Brining

さすがに先月末のような毎日ではないが、今も引き続き鶏肉食いまくっておる。
もちろん変わらずむね肉であるぞ。
世の常識ではむね肉はゴミ部位なので常識人の皆様は様々工夫しておられますな。まず片栗粉をしっかりつけるのはごく基本。これをやるとぬるっとした薄い衣がつくので美味いんだそうだ。
もちろん異常味覚のワシはそんなことはしない。いや実は10回か20回くらいやったんだが、どうも食感が気に入らないのでやめた。手間はさほどでもないがなぁ、ありゃダメだ。
まぁでも極稀だが人様が召し上がるものを作ることがあるのでそのときには忘れず片栗粉をまぶすべし、と肝に銘じておこう。
でもあたしゃ牛豚魚と同じように塩コショウで焼くとかが美味いわ。

さてそのまれに人様に献上する際だが、片栗粉まぶしは超基本だがこれをやってもやっぱり食えたもんじゃないという話はよく見聞きするわけで。
なんかさ、もっとドラスティックに改善する方法はないんかね、と興味が薄めなので人任せでWeb検索とかしたら、”ブライニング”なる方法があるとか。なんでもそらもうものごっつ劇的改善、しっとりジューシーでぐんと美味しくなる、とか。
ふーんじゃーやってみて常識人の方々に振る舞う際の知識をつけておくか、と。
いやだがしかし人様に振る舞う際にはそもそもゴミである鶏むね肉とか使わないか。まぁでもどうもならん場合があるかもしれんし。

ブライニングはBriningだと思うが、こういうことらしい。
浸透圧を高めた水につけるわけだな。簡単。
しかしこんなことすると味が薄れそうだが、ならんのかね。ま、やってみんべし。

指示通り水200mlに塩砂糖各10gを溶かし、切った鶏肉を投入。

これでOK。冷蔵庫に突っ込んで2時間。
焼くべく水を抜いて取り出してみると、水の粘度が高くなっていて鶏肉もヌルヌル。うむさもありなん、ここまでは成功だろう。

塩水に浸けたので塩は省略してみて、胡椒だけ振っておく。

いやーこれすごいヌルヌルだわ。正直気持ち悪いくらい。
まぁでもこれこそが”しっとりジューシー”のキモなんだろうし。

ほんで焼く。
鶏むね好きのワシにはどうにも合わない感じがするので、保険にニンニクチップを用意しておく。
おろしポン酢タレにしたかったのだが大根ストックがなく、買いに降りるのもメンドーなのでわさびポン酢で済ませた。

完成。

感想は、しっとりジューシー、ってのはわからんが、鶏肉のあの食感、おそらく皆様方が”パサパサ”と表すアレはなくなっておる。
味は、想像通り薄くなっておる。塩分的な薄さじゃないぞ、鶏肉としての味が薄れておるのだ。まーそりゃ浸透圧高い水につけりゃそうだわなぁ。
で、総合的には”鶏肉味のカエルやうさぎ”ってな感じ。鶏食っている感じじゃない。

ま、”パサパサ”がないので常識人の皆様にはこれこそが美味いんだろう。簡単だし覚えておこう。
しかしワシ自身が食う際には二度とやらん。こんなん美味くないわ鶏じゃないわ。

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