台東往復旅行 1日目

そんなわけで今日は台東行きの初日。
予告のとおり、1日で台東市を陥れるのだ。
うまくいって時間が余ったら、前回通り過ぎた各観光地を巡ってみることにする。


まずは出発。
5:00に出るつもりだったんだが、準備に時間をかけたりグローブがなかなか手に入らないなどあって、結局6:00に出発。
まぁこれでも見積もりの10時間で着けば16:00に着くわけで、一先ず2時間くらいは急がず普通のペースで行ってみよう。
出発時のODDはこの通り。

3468km

相変わらずの頭ずれですが、3468kmなわけだ。ガス残量は半分ほど。宜蘭で給油だな。
台北の天候は雨。どうも長距離移動の初日は雨だな。

東回りなせいか、混雑もなく快適に基隆東まで抜け、海っぺりに到着。

基隆市の東

立ち寄ったセブンイレブンで行先を聞かれ、台東だと答えたらすげぇ言われましたわ。400km弱じゃそうたいしたこともないと思うんだがなぁ。

やがて台北縣を抜ける直前になると、雨も上がって少し晴れ間が。

宜蘭手前

しかし路面がぬれていて対向大型車の跳ね上げが嫌なのでまだ雨装備。
宜蘭市に入って少し行ったところで路面も完全に乾いたので、給油を兼ねて雨装備解除。
しくぁし!蘇花公路に入って少し進むとまた雨。再度カッパ着用。

なおここまでで約2時間。まぁいいペースなんじゃないかな。急ぐほどのこともなかろうて。

しかし蘇花公路はやはり難所ですな。遅い先行車を抜くのが大変だ。
ともあれ、10:30に太魯閣渓谷到着。

タロコ国家公園

おぉ、タロコまででこの時間なら結構いいんでないかい?
というわけで太魯閣国家公園観光だ。

さてこのタロコエリア、めっさ広い!

全景

遊歩道など完備ですが、今回はそれほどの時間はないので展示見物だけとしませう。

台湾にはヒョウがいる(いた)らしい。

台湾雲豹

ちっさい。大きな猫くらい。1000m-1500mの山中にいるそうな。
1980年代中頃から開発のために更に高地へ住処を移してゆくとともに数が減って見られなくなり、最後の目撃は玉山付近だそうだ。

台湾の原住民マップもありました。

原住民地区

おー東側は殆ど原住民地区じゃないか。発展度とも一致しているところがまた何とも。

さて、今回はこれまでで再出発。路面が乾いたので、またカッパを脱ぐ。

そういえば花蓮、曾家[米麻][米署]という餅屋がいっぱいある。というかほかの名前の餅屋もいっぱい。前回の一周でも気付いたんだが、どうも原住民地区は餅屋が多いようなのだ。餅好きなのかな。
大根もちなどではなく、日本と同じく米を臼と杵で搗く。まったく同じなのだ。
でもって今回、小腹が減ったこともあって花蓮脱出前にちょっと寄ってみました。
おばちゃんと、日本語が少しできる小姐がいたのですが、2人とも試食だサービスだといろいろくれるのだ。餅だしけっこうたまるっす。
和菓子みたいで結構うまかったので、オフィスへのお土産用に少々購入。
で、再出発しようとしていると小姐が駆けてきて、更におまけが。

大福

「1日しか持たないから今日食べてください。こうして(紅豆のほうのように)少しつぶして食べます。」だそうだ。
折角なのでその場で食べてみた。
紅豆のほうはまさに大福。花生のほうは、台湾に詳しい方はご存じと思いますが、ペースト状ではありません。
ピーナッツの粉が入っています。きなこ餅の表裏リバースと思えば大体あたりだ。
どちらも普通にうまかった。ちょっと懐かしい感じだし。

ついでに撮った、隣のレストランのペットと思われるジャーマンシェパードの子犬たち。

チビシェパードs

足太っ!でかくなるのが約束されてるな。

再スタート。鹽寮手前でいよいよ海岸沿いのGSもないエリアに入るので、前回の経験を生かして給油。
ここでもどこに行くのか聞かれたけど、さすがにもう驚いたりしませんな。

でもって北回帰線を過ぎて台東縣に入るとすぐにまた雨。かくしてまたまたカッパ着用。
でも三仙台に着くとまた路面が乾く。で、三仙台でまたまたカッパを脱ぐ。

三仙台ではやっぱり秋刀魚食わねば。
しかし、ほかのものも気になるな。

飛魚

トビウオのほか、アジもあったのですがいずれもデカ過ぎ。既に餅食べてるしなぁ。そんなわけで前回同様サンマだ。

前回ボケボケだったので再度

ついでになんかわからん野菜のてんぷらもいってみました。春菊っぽい味でなかなかいけましたが、多いよちっと。
ちなみにここで宿から電話が。
「今日本当に止まりますか」とリコンファーム。キャンセル待ちが出ているようだな。手配しておいてよかったよかった。

そして三仙台を出るとまたすぐ降雨。またまたまた雨具装備。

東河包子も買おうかと思ったんだけど、大雨の上大行列のため断念。まぁまだまだチャンスはあるさ。

前回通り過ぎた『水往上流』も行ってみました。

手前から奥へ流れている

あんま期待してなかったんだけど、旅行誌の写真より感動がありますわ。まー寄ってみて良かったと思う。
でも・・・側溝だな、こりゃ。

奇景

おーすげえすげえ、と手放しで喜んでもいいんだけど一応思う理屈としては、ここは下り坂がきついので、若干下っている流れよりさらにきつい下り坂のせいで錯覚が起こるんだと思う。
ちなみにここでまた路面が乾いたのでカッパを脱いだんだが、再出発してすぐ土砂降りでまたまたまたまたカッパ着用。

ここまで来ればすぐ台東市、ちょっと走ってゴールインであります。
到着時刻15:00。早かったなぁ。

一先ず荷物を置いてちょっと小休止したら、実に良いタイミングでtw_dot_comししょーから電話が。
16:30台東駅待ち合わせでクルマに同乗させてもらい、夕食ご一緒させて戴きました。モノは前回教えていただきながら見つけられなかった『鳥の丸焼き屋の刺身』。
鳥の丸焼きと刺身、スープを戴きました。

すげぇボリューム!実はこれ『半分』。
味はうまかったぞ。鳥の味が濃いし、肉が締まってる。飛べるんじゃないだろうか。こういう鶏肉はかなり好み。ふにゃふにゃなのはあんまりうまいと思えないんだよね。
で、刺身。マグロは入らなかったとのことでカジキの刺身でしたが・・・、すっげーうまい!
またしばらく台北のものがうまくなく感じるようになりそうだな。

オマケ。鶏丸焼き屋にいた猫。

野良かペットか

店にいるだけあってか、愛想がいい。

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