新製品発売

突然予定を狂わされ、3時間の空きができてしまいましたぞ。今は予定が狂うのが最も困るというのに。
まぁでもせっかく時間ができたので、半月以上ぶりにエントリ挙げてみる。

予てちょいちょい挙げている、開業後初の直接民生進出である我が新製品、ようよう2月24日に発売しましたのだ。
諸処問題解決で当初予定を3ヶ月おしてしまったが、結果は思い通りに仕上がったと思う。

Tric | iPhone用無線フラッシュコントローラ

iPhone/iPod Touchのみ対応だけど、綺麗な写真を撮りたいとかオークション用物撮りとか環境セッティングに悩むプロの方など、ご検討いただけると幸甚至極。

受注がPalPal決済のみなのが引っかかるかな、とは感じるが、ひとまずこれで様子見。
日本からの受注状況を見て、日本Amazonでの取り扱いなども検討したい。

さて以下は最後の”産みの苦しみ”。
写真とか無くて見た目面白みはないし、苦言とか多いので見るのはあまりオススメできないかな。

まずはアプリのApp store登録。

Apple Developer Programに参加して云々、となるのだが、最も謎かつ無意味かつウザいのが、
” 代表者個人のMail addressを登録せねばならない ”
これだ。
普通アプリは1人で作るわけじゃないので、アカウントとしてはグループアドレスで登録しておくのが宜しかろうというもの。
だがしかしだね、連絡先として代表個人のアドレスが要るのよ、ルールとしてではないかもしれないけど、実質的に。
で、そうなると代表であるワシは開発参加もしておるわけでして、グループアドレス宛のMailと個人宛のMailで同内容同文のものが常に二重に来ることになる。
もうホント、ウザいわ。

Apple Inc.、どこで買っても世界中どこでもサポートとか良い点はあるけど、それ以上におかしい点が多くて嫌だわ。
何度も修理に出してようやく使えるようになったMacbook Proも、最初の2回の修理では対応の感想を問うMailが来たのだが、2回めの回答で”しっかり調べて直すべきだ”的な不満足意見を出したところ、3度目以降では感想を問うMailが来なくなった。
うん。つまりこれは”Appleサイコー、俺たちサイコー、ウリナラマンセー!!”なところだ、ということだな。
不満足など許されない、ミエナイキコエナイなんだな。
以前所属していたS○ny Taiwanもそういうところだったからよう分かる。万歳万歳俺らバンザイ、で周囲にもバンザイ以外求めない。
英国王も自分の否定意見を見聞きして施政の参考にするためにお抱えピエロを常駐させて自分を小馬鹿にする意見を聞いていたというのに、実に狭量だわ。

おもいっきり脱線したがまぁともあれウザいけど登録は完了、アプリも配布できるようになってアプリ面では完了。
マーケティング用にプロモコード発行も試してOKを確認、万全。

更に、今年に入ってから、一部フラッシュユニットが引っかかって取り付けられない、という問題発覚。
さすがに世のすべてのフラッシュユニットを確認するわけにもいかんしということで2,3台を使ってOK出していたのだが、一部のコンタクトピン形状だと引っかかって取り付かない問題。
しかもそれ、古い形状だとはいえ今もまだ結構な数が出回っているとか。こりゃいかん、ということで緊急修正。
滑り込みだがなんとか組み立てスケジュールには間に合った。いやはや。

ここまで行けば製品自体は概ね完成、あとは受注や出荷に関する部分。

受注はWeb上で個別に受け、出荷は全て台湾から直送とする方針なのだが、送料の基準となる”重さ”は、
– 実重量
– 体積重量
この2種がある。
今回利用する郵局EMSは、体積重量は長さx幅x高さ[cm]/6000[kg]で算出する。で、より重い方で料金決定。
するとだ、この製品(Tric)の場合確実に体積重量のほうが大きい。

1台のiOS機で同時に利用できるTricは4台までなので、1台から4台までの任意の数で受注としている。
1台の体積重量は0.09kgなので、4台でも最低料金区分の0.5kgに十分収まる。
しかし残念、郵局の箱で0.5kg以内の体積重量のものでは最大2台までしか入らないのだな。
そこで暫し検討、4台がピッタリ収まる出荷通箱を用意することに。製品それぞれは個装箱に入っているので、通箱ぴったりサイズなら梱包材も不要で手間と副資材費用が要らなくなる利点もあるし。

ほんで先週通箱を発注したのだが、見積もり納期は今日26日。しかし、22日にこちらからPushして以降なんの音沙汰もない。
そこで先ほど電話して様子を聞いてみたところ、
「あーえーと、来週火曜に発送しますわ」
ですと。
うわぁやられた! 個装箱の実績と話の様子から任せられると思ったんだが、ダメだった、やっぱ中華だ。日々Pushするとか支払い代金押し付けるとかすりゃよかった。
予定に間に合わないことすら連絡してくれねぇんだもんなぁ、まったく予定の意義がないわい中華は。まぁこういう時に、「状況が変わったんだから仕方ねぇだろこんボケがぁうぁあ!」などと意味不明のブチ切れをしてくる朝鮮/高麗族よりはましではあるが、低レベルで比べてもねぇ。

もうやむなし、放置かなんかでモノが実際現在ないんだろうからな。
で、ひとまず10個先行納入してもらうことにした。が、まぁどうせ今から慌てて作るんだろうし、暗くなったころの受け取りだろうな。
はじめは、3月1日出荷予定分を今日繰り上げて発送しようか、とか作戦があったのだが、実行不可能ですな。

これは中華のみならず日本とかでも同じだが、連絡手段が偏る輩もかんべんしてほしいなぁ。
梱包副資材のエアキャップだが、Web上で発注したら数日後に何度か”携帯電話のみ”に着信があった。
記入必須だったのでやむなく携帯電話番号を入れたが、我が携帯電話はオフィスに居ると電波状態が悪く会話できないことが多い上に着信自体がないこともあり、外にいても移動中や会議中は出ない/出られないので困る。そもそも携帯電話は業務用じゃない。
オフィス電話もあるしMailもあるしFaxもある。Web注文なのでシステム上の会話システムもある。それら一切見向きもせずただひたすら携帯電話にこだわり「いくら連絡しても一向に応答がない」とか言い出すのは勘弁なんだが。
みんな、もちっとだけでいいから他メディア検討しようよ。コンプライアンスのなかでも使えるものはあるでしょ。ごく身近な人でも常時自分の都合と完全に合った状況なわけではないと思うぞ。

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新製品発売 への4件のフィードバック

  1. よし のコメント:

    こんばんは。

    新製品の発売おめでとうございます。

    製品サイトも拝見させていただきました。
    外部フラッシュを使ったことがない私でも、写真の違いが良くわかりました。
    そして、iphoneでも綺麗に撮影出来る事にも驚きました。

  2. Pote のコメント:

    よし様こんにちは。

    > 新製品の発売おめでとうございます。

    有難うございます、ようやく、であります。
    製品はそれなりに順調にできましたが、梱包包装で難儀し、販路設定で悩み、更に現在宣伝広告に苦心しているところでございます。
    せっかく電波法認証を通したのにUSと欧州がほとんどで日本からの受注が少なく、プロモーションを強化せねば、と悩んでおるところです。

  3. HAYA のコメント:

    初めまして普段は人物専門のカメラマンをしていてこれからの新しい表現方法を探していたところiPhoneで外付けストロボが使えるというこちらの製品にたどり着きました。一年前の記事ですが現在も取り扱いは問題なくしているのでしょうか?

  4. Pote のコメント:

    HAYA様、はじめまして。

    > 現在も取り扱いは問題なくしているのでしょうか

    USとUAEを除き、日本を含め全地域共通でブランドサイトTricflash.comのみでの直接販売を続けております。
    こちらで、受注終了となる・出荷日が過去になる・当該サイトがなくなる、などがない限りは受注を受け付けております。

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