このBlogは今はなきCSCBlogから始まりさくらサーバ/ドメインに移行して11年近く経つのだが、このさくらインターネットも問題があってだな。
登録ができているし当初はできたはずなんだが、支払いが基本カード払いであるにもかかわらず日本発行のカードしか使えない、という日本の徴収でよくあるパターンなのである。
契約時のカード登録があるので、請求がかかる→決済不能→怒りの銀行振込再請求、というのを10年くらい繰り返しておるわけですわ。
銀行振込のためには6000円とかを日本の銀行に抜かれるのでえらく高くつく。そんで日本在住の方々に頼んだりするが一時立て替えのお願いをあわせてすることも多くなってしまい多大な迷惑がかかりそりゃもう大変。
さくらインターネットには何度か決済代行者の変更とか何らか決済できるようにしてほしい旨頼んではいるが、さっぱりですわ。
最近の応対は、
Q : 当初できていたはずのカード決済が、カード登録含めできなくなっています。おそらく日本発行カードのみの扱いになったのだと思われますが、登録/決済できるよう検討を何卒お願いいたします。
A : カード発行会社にお問い合わせください。
こんなんで、全く交渉にならん状態。『どーせ与信額不足だろカスめ』とか思っちょるんではなかろーか。
代行屋の株式会社ペイジェントの方針なのははっきり確実なんだよなぁ。別件で使っているGMOイプシロン、PayPal及びその他はフツーに問題なく決済できているし。
ただもう10年続けて完全門前払いじゃまったくもって期待は持てないわけで、ここはさくらインターネットからの離脱を考えることに。
.jpドメインは1年契約限定なせいもあってか毎年の更新/支払いで、次の更新/支払いは2019年1月。残り半年あるのでまだ先でもOKなのだが、後述の思うところあって異動を始めることに。
現状は、potech.jpはドメイン管理もサーバーも全てさくらインターネット。なので、
– Webサーバ異動
– ドメイン移管
– メールサーバの扱い
これらが必要。
メールサーバは、まぁ要らんわ。
将来必要になったとしてもそりゃ業務用として使うときだろうから、メールはG Suiteに管轄させたほうがラクというもの。
なのでAWSとかGCPとかのクラウドサービスでOK。AWSは現状オシゴト方面で使っていて慣れてきたところでもあるし宜しかろう。
そこでドメインの移管先検討だ。
候補はいくつもあるんだが、.jpの額はまず手近なAWSでUSD90/年。こりゃ高い。さくらインターネットがJPY4000/年なのでまぁUSD40くらいを目標にしたい。
ところが他のレジストラも、どこもNTD3000/年くらい。こりゃ参るね、USD55も多く払うんじゃさくらの銀行振込再請求に応じるのと変わらんわ。
だが一つ、唯一かも知らん、Google DomainsはJPY4600/年なのだわ。こりゃ決まりですわ。
さて、となるとGCPにしてしまったほうがGoogleにまとまるのでちっとラクかもしれない。
折しもAWSに慣れてきてGCPも使ってみるべきかと思ったところだったし、(同等性能なら)GCPの方が安くて高速、という話も聞いたし。
んだがしかし、”無料枠アリ”で比べるとGCPのf1-microってやつは恐ろしく非力で、ガッツガツ止まりまくるらしい。それじゃ最初期のCSCBlog時代と同じ問題になるわな。
で、一つランクアップするとAWSのt2.microよりだいぶ快適だが無料枠がなくt2.microの倍くらいの費用請求がある。
うぬぬ、GCPを使ってみるという目的もあるし初回利用はUSD300分無料だし迷わずGCPでやってみても良いんだが、無料分使い切ったあとでやっぱAWSに、とかなると面倒だし、悩むところぢゃなぁ。
ま、ここは後でもう一度悩むとして、目下決まりのドメイン移管をやってしまうことにするぞ。
まずはさくらインターネットでドメインの異動申請をする。Authorization code、日本語ではオースコードというらしい異動のためのパスワード的なものを出してもらわねばならんわけですよ。
さくらインターネットの場合、会員メニューにログインし、契約情報 – 契約ドメインの確認、と辿る。
ここで目的ドメインpotech.jpの”転出”をクリックだ。
すると個人情報云々の確認が出て、同意すると”問い合わせ”形式での移管手続きに進む。
実際問い合わせではなく移管の申込みなわけなので打ち込んだり選択したりする箇所はない。
唯一あるのは赤丸部の同意チェックをするのみ。で、”次へ”をクリックすると手配完了。受領のメールが届く。
ここまでを今日12:30頃にやったのだが、16:00になっても何ら応答なし。
営業日に人力手動でやっているんでしょうな。
なので今日はここまで。Authorization codeが出るまで待ちだ。