等外米

米の在庫が切れたので、昨日の買い物で米調達。
いつもは3.4kg $180の二等米を調達することがほとんどだが、昨日は安売りコーナーに4kg $130の”等外米”なるものを見つけた。

日本でも等級が3つくらいあるが、基本見た目とか割れくらいしか変わらんよね。まーもちろんその見た目や割れが食感や味に効くっちゅうわけだけど、値差ほどの大差はワシにとってはないんだな。
水分量で等級下がるとか聞いたこともあるが、後述するが水分量は3等級すべて同じなので関係ないっぽい。
こっちでも一等米を選ばないのはそのせい。二等米のほうが割れたのや白いのが僅かに多い気もするが、基本変わらんのでほならぐっと安い二等米でよござんす、と。
日本ではちょいちょい籾殻だの石だのにあたったが、こっちではそういう異物にあたったことがないのでますます一等を選ぶ必要もなくてな。
三等でも良さげだが、見たことない。等級が2段階しかないのかねぇ。

そんなわけで等外米。
袋の小窓から見る限り、二等米と特段変わったことはない。やや色が濃い気もするので搗きが甘いのかも知らんが、むしろもちっと糠臭がほしいと思っておったりしていたのでそれは歓迎というもの。
そこで今回はこの等外米を試してみることにしたぞ。

昨日は炊飯済み冷凍ストックが2食あったのでパス、でも今日はストック1個残してこの等外米を炊いてみることに。

はいこれ。
規格表を見るに、未熟の白い粒が多いんだろうかね。見たところ二等米と差はわからんが、比べてみると違うんだろうか。
CNSの標準規格はこちら。
市 售 白 米 的 等 級
うん、数値は大差があるが見た目わからん。
なお農林水産省の規格はこちら。
玄米の検査規格
玄米だけど。さっと探した中では精白米の規格は見つからなくてな。精白米は規定なしなんかのぅ。
傾向的には、日本は異物に甘く質の差に厳しい感じで、台湾は異物に厳しく質の差に甘い、ってな感じだろうかの。
実際両国で使った印象と同じだな。

クッソ不味かったときに備えて白米そのまま食べるのではなく念の為ストック中華丼を用意したのだが、やっぱフツーにいつもの二等寿司米と大差なかった。値段を考えればコレ常食で全く問題ないわ。
炊きあがりの色はやや濃く、糠臭がほんの僅か多い。我が好みには合うが一般的にはもうちっと精米したほうが良いんだろうな。
米の匂いは微妙な差だが二等寿司米より薄い。香米を5%くらい混ぜると一般的にはかなり満足できるんじゃなかろーか。とはいえ”5%混ぜる”ってのも一般家庭用途じゃ厄介っぽいが。香米も3kg $200とかでの販売ぢゃからのぅ、一俵できてしまうわ。

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