知れたこと、ということで放置していましたが、『紙入り肉まん(ダンボール肉まん)』が日本でも大爆発らしいですね。
で、この紙餡肉まん、「捏造でしたすみませんー」ってことになってるらしいですよ。
紙餡包子竟是假新聞 北京電視台公開道歉
邦訳はなんか面倒なのでどうかご勘弁。
要するに、北京テレビの『透明度』番組スタッフが現場に出かけ、機材・材料を全て運び込んで作ったフィクションであると。
しかしまー、これが捏造でも天下の国営放送もバンバン取り上げるところが党内でも不信をもたれている証拠に思える気がしなくも無いような気が・・・。
ちなみにこのネタ、10年前からあるそうで、実際7年前には私も現地で聞きました。
ご存じない方も居られるかと思うので『紙入り肉まん』を説明しましょう。
新聞紙やダンボール等の廃紙類を溶剤に漬けてボロボロに崩れるよう処理。
それをベースに豚肉を加え、包丁でたたく。すると粉っぽい感じの餡の出来上がり。
見た目OK、味いまいち、溶剤の薬害ありという肉餡でございます。安けりゃ売れちゃうんだろうな。
ところでその北京テレビの詫び文(うまくいかないのでリンク略)なのだが、気のせいか、なんか党に詫びている雰囲気があるのだ。
第一、捏造報道くらいであんな文章で市民に詫びるとは思えないのだけども。情報統制の国だし。
番組制作は外注だかパートスタッフだからしいし、ますます。
つまり今件、私の感想は、
『捏造を 捏造ですと 捏造し』
党はオリンピックに熱を上げているようですからね。