バイク修理

今朝スロットルケーブルが”ぷっちん”になってしまった我が愛車GD150、修理せにゃ動きませぬ。
で、昼休みにどこか近くのバイク屋に持ち込もうかと思ったんだが、暑くてたまらんのでパス。夕方に行くことにしました。

しかし夕方になったってさほど涼しくもならないのでした。残念。
でも強烈な日差しは無いのでまだ楽。


駐輪場から引っ張り出し、まずはちょいと夕食。勤務先ビル対面の餃子屋にて小さな肉まん(売り名は『小湯包』)と蒸餃・豆漿で腹ごしらえ。
で、いっちょ気合いをこめて南港路へ出る。
南港路ならちょっと行けばあるだろ、ってことで研究院路へ向かって押していくと、200mほど行ったところに機車行発見。そこのランニングシャツに迷彩パンツなちと怪しいおっちゃんに声をかける。

おっちゃん、どうやら話好きらしい。
「ありゃースロットルスカスカだな。こりゃワイヤーがどうなってるかがポイントだな。外れてるだけならちょちょいと直るから無料だ。ただし、ワイヤーが切れてたら交換だからNTD700。どうだ、見てみるか?」と、一気にまくし立ててくれる。
そりゃ勿論見ていただくぞ。するとおっちゃん、ノリノリでプライヤーを持ち出してきてスロットルケーブルを外す。ワイヤーを引っ張ると・・・
「ありゃー残念切れてるね。NTD700だよ、直すか?」
グリップから50cmほどのところでぷっちり切れてしまっておりました。
6000kmをフルスロットル多用で走ってきたから、ケーブルも負担かかってたんだろうな。
直さない、なんて答えはない。おっちゃんの快活さも気に入ったので修理依頼。
ついでに、週末から動かなくなっていたスピードメーターと、交換時期をとうに過ぎたオイル交換を依頼。
「おっしゃわかった、すぐとりかかったる。でもな、カウル外さないと交換できないんだよ。1時間経ったらまた来なさい。」とのこと。

あっついのでいったんオフィスに引き上げ、19:00から1時間涼む。
ちなみにこのとき、エレベーターホールでこそこそ電話している小姐が居られた。たぶん隣の会社の方だろう。
で、その小姐、再度出かけた1時間後にもまだ電話しておられた。すげぇな、1時間以上こんなところで電話しているとは。

再度件のバイク屋へ到着。どんな様子か声をかけると、
「戻りが早いな! まだだよ。もうちょっとゆっくり来なさいよ」と。
まー話す内容は乱暴っぽいのだが、下町職人の売り言葉みたいなもんで腹が立つような態度の悪い言葉ではないので結構楽しい。
隣の家具屋を5分くらい冷やかして店の前に戻ると、
「おぉ、あと1分だ! そこでもうちょっと待てや。」と。
イイねおっちゃんノリノリで。組み付けだけでも当然1分で終わるわきゃないんだがそのセリフはイイっすよ実に。
で、そこからカウル組み付け・オイル補充をして完了。もちろん実際には5分程かかっております。
オイル補充中、おっちゃんからの一言。
「オイル落したんだが、量少なすぎるぞ。もちっと気をつけないとエンジン壊すぞ。」
ありゃ、そんな減ってたか。前回花蓮で交換したときにはきっちりレベル通りだったんだが。
漏れているわけではないそうなので、交換の遅れか高温下での200kmほぼフルスロットルとかが良くなかったんだろうな。

なお、スピードメーターが動かなかった原因もワイヤー切れ。ワイヤー類はもうきつかったんだろうな。交換したのでこれでしばらくOKだろう。

で、修理完了。要した費用は、
スロットルワイヤ交換 : NTD700
スピードメーターワイヤ交換 : NTD250
オイル交換 : NTD250
計NTD1200。毎度思うが、安いのぅ。
初期費用(車両購入)は結構するんだが、メンテ費用が安いというこの文化は実にいいと思う。車両は初期性能よりメンテ維持のほうが重要だと思うので。
時間もかからないし、気楽にメンテナンスに出せるのはいいことだと思いまする。

そんなわけで帰宅は絶好調。ほんの少しあったスロットルの引っ掛かり感も皆無になって快適そのものだ。
いやしかし、あの店のおっちゃんは良かった。勤務先周辺でトラブったらまた行こう。

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バイク修理 への1件のコメント

  1. ピンバック: ひろぐ

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