我が老婆犬はよたよただがまだ外には出たがる。ろくに歩かんけど。
ただし、外にでる際につける胴輪は付けるのをものすごく嫌がる。よたよたが酷く座っていても片足上げができないせいだろう。
また、前足を掴まれるのをすごく嫌がる。これは昔から。
そんで今日、外に出してやろうと胴輪をつけようとしたがいつもどおり嫌がる。しかし付けねば出すわけにいかんので前足掴んでつけようとしたところ、おもいっきり噛まれた。流血だし、神経やられたか毒入れられたか数時間たった今も痛む。
だがね、ワシにとっての問題は傷ではないんだな。
歴代の犬猫に対する我が躾は徹底して、人を噛むことはいついかなる場合も決して許さん。
ヒト社会にいるがまともな権利がなくモノ扱いなのだから、そこだけは寝ぼけていても守るまでにガッツリ締めておかないと一生を過ごせないと思っておるんだな。なのでこの犬もそこだけは盲導犬並み、チビの頃を除いてあらゆる人を噛んだことはなかった。
今まではよたよたっぷりが目立っていてボケた様子はなかったので、小脳あたりがいっていて大脳は無事なのかと思っておった。
しかし今回まともに噛んだってことは、記憶や意識もいってるっぽいな。
5秒ほどの徹底折檻のあとはものすごいビビりっぷりなので、噛んだその時だけ染み付いた教育が抜けていたんだろう。
まさにボケの症状だよな。
間違って噛んだとかじゃなく、明確に嫌なことを避けるために攻撃したし。
いや、これはキツい。このことが傷などよりよほど痛む。
様々、対処を想定しておかねばのぅ。
人も犬も、年取るとガマンが効かなくなったりするからね。そういうのもあるんじゃないかな。
姐さまこんばんは。
たった今別エントリを挙げましたが、今日病院に連行しました。
問診触診血液検査等の結果、やはり老齢要因の脳の問題である、とのことで。
いよいよもって終りが近いようです。ついに家族が0になるんだなぁ。
そういえば”老人性我儘”は、まだスタッフのいた2年前あたりはあったなーと。
皆が食べている昼食をねだったり、いざもらう段になっても座れや伏せなどを聞かなかったりしたなぁ。ババァになる前にはあり得んことでしたわ。