そんなわけで先述のとおり先に固定IPにして、同様ならもう一度改善要求すべしということになった中華電信FTTB+VDSL & HiNetですが、固定IPをどう申請するのか、そもそもできるのかが分からんのです。
IPの固定は3度要求されて4度その方法を問うているのに毎度すべて無視なので、実は固定IPにはできないんじゃなかろうかと思うんだが。
しかしここに及んでIP固定化ができないとなっては進展しない。国内LANにNTD1300を2年間毎月払い続けるなど容赦ならん、ということでとにかくまずは必死の手持ちの書類及びWebサイト捜索。
とりあえずすぐ見られる申請書類から。
回線事業者である中華電信とプロバイダであるHiNetはなんとなく分けているっぽいんだけど、申請書類は共通でまとまっているのです。
で、数枚ある申請書の約款のうちに
『固定IP : 係指甲方提供乙方固定之IP位址。適用於ADSL網路型、ADSL多機型、新世代用戸光繊網路(FTTB)及數據電路固接式(依據TWNIC規定配發)。』
とありました。
なるほど、固定IPにできない、ということはさなそうだ。もしあったら約款違反でねじ込めるから被害は減るでしょうし。
ならば、ということで帰宅後Webページを捜索。
中華電信はあくまで回線のことしか挙げていないのであっさり終了。まぁそうだよな、IP発給はプロバイダがやるもんだ。
ということで続いてHiNetページを捜索。
ここは以前もそうだったんだが、ADSL, ISDN, 専用線のことばかりなのだ。今回もどう探してもFTTxのIPについては見つからない。
そこで一考。
HiNet ADSLには固定制と非固定制がある。PPPoEでの認証もFTTxと同じ。
ルーターの現在情報を見ると、DNSもゲートウェイもADSLと同じなようだ。
そこで、ADSLの固定IP申請を行うことでFTTxでも固定IPが使えるようになるんじゃないか、と。たとえうまくいかなくて怒られてもも再三の問い合わせを無視する中華電信が悪いんだろ、と逆切れできるし、他に情報がない以上間違っているならどのみち窓口訪問しなきゃいかんのだからやれることやっといたほうが無駄な時間が減るというもの。
しかも、PPPoEの固定IP申請はWebで出来て即時発行。
ということで早速申請してみました。
申請・問い合わせ・異動ページのADSL非固定制の項目から『ADSL非固定制-固定IP配發服務』を選び、約款に同意して用戸識別番号とパスワードを入れると、ほんとにすぐ発行。次のページでIPが表示されました。その表示結果のトップには『>>FTTB経済型IP配發状態』と書かれているので、どうもこれで当たりだったんじゃないかな。
ということであとはこの固定されたであろうIPで試してみるのみ。122.116.***.***となっているのでルートも違うかもしれん。
実はもう既に結果は出ているんだが、それはまた後のエントリで。