花蓮の夜

花蓮には、南濱観光夜市があります。
また、昨日も食べた扁食(ワンタン)ですが、ここ花蓮にもっとメジャーな扁食店『液香扁食』があります。
どちらも先達の推薦もありますし、行ってみましょう。


まずは液香扁食。
ホテルからは1kmほど。歩いてもいいんだけど、ちっと長いのでバイクでサクッと行きましょう。
18:15に液香扁食到着。

液香扁食

どーよこの混みっぷり並びっぷり。
かなりひるんだんだが、台南の周氏蝦捲の件もあるので今回は気合を入れて並んでやる!
・・・が、案外早く入れちゃいましたわ。並んだ時間は10分ほど。
ここは先に注文し、先払いです。メニューは扁食1品のみらしく、注文は簡単。で、番号の振られた紙をもらって指示された席で待つ、と。
ところがこの待ち時間が長い!いま豚さばいてんのかとおもった。
待つこと30分、ついに来ました扁食。

扁食 NTD50

スープは清湯。炒めにんにくとセロリが入っている、よく見るタイプ。
食べてみると、こりゃんまい!さすが70年来の人気店、長く一品勝負できるわけだ。
扁食そのものが非常に結構であります。豚の味しっかり。
かなりバクバクと食べ、そろそろラージャンでも入れてみるかな、と残りの数を見るとまだ6個ある。初めに何個入ってたんだろう。10個か12個くらい入っていたようです。
スープも残さず平らげ非常に満足。

さて、南濱夜市に行きましょうか。
液香扁食から夜市のある南濱公園まではほんの5分弱。あっちゅーまです。

南濱公園

入口から奥に向かって左右に店が並んでいますが、右側はさらに続いています。まずは一番手前から右に入ってみました。
この夜市はゲーム系が多いようです。輪投げ・射的・金魚すくい・ダーツなどなど・・・。
食べ物屋ももちろんあります。

海鮮屋

ほう、マンボウはそのまま曼波なのか。
海鮮も食べようかと思っていたんですが、思いのほか扁食の量があったのでとりあえず保留。なんかこの旅行中ずっと少食だな。自宅ではもっと食ってるんだが。

射的は時々、ものすごくうまい人がいますな。やっぱ徴兵で訓練するからなんだろうか。
ちなみに射的とか、点数で賞品がもらえるゲームは1度目、2度目・・・と点数が累積していきます。突っ込んでいけばやがては必ず狙いの賞品が手に入るわけだ。
輪投げのように点数制ではないものは、とにかく条件をクリアせねばなりません。輪投げなら持ち輪をきちっと筒にはめる。
で、ちょっと変わった輪投げの賞品。

チビ豚(ペット用)

ちなみに見事一頭貰われていきました。

右端からもう一つ先の列へ。店は大体同じような感じ。
で、入口から延びる道に戻ると、正面にこんな店が。

おもちゃのたたき売り

まさに昔日本でもあった(という)たたき売りですわ。
台語と國語の7:3ミックスで言葉自体はあまり理解できませんが、身振りや節が大げさなので何を言っているのかは大体わかりますね。
子供用おもちゃのたたき売りですが、子連れでない老若男女もたくさん集まっていました。

夜市自体の規模はさほど大きくなく、100mほどで海につきあたります。

海岸の花火大会

海岸では皆、花火をしています。
夜市も海岸近くでは花火屋が多く出ていて、そこで買った花火をここで早速あげているようです。

夜市はこれで一回り。のども渇いたし、戻って何か買うことにします。
行きは右側を見て歩いたので、戻りは左側。
ちょっと毛色の違う店を発見。

ナン

インド系のおっちゃんがクレープ状のものを売っています。ナンだそうで。
ナンってタンドリーで焼くパンだと思ってたけど、クレープみたいなのもあるんだ。作り方はピザと同じ。
で、このナンにチキンなどの肉を巻いて売っていました。まさにクレープ。
なお、となりには、

チャイ

お、チャイだね。ちゃんと屑っぽい葉っぱ使ってます。
うまそうではあったんだけど、カップがどでかいのでパス。チャイはそんなに飲めないよ。
使っていませんでしたが、火の入ったタンドリーもありました。

さらに戻ると、

うわー、づー

なんと、豚肉料理屋の前に豚が寝ています。この豚肉料理屋のペットらしい。
通行人も珍しがってかまうのですが、そのたびに愛想よく耳と目と鼻を動かし、尻尾振ってます。でも愛想振りまきで疲れたのか起きませんが。
犬みたいだ。知能も犬同等らしいから行動も似るのかな。
しかし店にとっては残念なことに、豚はガンガン客を集めるのですが商品は売れてませんでした。気持ちはわかる。

入口に戻ってきました。入口すぐにきれいなおねいさんがやっている飲料店があったので、そこで生スイカジュース購入。
台湾は一年中スイカがうまくて幸せだ。
腹はもう既に8割がたいっぱいですが、やはり折角なので何か海鮮を、ということで、焼きイカいってみました。
台北では焼きイカはあんまりうまそうに見えないんだけど、ここのはうまそうだったし。

ガソリンスタンドをもじって、イカスタンド

ここのおっちゃん、英語堪能。でもあえて國語で通してみました。
3本NTD100だけど、1本だと40と50の2種類あるそうで。折角なのでNTD50のにしてみました。
「辛くする?」(「要不要ラー」の意訳はこれでいいのでしょうか?)と聞かれ、「ちょっとだけ」と答えてみました。・・・が、口のまわりがちとイタイ。「不要」のほうが良かったかも。
イカの味自体は、やわらかくてうまかったっす。台湾の甘口醤油がとても合ってますね。

あーそーだ、今までの行程でもいろいろ食べてますが、日本からの観光客にはヤバいものも結構あります。
非常にうまいのでお勧めですが、現在まで半年以上在住している方以外は止寫薬を持って食べてくださいませ。私も移住2週間は連日腹下してましたから。
ただの勘ですが、別に悪いものが入っていなくても水質の違いで下すようです。

カテゴリー: 台湾ローカルグルメ パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です