最南端攻略 4日目

最終日。花蓮 – 台北間198kmの道程であります。
最終日だし、日が暮れてもかまわないのでゆっくり出発。11:00に宿を出ました。
やっぱこの宿いいぞ。よく寝られたし、液香扁食はすぐ近くだし南濱夜市まで一直線1km弱だし。花蓮での定宿にしようかな。
無線LAN接続ができたけど、意図的に開放しているのか開放しちゃっているのかは不明。


まずは昨日逃した液香扁食へ。11時回ってるしもう開いてるでしょう・・・
と思ったのだが、シャッター降りとりますがな。
うわーぁ、臨時休業ですかぁ?
結局今回の花蓮ではあまり食事でいい思いができませんで。まぁ通過点だからいいか。南部の刺身は感動的だったし良しとしよう。
初日のズッコケも花蓮縣だし、なんか花蓮の神様に嫌われてたりするんだろうか。

しかし今日もいい天気ですな。

快晴の花蓮市街

今日も日焼けがひどくなりそうだ。
快調に花蓮空港(基地)を過ぎ、給油して準備万端。蘇花公路スタート!

太魯閣大橋

やっぱり路肩に岩が落ちてたりします。今度はコケないように行かないとな。
今日の蘇花公路は大型車が妙に少なく、非常に快調であります。
そういえば、天気がいいんだが海の色が春節のときより黒い。黒潮が寄ってきてるんだろうか。
初日の転倒ポイントを過ぎ、今度こそ無事に和平到着。

なんだろねこれ

蘇花公路中間地点の個人的ランドマーク、謎のドーム。

結局蘇花公路はトラック2台のみパスという非常に快調なペースで抜け、13:30宜蘭に入りました。
宜蘭の台2線沿いは立派な廟が多いですね。

保安宮

さて、ここらでいよいよ空腹ですよ。
で、思い出した。
宜蘭で食事といえば、先達tw_dot_com先生が紹介していた蝉芸があるぢゃありませんか。
通りがかりだしこれは寄らねば、ということで、14:30蝉芸到着。

蝉芸

表も小奇麗で高級そうですが・・・

美術品

バー

中も小奇麗で高級そう。しかしお値段は台北市基準ではお手ごろ。樂雅樂(ロイヤルホスト)や翔太ラーメンと同じくらいなのだ。
老板娘に料理の説明を戴く。魚料理は、今日は「まーとぅゆー」のムニエルだそうな。「まーとぅゆー」がなんだか分からなかったが、2年養った我がカンが『鯛っぽい魚』と告げたので「まーとぅゆー」のムニエルに決定。
ちなみにこの国のムニエルはイケます。鮭ムニエルは時折所望しておりますわ。

注文直後、スコールのような大雨が。
きわどいタイミングだな。もう少し着くのが遅かったらくらってましたわ。

待つことしばし。レモン水を飲みながら店にあった宜蘭ガイドブックを見ていると「まーとぅゆー」発見。アマダイでありました。素晴らしいな我がカン。
今調べてみたら、山口県では「バトウ」と呼ぶそうで。まさに馬頭魚ですな。
そして料理到着。

いいねこりゃ

品数豊富でうれしいっすね。
アマダイのムニエル・豚肉の炒め物・炒め龍鬚菜・スクランブルエッグwithエビ・筍とニンジンのスープ・パパイヤのかんぴょう状態スライス。
んでまたもぅこれがうまいなり。シショーご推奨の通り味精の味ではなくて絶品。
ほぼ完食のところで老板娘が来て、「おなかいっぱいですか?」と。
今日は端午節なので粽を作ったので食べますか、とのこと。そりゃ肉粽好きとしてはありがたく頂戴するのでした。

肉粽

彼女自身は作れないのだが、父君が肉粽名人なのだそうだ。
この粽もさすが名人作、うまいぞ!
味精を使わず濃い味付けにせず、素材の味を生かすという手法は一家の伝統であるようだ。ぜひ子々孫々伝えていってほしい&広めてほしいね。

果物を食べ紅茶を飲み終わったところで外を見ると、少し雨が残っているものの晴れています。
これはチャンス、15:30再出発。

このあとは慣れたもの。順調に台北に帰りつき、17:30自宅到着。
いやーしかし腕が痛い。日焼けでピリピリぢゃ。

現状

台湾の日差しを甘く見るなよ、と。
お見苦しいが焼けていない部分と比較。

腕と腿

うひゃーカッコ悪。立派な土方焼けである。

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