燃料系全滅

先週動力伝達系をゴソッと入れ替えて$7350と相当な額を支出したわけだが、まーその甲斐あってその3日後の一昨日朝に台北市へ向かうために乗り出したらガツガツせず非常にスムース。うむよろしいな。

・・・と思ったのも束の間、橋を登りきった直後に回転が上がらなくなり失火、再度かけ直してもスロットルを開けるとすぐに停止、全く動かない。
細い二輪路を登りきった直後、というのが非常に辛い。淡水河を渡る長い橋を延々押し歩き、萬華手前の上り坂を必死で押し切って萬華側に下りたところで駐輪&WeMoに乗り換えひとまずはオシゴト。予定より1時間も遅れたわい。

ほんで昇龍国際車業に連絡。
老齢には押し歩きで橋渡るのは無理っちゅうもんで持ち込みはできないが確認と修理を頼みたい、何か方法はないか。と。
“まずは駐車現場まで行くので、軽症ならその場で手当て、重症ならトラック手配する”との応答で、行ってもらったところその場手当ては店舗までの応急もできないとなり、移送トラック手配となった。

でもって数時間後の7日夕方近く、担当からの状況連絡が来た。

まず直接の原因は、燃料に水が入ったことであると。

多いな。こりゃダメだ。
しかもこの水、色がおかしい。なんで茶色いのか。
燃料系に錆とか出ている可能性があるし、そもそも水が入るのがいかんので続いて修理を前提とした詳細確認をしてもらう。

更に3時間後、再度連絡あり。

ウヒャーこいつぁいかんわ、サビサビやん。いやもうサビサビ通り越して崩壊しとるやん。
で、この一帯の錆が雨等の水に溶け出し、裂けた燃料パイプから混入、というのがストーリー。
要交換部品は以下であると。

「進氣岐管裂痕」更換價格850$
「化油器」更換價格4900$
「油箱」更換價格3600$
「汽油浮筒」更換價格950$
「油箱蓋」更換價格1200$
「油箱支架」更換價格650$
「油漏斗、油管」更換價格1300$
一共13450$

ぐぬぬ、多いな。
しかも化油器、キャブレタまで逝っているとか。そらキャブレタは高いわなぁ。燃料タンクが高い気もするがまぁそんなもんかも。
で、総額$13450ですぜ。先週のクラッチ&プーリーと合わせて$2万超えですやん。そらね、もう部品入手にも問題が出るほど古いし第2の行きつけのおっちゃんには「もう20年ものだし買い換えるべきだよ」と言われているし、廃車にして”新しい中古車”を買ったほうが良いっちゅうもんだ。
今年いっぱいは耐えてもらって来年早々に買い換えようかと思ってはおったが、半年繰り上げっちゅうことでな。

だがしかし、時期が悪い。
只今絶賛什器修理期間で、空調とかトイレとかシャワーとか交換しまくりでガンガン出費しておるところで、今$数万を出す余裕はありませんぜ。
やがては家主殿より精算される出費ではあるが、淋浴拉門とか雨漏り修理とかは金額も完了日も未定なので精算がいつになるかが見えない。”向こうxxヶ月の賃料と相殺しましょ”となることもありうるし。
雨漏りは改善まで長引く可能性も高いしな、確定精算には相当な時間を要することも考えられるわけで。

利用頻度を考えて6ヶ月位ならWeMoでしのいで車両買い替えも良い手だが、台北市内は良いのだが最近自宅オフィス近辺では空車が少ないという問題もある、とか、WeMoで凌ぐとその間環島はもちろんちょっとした遠出もできないんだよな、とか、今放棄すると先週やった$8000の修理は完全に無駄になるんだよな、とか細々だが粗く考えた末、今回は泣く泣く修理することにした。
数年前にエンジン周りOH、先週駆動系、今回燃料系、電装やステアは割と手を入れているし主なところは全とっかえ状態、まぁここまで直せばあと1年位は保ってくれるだろう、と期待して来年夏頃に車両買い替え予定に変更だ。

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