超音波カッター

昔、某工場の入退出システムをやったときから超音波カッターがほしいと思い、自社製品の商品設計のときにはいよいよ入用と感じて機能性能と価格を調べたんだがまず値段が5桁なのでちーとこれを今の利用機会で買うことはできんな、と諦めた。

やがて4桁のものが見つかったがまだ高い、$8000切ったら買おうとか思ったところついに$7900のものが出てきて、いやでもこれきっと模型専用でパワー低かろうし、$5000台になったら買おう、とか考えたらついに先月この機種が$5900で見つかりまして。先月ついに発注してしまいましたわ。

待つこと1ヶ月、ついに着荷したぞ。

思ったより軽め。
まぁ開けてみるべし。

ステーションとハンドピースの他、ACアダプタと替刃に説明書及び保証書と刃交換用六角レンチに加え、防刃手袋がついていた。
防刃等級はかなり低いので手持ちの防刃手袋使ったほうが安全ではあるが、まぁ使わんだろうな。

ハンドピースは小さめ。

刃も小さめ。まぁ小さい方が狙いの用途である込み入ったサポートを切るには使いやすいが、替刃探すのが大変かもしれん。
とはいえ替刃は20枚くらいついてきたので別売りの替刃は要らんかもしれんが。

30W、だいぶパワー足りない感じの数字ではある。
でも模型用はこのくらいみたいだな。

さてでは使ってみますか。

とりあえず1mm, 2mmの円柱を切るのは快適、感覚的にはバターやキャラメル切る感じだが、それより力を入れずに切れる。
だが、2mmくらいの板になるとなかなか刃が進まない。切れないわけでもないからナイフよりは良いしホットナイフよりきれいに切れるが、こういうものの場合はリューターに鋸刃を付けたほうが良い。
まぁ目的に対してはOKと言えよう。

ただ気になる点が、

微振動しているせいか、塊を削る切り方やこういう板状の部分を切ると切断部が砕ける。
使う部分によって工具を使い分けないといかんな。

というわけで、今回買ったモノには満足納得だが、万単位のものしかなかった頃に手を出さずに耐えてよかったと思った。
たとえもっとパワーがあったとしても、場合により切断面が荒れるとあってはがっかりしたと思うわ。

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