南部旅行3日目 – 美濃、官田

さて3日目、主賓の御要望により美濃鎮へ行き、客家文化を見て客家料理を食べるという予定になっております。
しかし美濃、スクーターで通りかかったことがあるのみなんだよね。ほとんど知識なし。
んで、既に経験済みであられるtsubamerailstar殿にちょいとお伺いを立ててみたところ、「高雄から行くのは30分に1本ペースでバスがあるので問題無し。しかし現地での移動は問題があろう。」とのこと。
出発直前にこの情報を得たので、レンタカーで行くべしという方針でひとまず高雄火車站へ。

高雄火車站には格上租車(CARPLUS)の出店があるのは以前から知っていたので、とりあえず行ってみて値段次第で決めよう、と。
ほんで突撃して聞いてみますってぇと、すぐに貸し出せるのは1600c.c.クラスで、NTD2600/dayであると。しかし今日借りて20:30までに返せば4割引だそうで、NTD1560だそうだ。
この値段なら借りてしまうべ、ということで借用サイン。

今日のツール

今日の足、セントラ。
初めの2,3kmはパワーのなさとブレーキのかっちりタッチに馴染まなくてちょいと難儀。

さてワタクシ車なぞ持っておりませなんだので、梅マークの道(高速)は走ったことがない。というわけでとりあえず一般道で行ってみました。
鳳山を越えてからは交通量も少なく快適で、高速使う必要もない感じで苦もなく美濃到着。

まずは御要望の客家文物館。

客家料理展示

客家料理。うむ、このへんを食べてもらえばOKだな。

傘のランプシェード

傘が名産らしい。母上は「子供のころこういう傘使った」と懐かしんで居られた。

小物展示

小物の展示。これまた懐かしんで居られた。まぁこの文物館はアタリだったのでございましょう。

文物館から美濃の風景

というより母上はこの風景までを懐かしんで居られた。要衝のころの風景に似ているのだと。

でもって13:00前と良き頃合なので、ここで町に出て昼食。内容はもちろんこれまた御要望の客家料理。

客家料理

野蓮の炒め物・炒美濃板條・客家小炒・干し豚肉(ベーコン風)炒め・キャベツ漬物スープ。
これら料理はほぼ気に入っていただけた様子。中でも豚肉炒めとスープは当たった様子でなにより。

ここで14:30、微妙な時間だしどこか行くか、ってことで40km内の知っているところとして潮洲・佛光山・烏山頭水庫を挙げたのだが、烏山頭水庫に行きたい、とのことであったので官田へ。

これまた一般道で行ったんだが、田舎道で快適ですなぁ。
母上としても今までの観光では都市部ばかりだったので、この景観は不快ならざる様子で、よかったのでありましょう。

ほんなわけで烏山頭ダム到着。数ヵ月前に来たので写真は挙げないが、八田像の回りが整備されて和風の門や柵を作っていた。となりにあったSLは湖側に移動され、専用スペースに昇格。これも造成中。

で、ひと渡り観光して高雄に戻る。戻りはせっかく車借りたんだし高速乗ってみるべし、と思い立って高速へ。
そして最初の料金所、何故か警官に叫ばれる。なんじゃ?
「前席、ベルトしてないぞ! あそこ(閉鎖中の料金所出口)に寄りなさい」と。
で、横を見ると確かに。最初にベルトするように言ったし、ダムまではしっかりしていたので油断したわ!
あ、と思って横を見てベルトしてないじゃんかと言ってしまい、母上慌ててベルト着用してしまったのでもう「ワタシコトバワカリマセーン」的逃げ手も使えまい。止むなくきちんと指示に従う。
で、罰単を拝領する。額が記されていなかったので聞いてみたら、「高速道路だからNTD3000だ。」ですと。うごぉなんたる大金! タマゲタ。

まぁとっ捕まっちまったもんはもう致し方あるまい。先にすすむと、『服務區』があったので寄ってみることに。
服務區、というのはサービスエリアらしい。他『休息處』というのもあるので、それがパーキングエリアに当たるのではないかと。

売店などの建物

中にも入ってみたが、日本のSAと大差ない。

駐車場

駐車場所も日本と変わらない。

以上。ここから一気に高雄に戻り、18:30に車返却。
一旦ホテルに戻ってちょいと一息いれたあと、夢時代に行って夕食にすることに。

夢時代外観

これが夢時代。なにもないところにぽつんと立ってますな。

夢時代敷地内

まぁでかいんだが、美麗華・信義新天地・京華城とそれほどイメージは変わらない。

でもってここのフードコートで夕飯。主賓のご希望により坦仔麺と相なりました。

今日の夕食

坦仔麺・肉燥飯・モヤシ炒め・滷味。余り期待していなかったんだが、なかなかうまかったぞ。

このあと、デザート文化を体験していただくべく豆花とかき氷を賞味戴いて、土産購入などして終了。

さて明日は台北へお見送り。途中左營で龍虎塔にお連れするのが唯一の観光。
お見送り後は犬を迎えにいき、バイク回収ついでに出勤し、夜は釣り仲間との夕食会兼顔合せ。やることは多いぞ。

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南部旅行3日目 – 美濃、官田 への4件のフィードバック

  1. tsubamerailstar のコメント:

    何かお考えがあってのことか?と私自身カン違いしておりました。だって大将は離島以外どこでも討ち入ってはるという先入観あるんで。(爆)

    >まぁこの文物館はアタリだったのでございましょう。

    それはえがったですねぇ。視覚的に追うだけでも見ごたえあるいい展示多いと思いました。私は別の意味で懐かしいなぁ。入り口前の池の風景とか「お、すげぇいい天気じゃん!」としげしげ眺めちゃいましたよ。
    またチャリで徘徊したいなと改めて思いました。真夏は死ぬと思いますが。(汗)

    >うごぉなんたる大金! タマゲタ。

    いやはや、何という不運でありましょう。ベルトで反則切られたって話は初めて聞きました。しかし、TWD3000って一瞬零の数数えちゃいましたよ・・・・(汗)

    ま、でも天気に恵まれて有意義な親孝行されてご同慶の至り!

  2. Pote のコメント:

    tsubamerailstar様こんばんは。
    台北に戻ってきました。ネムイ。

    > だって大将は離島以外どこでも討ち入ってはるという先入観あるんで。(爆)

    北部以外の内陸は結構穴だらけなんでございます。有名どころでは日月潭・阿里山・玉山とか穴開いております。
    というわけで美濃のご助言有りがたく参照いたしました。非常に助かりました。

    > 入り口前の池の風景とか「お、すげぇいい天気じゃん!」としげしげ眺めちゃいましたよ。

    天気良すぎで暑くてもう。バスで行ってたりしたらコンダクターとして×を食らうところでしたわ。

    > ベルトで反則切られたって話は初めて聞きました。しかし、TWD3000って一瞬零の数数えちゃいましたよ・・・・(汗)

    いやはや痛かったっす。600-1000くらいかと思ったら3000とか言われちゃって。
    現収入から比で数字出すと、30000円ほど食らった状態になります。こりゃイタいわ。

    > でも天気に恵まれて有意義な親孝行されてご同慶の至り!

    先週末までの予報では悪天候の見込みだったのですが、結局全部非常に天候に恵まれました。
    暑いとはいえ、やはり南部はこうじゃないと楽しさ半減ですよね。

  3. tsubamerailstar のコメント:

    >天気良すぎで暑くてもう。

    この前は台湾らしからぬ寒さで驚きましたが、逆に夏をチャリで駆け回っても死ぬぜこりゃと思いました。客家文物館から中正路までもまぁ3km強ってとこだったかなぁ。雨降りそうだったし、昼飯タイム逃しそうだったから飛ばしました。(汗)

    >いやはや痛かったっす。600-1000くらいかと思ったら3000とか言われちゃって。

    >暑いとはいえ、やはり南部はこうじゃないと楽しさ半減ですよね。

    基隆とかは逆に晴天で戸惑うとか、(笑)

  4. Pote のコメント:

    tsubamerailstarさまこんにちは。

    > この前は台湾らしからぬ寒さで驚きましたが、逆に夏をチャリで駆け回っても死ぬぜこりゃと思いました。

    この日も既に天空から殺人光線が降り注いでおりましたわ。老齢の母を歩かせていたら『南方で戦死』となっていたやも。

    > 昼飯タイム逃しそうだったから飛ばしました。(汗)

    あそこヤバそうですよね、時間外すと休憩閉店でせっかくの客家料理体験もできなくなりそうな感じで。
    私らも今回この時間でギリギリっぽかったですわ。

    > 基隆とかは逆に晴天で戸惑うとか、(笑)

    うむー確かに基隆は晴天のイメージがないですねぇ。
    汐止・基隆は雨こそ本流って感じで。

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