手ふき&汗ふきの小さいタオルを出したときに落としたようだ。助かったよおっちゃんありがとう。
さてここで香港出国→中国入国だが、ここは外国人は別枠なので待ち列は普通。人数も多くなかったので深圳到着は15:00。
ここまで9時間もかかった。疲れた・・・
羅湖は7年前同様、中国側に入るとすごく中国な感じ。高級車が増えたり建物が新しくなったりはしているが、決して変わったようには感じぬな。
ここで電話して、ようやくベンダー氏と合流。
なんかもう慣れ親しんだ相手に思えるんだが、会うのは初めてなんだよな。ちょいと違和感だ。
まずちょっと喫茶店で休憩。彼の会社の社長に来てもらい、昼抜きのワシのために変な時間だが食事会してもらうことに。恐れ入る。
店は、なんと台湾料理。鹿港を名乗っていたが、メニューは一般的な台湾料理屋。
味は期待しなかったのだが、見た目や味付けが台湾とは違うものの、これはこれでかなり美味かった。予想外に満足。まーでも米は大陸のあの米なのでそこだけはあまり合わなかったが。
ベンダー氏とその社長には、持ち込んだ相談を検討依頼して先方からも要望を戴いた。
仕事はともかく彼に会うことが重要だったので、実はこの辺二の次なんだけども。
台湾料理屋の前にあった銀行『兴业银行』。”銀行”しか読めないし。
正解は”興業銀行”。知らないと全くわからぬし想像もつかんな。
さて食事後は、車でやや遠回りしてもらいつつ羅湖に戻ってもらう。
その過程で町の雰囲気とか施設とか眺めようと。いや、しっかり観光するには疲れ果ててしまいまして。
ということで19:00、羅湖到着。
羅湖中国側2Fの怪しいエリア。
明確な偽物とか果物売りとか、良い雰囲気だ。変わっていないな。
さて帰りはあの乗り換えをもう一度やるのは大変。空港まで寝ていたい。
ベンダー氏にバスで一気に空港に行く方法として、羅湖から1駅の上水から出ている空港行きバスに乗ればよろし、と聞いていたので、1駅だけMTRに乗って上水で降りる。
が、案内板を見ても空港行きバスがない。どう見てもどの案内を見てもない。
案内板の地図そのものをくまなく見てみると、正面のショッピングセンター隣にBus Depotという場所を発見。一応行ってみると、そこにもバス停がいくつもあってその中に空港行きA43発見。
待つこと15分ほど。バスが来たのでサクッと乗り込む。
運賃はHKD29.2だが、小銭の持ち合わせが足りないのでHKD20+HKD10の札で払う。釣り銭はないらしい。運転手は金を扱わないこのルールは台北バスと同じだな。
バス車内はこんなん。2階席。空港バスも2階建てですよ。
んで、涼しいしがっつり寝てしまい、起きたときには空港について止まっていた。焦って降りる。
寝ぼけてカメラと飲み物を置いて降りてしまい、再出発前ギリギリに取りに戻ったというハジュカシイこともしたぞ。
で、21:00ちょい前に空港に着いたわけだ。
早すぎるが、観光する元気がなかった。
そんなわけで空港のコーヒー屋で一番安いコーヒー1杯でチェックインまで粘りつつこの通りBrogエントリ作成中。
かなり嫌な客っぽいが、注文受けてくれた小姐がなんか折々サービスしてくれるのでいい気になって居座っておる。でも英語なんだよな。せめて普通話使ってくれないかな。
電池も切れてきたので今日はこれで終了。後は帰宅後で。
香港のMTR 綺麗ですね。台北のMRTの綺麗さにも驚きましたが..
我が地元の地下鉄の汚さは、かなり恥ずかしいもんだなと。
通勤仕様のロングシートじゃないのは空港線だからなんでしょうか?
記事中盤、銀行の名前 『興並』かと思いました。
治安云々とかよりも、やっぱり簡体字が分かんない不安が大きいので
大陸には当分御縁がなさそうです。
meihua様こんにちは。
> 香港のMTR 綺麗ですね。
空港線はMTRに組み込まれているが車両も高級でちょっと、いやかなり高いので例外です。
その他の路線はホームとの隙間が大きい台北捷運くらいのものといった感じでした。
> 治安云々とかよりも、やっぱり簡体字が分かんない不安が大きいので大陸には当分御縁がなさそうです。
以前挙げておりますが、そこいらの食堂で狙ったものを食べるのは無理でした。全く読めなくて。