コマセカゴ研究 – 原理試作1

こんな構造でいけんぢゃね? 的なネタはうかんだので、早速原理試作カゴを作ってみたぞ。

すぐに試してみたいのではあるが、雨ばっかだし日中は仕事だしでFTはできない。
でもお手軽実験では行けそうな感触ではあるぞ。

粗く汚いのは気にしちゃいかん。いーんだよ原理試作なんだし。
磨いて色塗りゃきれいにはなるが本番の量産数個はアクリル樹脂で3Dプリントするんでやってもしゃーない。

既製品のオモリを外して心棒を抜き、砲弾型部分と蓋を取り出した。
オモリは切って外すのはしんどすぎでどうしようかと思ったが、そういや鉛の融点って330℃くらいぢゃん? 火で炙ったらすぐ溶けてポロッと。
かしめてあるので心棒が抜けず、Φ3mm近いステンレス棒なので切るのもきっつい、ってのは、カシメで薄くなっている部分をグニグニ曲げて疲労させたら難なくちぎれた。うん、オモリ溶かす必要なかったな。

で、ロケットカゴの風防部分を切り取って蓋に貼り付け。風防と蓋の段差は模型用パテで埋めた。
はじめは既製品の砲弾型部分から切り取るつもりで切るまではやったのだが、中の浮力体がガッツリ接着だか溶着だかされていて取れないので断念。
中には2錢≒2号の中通しオモリを入れて、蓋+風防部分の比重が水よりちょっと重くなるようにしてある。

んで、砲弾部分と蓋+風防部分を中通しオモリごとステンレス棒で貫通。
カシメ作るのはキツいので柔らかいビーズで止めたい部分2箇所を用意。黄緑ビーズの間は砲弾部分も蓋+風防部分も自由に動く。

砲弾部分の端には、針のハリスを通す切り欠きも用意してみた。でも要らんかもな。

まずこう開けて、砲弾部分にコマセ入れて餌つけた針も入れる。
蓋+風防を押さえていないと落ちてきてコマセ入れられないのが面倒。横合いに大窓開けて入れるようにすると楽そうだがそうすっと蓋する構造用意せんとならんのでまずコレでどのくらい面倒かFTしてみる所存だ。

投げての飛翔姿勢はこう。矢印が飛ぶ方向で針とオモリの方向。
針はカゴの中なのでハリスのみだが、ハリスは竿方向に流れるよな。天秤の効果がどれほどかだが、天秤やウキに絡みそうではある。まぁコレもやってみんべと。

着水後の沈降中はこう。
比重的には蓋が開くのだが、沈降中は赤矢印の沈降方向に対して青矢印の水流がかかるので蓋は開かない。

んで、設定タナに着くと、

蓋を押す水流がなくなるので水よりちょっと重くしてある蓋が開く。するってぇと針とコマセがだぱぁ、って寸法だ。
着水直後の不安定な一瞬に蓋が開いたりしないかという懸念があったが、着水直後は風防内に空気があるので即開きはせず沈降水流確保まで閉じていた。
まぁちょっとは漏れるだろうけど、ちょっとくらい構わん。複雑化して動作に不安が出るほうがはるかにまずい。

安いパン粉もって水のきれいなところへテストに行きたいが、近くの水のきれいなとこってぇと麟山鼻か貢寮だがもーとにかく連日雨なんだよな。
週末に新竹花蓮が雨降らんらしいが、水が濁っていると予定の深さでパン粉が撒けたか見えないし、どうしたもんかねぇ。

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