今朝ほどパワートレインのトラブルで止むなく現場放置したスクーター、夕方から修理でござんす。
まずはバスで現場に行き、近隣で修理できる店を探す。
民権東路沿いだとかなり遠くになることは良く知っているので、ここは脇道に入ってみるべきでしょー。
するとさほど遠くないところに店発見。開いていることを確認して、故障車を押して戻ってくる。
ほんで「ドライブベルト切れてしまって、修理お願いしますわ」と申し出ますってぇと、店主と思しき40, 50年配のおっちゃん、
「なんでわかる? どうしてドライブベルト切れと判断した?」と。
「あ? そりゃベルトの欠片が開放口から出てきたからだが。」と答えますと、
「いいから、知りもしないで余計なこといわずにちょっと待ちなさい。見てやるから。」ですと。
うーわー嫌なとこ来ちまったな。勘違い頑固店主の店だよ。
そんなもん「なるほど、では見てみましょう。」とか言っておきゃいいじゃんか。嫌だね自分が最高で他は全て遥か格下と意味不明の勘違いしている系。
このままサクッと出ていってしまいたいところ山々ではあったが、他の店は見渡す限りないのでまぁベルトだけ修理させることにした。
しかしこちらとしてももう一発くらい彼を煽っておくことに。
「シールはもうダメなんで交換。前プーリーと遠心クラッチが逝っているかも知らん。見てくれや。」と。
もちろん彼は無応答。この手の人間の反応は皆いっしょですな。
で、作業開始。まずはケースバラし。
写真はガッツリ撮りますよ、あからさまに。こういう類は信用できないので。
で、彼のチェック結果は、
「ベルト切れのほか前プーリーがダメだ。シール含めて修理費NTD3500。」と。
なるほどやはりプーリー逝ったか。遠心クラッチ以外は見込み通りではあったな。NTD3500なら車両買い替え検討に値せず。全て交換しましょ。
故障フロントプーリー。ウェイトローラーがいくつか逝ってしまっておりまする。
ケースカバー。このとおり開放式。わかりづらい写真だがシールはボロボロ。まぁさもありなん。
で、部品が届くまで少し待ち、届いたらサクサクっと交換して完了。
完了の頃には多少店主と思しき彼の態度も軟化したようだが、やっぱりそう簡単には信用しないのであった。
傲慢な商売人なんざ小物だろ。ワシゃ今回たまたま故障状況を言い当てたが、そんなに詳しくない人も多いし、全く言い当てられない人に対しても状況や使用環境もなにも聞かずに勝手に修理とセッティングをするなんざ信じられんよ。
ということでさっと支払いを済ませて退出。
実はそのほか、オイル交換・カウル補修・排気検査をする予定だったのだが、ここでは任せられない。
ということでそのまま最近行きつけの店へ移動。
移動中様子を見てみましたが、回転数がずいぶん下がった。今まで6000rpmで50km/h程だったのが、6000rpmだと70km/hくらい出る。大分ベルト細くなってたな。
ということでスロットル開度が大分変わったのでちょっと乗りづらい。まぁすぐ慣れるだろうけど。
燃費も変わるだろうな。良くなるか悪くなるかはパワーバンドの問題もあるので不明。今までかなり良かったんだよねこれが。
そんなわけでいつもの店到着。「前に変えたタイヤの調子はどうだ」なんて話をしつつオイル交換・カウル補修・排気検査してもらう。
まだ3回目だがこの地の人達は覚えが猛烈に良いので馴染み扱いしてくれるのだな。座って茶を勧められてしまったのでさっきの店での文句をひとしきり吐いてみた。まー我が言語レベルは3歳児にも劣るので「あーなんか外人がわけわからんこと言って嫌な目にあったらしいぞ。まーテキトーに流しとくか。」程度で済んだでありましょう。
でもってともかく修理と整備完了。大分部品も入れ替わってきたな。