散熱墊

いやはや大変な暑さですよもー。外に出ると溶けるというか焦げるというか。
マスク着用強制で入手難だわ手間だわ暑いわで避けていた捷運を一昨日久しぶりに使ったが、朝だというのに最寄り駅から日勤先までの数百mで滝汗意識朦朧となり到着後1時間はクールダウンだ着替えだで役に立たんぢゃった。

それも問題なんだが、もう一点、ここ数ヶ月の日勤は諸々あってものすご工数不足で、せめて効率化してロスを減らそうとPC2台モニタ3台で机上作業に注力しており、PCとモニタ各1を賄うべく自前のMBPを使っておる次第。
んでこのMBPがね、熱くなるわけですよ。

名前の割にハードに強いMicrosoftに比べてAρρ1eはハードショボいし、エラい人が「電池膨張は至極当然、宿命である」などと公言して以来ハード面は信用しておらんので。
このバッテリ然りキーボード然り、問題になってユーザーが大規模な動きを起こしてから無償交換措置とかし始めたが、そも商品設計時点であの公言をもとに行っているならそれで良しとはならんぢゃろ。そんなだからSDカードドライブは延々不調のまま廃止だしBluetoothは電源制御もできないまま放置だし。
なので交換機のMBPもバッテリ温度を35℃以下にしておきたいが、日勤先では40℃に達してしまうのだわ。これはいかん、また膨らんで要交換とかかなわん。
そこで自宅で使っている散熱墊を導入することにした。
散熱墊、日本語では何なのかわからんで調べてみたら、ノートPC用クーラー、とかいうらしいな。なんか長いな。

早速向かいの雑貨屋でNTD280ほどの散熱墊を調達してみたが、ダメダメだ。机に置くと単体でガタつく、PC載せるとそれもガタつく、載せたPCが滑る、散熱墊自体も机から滑る、ほとんど冷えない。
まー自オフィス/自宅での使用でダメなのはある程度覚悟はしていたんだけどな。

散熱墊、構造が簡単なせいかもー数多のメーカと製品があって、過去20種くらい使って失敗を繰り返して傾向がつかめてきた。
ざっくりなところ、安価製品はまずダメ。使えるものはNTD500以上が目安。
商品説明等が安っぽいのもダメ。高くてもダメ。明快に記すのは難しいが、説明のつくりがしっかりしているものはOK。個装箱のデザインを見るのがかなり確実で、ダメなものは個装箱のデザインがあかん。
まぁなんだ、一言にまとめると要は著名メーカのものを買うのがよろしい、ってな感じ。
単純なものだけにIC等デバイスでのごまかしが聞かず、機構とかエアフローとか地味なところにしっかり力を注いでいないとダメってことだな。

なお、現在板橋のオフィス/自宅で使っているのはCooler MasterのNOTEPAL I100、NTD499。
これ、3年使って今も現役、ガタツキもなくなかなかよろしいのだが一点不満が、あまり冷えないこと。
使わないとバッテリ温度42℃だが、これを使っても37℃とかなのでござんす。あとちょっと、35℃を上限としたいのよ。
まぁ板橋はクーラーが物故されていて日勤先に比べると暑いので、ここはもう少し冷える散熱墊を板橋用に買って、NOTEPAL I100を日勤先用にすればどちらも35℃以下を維持できると思うのよ。

そんで早速MOMOとPCHomeで良さげなものを探ってみると、目を引いた製品が。

SilverStone SST-NB04S

なんとも無骨なデザイン。説明も無骨。
でもこれは信用できる印象。こういうののほうが冷却力はあると思うし、構造もしっかり安定していそうだ。

問題は、この売価。$1265とかスゴすぎ。
でも他の良さげなものは$1390とか$2000とかなので、これでも安い方と見ることもできるわけで。
なので思い切って買った。また電池交換で数万請求されるよりはこのくらい出しておくべきかな、と。

今日12時ちょい前に発注、心配になるほどお便利なPCHomeなので16:30に着荷。
個装箱はしっかり立派なデザインと印刷。これはアタリっぽい感触だぞ。

早速日勤先で使ってみると、散熱墊本体も載せたPCもかなり安定。大変よろしい。
想像よりも載せたPCが滑るが、使用中に動くほどではないのでOK。
板橋に持ち帰り室温29.5℃環境でのバッテリ温度を見てみる。

Slot #1, Slot #2がバッテリ温度の様子。左右に2箇所測定ポイントがある。
多忙なのでかなり高負荷で5時間だかこのとおり、最高32℃ですよ。温度上昇2.5℃で大変優秀。
お高い品ではあったが機能性能は非常に満足。音も殆どないし掃除もラクだしヴァッチリだな。

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