粉ミルク

いつぞや挙げたような気もするのだが、とかく当地は牛乳が高い。ニュースにもなり「他国より圧倒的に高い!」とされるほどに。
なのでバターとかチーズとか乳製品も高い。まーでもこれらは輸入があるので生乳ほど高くはないけども。

なので牛乳を使う場合にはワシは半額で買える豆乳を使うんだが、そりゃまやっぱり違うっすよね。それでも牛乳は高すぎて使ってられん。白シチューとか1lくらい突っ込むし。

最近餅つき機として使っているパン焼き機を買い替えたわけだが、先代は一度も本分であるパン焼きをせずに逝ってしまったので今回は”フランスパン風”なるパンも焼いてみたのだが、これがなかなかに宜しくて他のパンもやってみようかなどと思ったが、スキムミルクを用意せぇとかあるのよ。
さすがにそれはね。パンのためにそれにしか使わんスキムミルクとか用意してられないっすよ。
・・・いやしかし、スキムミルクの代わりに全脂粉乳なら他にも使えるし、輸入容易なので牛乳より安いのではなかろうか、と思いたち、昨日の買い物で粉ミルクを探ってみたのだ。

はたして粉ミルクは赤子用、小児用から老人用、病人用と多種多様。
まず味付けしたものや成分強化したものはガッツリ除外だ、もちろん。
すると劇的に減って脱脂粉乳数種と全脂粉乳4種しか残らなんだ。

まず前提っぽく、脱脂粉乳のほうがだいぶ安い。半額まではいかないが、2/3くらいか。
しかし脱脂じゃなぁ、豆乳と対して変わらんのじゃなかろうか。
ここは思い切って脱脂粉乳は一律除外だ。

さて全脂粉乳は4種しかないのであとは手頃なものをピックアップするのみ。
まずうち2種、”紅牛”ブランドものは$500/800gくらいでだいぶ高いのでパス。
残る2種はどちらもNestleで値段も$300/800gくらいで同等。しかもどちらもニュージーランド牛乳で作ったものだそうで添加等なし、差がわからん。
仕方ないので、残り2缶になっていて人気っぽい感じのした”KLIM”ブランドのやつにしてみた。お値段$330。

でもって早速、ストック切れにつき大鍋いっぱいに用意した白シチューに入れてみた。
36gを250mlの水に溶くそうなので、1缶で5.5l分ってことだな。生乳が5.5lだと$440くらいなので、豆乳より高いが牛乳より安い、といったところか。

出来上がった白シチューは、やっぱ豆乳モノよりしっかりシチューになっておる。
ただ気になる点としては、この粉乳、やや甘いんだよ。
今回は野菜の煮込み時に既に砂糖を突っ込み済みだったのだが、次回は砂糖入れずにこの粉乳の甘さだけで済ませるべきなんじゃないかと思った。

値段についてはもちっと安く上がらんもんかなと思うが、輸入する分ここは致し方ない気もするわ。

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