台北観光

元日である。
とはいえこちらは単なる年跨ぎ、一応花火が上がったり挨拶が『新年快樂』になったりするが、店なども普通に開いていたりとそれほど新年ムードはないのである。
で、ワシは休日を活かして日本からの客を案内して市内観光巡りをするのだな。

まずは10:00、ホテルにお迎えにあがる。
一発目は”COACH”の店に行きたい、というご要望。昨日市政府あたりのCOACH旗艦店に行ったが男物がなかったので探したいのだと。
ということで、MRTとバスで敦化南路のSOGOへ。
バスは結構ウケたが、目的のCOACHブースでは同じく女物しかなく目的果たせず。

続いて、我が希望により光華商場へ。SDカード故障対処だ。
幸い、行ってみたい、と言ってもらえたので、そこからさらにバスで光華商場ビル。
購入店に行って確認させたところ、不良発生保証対応を確認。しかし現在交換品がなく、ここに任せると交換にしても修理にしても1/4以降の戻りになるとか。
そりゃきっつい。で、他の方法としてはビルを出てちょいと行ったところにあるTrancsendの販売店なら対処できるのであるというので、そこへ移動。
問題のSDカードを出すと、ちょいと確認後即交換。OK、無事これで復帰だ。

続いて、頃良き時間なので昼食。ご希望によりフカヒレ&アワビ。
民生東路の”龍鮑翅”は数人数度案内したことがあるが、味と品質にバラつきがあるように感じていたので、今回は思い切って変更、長春路の”欣欣魚翅坊”を試してみた。
メニューは、妹夫婦が普通フカヒレと鮑のセットそれぞれ1份、母親が高級フカヒレ・鮑・龍蝦セット。これだけあると必ず余ると見込み、ワシ自身は飲み物のみ。

食べ終わりだが一応写真を。

かなり喜んでもらえた。フカヒレは別段いいが、鮑は是非また食べたい、とか。
思った通りかなりの量だったのでワシも戴いたが、個人的感想としては味は普通。
サービスは問題なく、気分良く食べられた。また、ワシは飲み物以外頼んでいないのだがチャーハン・食後の飲み物・デザートは4人分出てきた。あまりこだわっていないらしい。

次いで同じく客人の希望により南港へ。あの、象だの虎だのの山が見たいとか。
でも着いて昆陽站のガイドパンフレットを見せると、あまりおもしろくなさそう、ということで遠景で山だけ見て終わり。
個人的には、久しぶりに移住直後の住まい懐かしの南港に来ただけで満足。

南港在住の頃たまに行っていた『零食の舗』がなくなっていた。ちょっと無念。

近くの茶屋でちょいと休んで、士林夜市へ移動。これももちろんご要望に従い、だ。
食品街入口にある巨大な鶏から揚げを御所望されており、食してもらった後夜市の通りへ移動。一回りしたがあまり良い反応ではなかった。まぁそりゃそうだ、ワシも士林夜市は面白いと思わん。

さらに、龍山寺に移動してここでも夜市巡り。やや良き反応。

夕食は、なんと和食を御所望であったので、一か八か現居近くの新しくできた和食屋へ。
店内は、外から見えるテーブルとカウンタは日本風、奥の部屋は中華風。
混んでいたので中華風の部屋に入り、刺身定食2・焼きサバ定食1・天ぷら定食1を注文。
茶碗蒸しが出てきたが、意外なことに味は和風。良かった。具材はやや変わっているが味は普通、という評判。日本在住日本人が”普通”ということはかなりのもんだろう。
味噌汁はダメ。台湾味噌。
お通しっぽい魚丸の煮つけは、魚丸と台湾食材を使いつつもうまく和食に仕上がっており概ね好評。
刺身は、味はOKだが切り方はチョッピングで、ぶつ切り、との評判。
焼きサバは、なんかちょっと違う、とのこと。ただし魚そのものはかなりいけるらしい。
デザートに出たオレンジがかなり好評。甘くて美味いそうだ。

で、そのほかうなぎ手巻きずしとかサラダとかがあって、それを食して終了。
さて、問題がありますね。我が注文の天ぷら定食の天ぷらが出ていない。
まー自宅が近いし日本食材の補給も受けたので全くなんとも思わない。そのままするっとスルーして、帰るから、と勘定。
主菜の天ぷらが出ていないのはどうすんだ? と突っ込んだところ、全注文を2割引き + 天ぷら定食半額分NTD90引き、となった。うむおトク。

ということで以上。
明日はからすみと芋頭酥を土産に仕入れたいそうで、迪化街にでもご案内しようと思っておる。