大阪出張 6日目

大阪滞在も今日で6日目。出張で来ているのでもちろん今日も仕事だ。

朝5：30頃に突然目が覚め、行き詰まっているところの打開策候補を思いついた。ひょっとすると寝ている間に思いついてそのせいで目が覚めたのかもしれんけど。
んでその策を検討してみる。数時間粘ったがどうにもダメ。

でもって11:00、訪問先へ。
もう時間が切羽詰まって、どころか部材手配を考えるともう不可能の域に入っているので以前にも提案して却下された2つの案を無理に推すべく、検証レポートなど添えて提案書を作成。提案が採用されることを前提に、2案を平行して進めることにした。端から無理日程&無理企画だと思っていたが、もういい加減にけり付けないとダメだ。

以上、訪問先には17:30までしか居られないようなので、18:00前に引き上げ。
いったん宿に戻り、夕食に出ることに。

さて、今回は今日の昼を含め2回ラーメンを食べているのだが、どうもいかん。麺は完全なんだが、スープに納得いかんのだ。
コテコテなところを紹介してもらっているのだが、どうも薄い。台湾の偽ラーメンと大差がない。今日は万全を期してのご紹介だったのだが、単に塩分とニンニクが濃いだけだった。

そこで以前コメントで紹介いただいた、好みが分かれるほどのコテコテ店”無鉄砲”にいってみるぞ。

その無鉄砲、やや距離はあるが歩いていける様子。ならば歩くべし。
今まで気づいていなかったのだが、駅から宿までのアーケードの入り口にある横断幕。

カラー補装。”舗装”じゃないのかな。誤字だと思うが、実は”カラー補装”というものがあるんだろうか。

それはともかくしばし歩く。一駅先まで歩くと、店発見。
しかーし、

わぁ、行列である。5分見てみたが、進まない。
ラーメンは食いたいが並んで待ってまで食うのはイヤなので、今回はあきらめ。明日11:00頃を狙ってみようと思う。

しかし腹は減ったし、ここまで来たのでとりあえず何かよさげなものを食っておきたい。
とりあえず”SHINSEKAI”でも行って再度串カツ食べようか、と思ったのだが、”なか卯”に通りかかり、カツ丼と豚汁を見つけて琴線に触れたものでここに決定。

待つことしばし、カツ丼登場。まぁ美味いが、ちょいと足りないものがある気がする。
で、豚汁も登場。ここで足りないものの正体発覚。
豚汁ってぇと豚肉だしの味噌汁で、普通の味噌汁とはかなり違った味になっているものだと今まで思っていた。
が、この味噌汁、なんと豚肉の臭いも味もなく、普通の鰹だしや昆布だしの味噌汁で、具材のみ豚汁といった感じなのだ。つまり、肉の匂いと味がない。やぁびっくり。

実は全く理解できなかったので挙げなかったが、先般台湾にお越しの御客人2組、かなり多種の香辛料や野菜がダメとのことでどうにも食べて戴けるものがなく苦心惨憺したわけだが、その過程で「台湾の肉、特に豚肉は臭くて食えない」とも言われていたのだ。
肉は臭いがあって当然のものだし、それは日本でも変わらん。豚肉は高いものは日本のもののほうが美味いが、一般の安いものは台湾のほうが美味いと思うのだが。

つまりこれ、まだはっきりはしないが大阪の飲食店の豚肉は無臭なものが多いんじゃなかろうかと。
先般の御客人は1人は北海道出身で大阪在住、もうお一方は広島が本拠だが大阪に赴任中、という状態だそうで、大阪の飲食店の豚肉に馴染んで他が食べられなくなった、とか、どうだろう。
飲食店の、と限定しているのは、他数人の大阪出身の方々からは「台湾の豚肉は食えぬ」と聞いていないため。スーパーとかで売っている肉は東京や台北と同じ質の肉なのかな、と思ったわけだ。

ほんで夕食終了。
帰りに名無しのたこ焼き屋を見つけたので、所望してみた。10個200円だそうで。関東だと6個300円とか台北だと8個NTD120とかなわけで、気楽に買えるもんなんですな。スヴァラシイ。
買おうとしたら、柔らかいのと固いのとどっちにするか、と聞かれた。なんと、そんな選択肢があるものなんすか。
どっちが普通なのかとかどっちが人気なのかとか聞いてみれば良いものを、つい勢いで「んじゃ柔らかいほうで」とか言ってしまった。

味はとりあえず美味いぞ。ただちょいと外側に粘り気がある感じというか何というか、歯に詰まる感じ。

さて、明日は仕事漬けになるかどうか目下不明。
一応やれることはやって提案したし、休みにできると思うんだが。
首尾良く時間がとれたら、うろうろしつつやり残し(ほぼ食べる系だが)をこなしたい。