さてさて、今日は尾牙のことを書かねばなるまいて。
もうかなりヨッパライできっついが、詭弁も気にせず書けてある意味チャンスかも。というわけで明日に回さずすぐに記す!
写真も多い大作になるので、早速ながらトップはカット。
台湾の下世話な忘年会に興味のある方及び在住者のみ『続き…』をクリックのこと。
私のいる部門はグループ内の開発部門の一つですが、独立採算を命じられている上、販社にぶら下げられている情けない部門です。グループ内においてはなんとうちの部門長のほうが社長よりエライ・・・。
まーそんなわけで営業職の濃い尾牙なので宣伝がうるさい!なのでマスクが多いのですがどうぞご容赦を。もちろんマスクは”外れません”。
かねて記したとおり、場所は美麗華百樂園で18:00に開始です。定時は18:00までですが今日は尾牙ということで早退にはならないらしく、日本人出向者2人と共に17:55に美麗華百樂園に到着。
18:00開始なのですが、この国では結婚式であろうと何であろうと決して定時には始まりません。今回は18:30頃に始まりました。
これまた結婚式であろうと何であろうとイベント事はうるさくするのが基本なこの国、爆発的な大音響と共に始まりました。我が部門の席はスピーカー脇だったので骨まで震えるやかましさ。
ステージ両脇に風船があります。コレが割れるとこうなる。
まぁ普通ですわ。しかしみんな大盛り上がりなので私としてもアゲアゲでいくわけでございます。
でもってカラオケ大好き華人のこと、カラオケ大会が始まります。
ぶっちゃけつまらんのだがそこはアゲアゲでいかねばならないので、とりあえず1番手である我が部門の代表の応援なぞ皆でするわけです。
全くわかりませんが実はステージ中央で化粧までして飾った我らが代表が熱唱しています。周りは全部バックダンサー。
しかし歌の後半では・・・
周りに散らばった小さな風船をめったやたらに投げつけられてます。
ちなみに彼は、兵役でうちに来ています。
台湾の徴兵制度では、ごく少数の非常に優秀な兵士を民間企業に派遣し、それをもって兵役期間とするという制度があります。
応募する民間企業側にとっても兵士側にとっても超難関!毎年応募していますが2人しかいないし、彼ら2人も並な優秀さではありません。とはいえ彼は実は遅刻魔だったりする。遅刻常習の兵士なんて役に立つのか?
出てくる食べ物のほうは、まぁ結婚式で出てくる料理といったかんじ。それほど特筆すべきものではありません。でも牡蠣グラタンの牡蠣がでかかったな。
ここをごらんの皆様はご存知の方が多いと思いますが、台北の牡蠣は概ね小ぶりです。しかしこの牡蠣デカイ! わかりづらいかもしれませんが、皿の周りの野菜はヘチマサイズだといえば想像がつくでしょうか。指まで含めた大人の手のひらより更にデカイです。
ここでカラオケ大会も一段落。続いて、部門対抗ビール早飲みなるイベントが始まりました。うちからは部門長・秘書・部門一大食いな日本人出向者の3人で立ち向かいます。
大食いな日本人出向者の、涙を吹くほどの気合の甲斐あって1位通過!
しかし何も特典は無しなのよ。
続いてケーキ早食い大会。今度は体格のいいローカルスタッフ3人の中から1人選抜。しかし男女1人づつらしく、もう一人の女性はエライ日本人出向者の趣味により、日本人出向者の中のみで一番人気(理由は推測どおり)のスタッフを出しました。
ルールは、一人がアイマスクをした状態でもう一人に食べさせるそうな。もちろん食べる担当は手を出してはいけない。さぁがんばっていただきましょうか。
しかしコリハビックリ!隣の先生は2秒と経たずに口に放り込むという快挙!
これにはとても及ばず。我が部門代表は残念ながら2位でありました。
さて、ここでアゲアゲ続きも疲れてきたのでいったん外に出て休憩。外に出ると、なにやらステージでフォークシンガーっぽい2人組が歌っていました。
長渕剛の乾杯の中文版を歌っていました。
関係ないけど、一昨日夕食を食べた場所ではとんぼの中文版がかかっていました。長渕のカバーが流行ってるのか?なら順子もいってほしいが。
ちなみにこれは尾牙。エライ人たちは大変なのです。
彼らは部下の乾杯(もちろん台湾ルール)につきあわにゃならんし、自らもテーブルを回ったりします。ヒマな人や肝臓の頑健な人なら何とでもなりますが、多忙で普通の上長は・・・
まぁ、こうなる。彼は馴染もうとしてがんばっている出向者だから特にね。
これは日本語なので日本人出向者の目に触れることが多いと思いますので助言をいっちょ。
程ほどにね。エライ以上ある程度必要ですが、彼らもわかってはいるので無理に気合を入れる必要はありませんよ。
途中、抽選会などもありつつ終了。私も何かいいもんが当たったみたいです。
当たった中ではしょぼい部類ですが、どうやら商品券NTD3000らしい。十分ぢゃ!
あとでオフィスに届くとか。
でもってこれで帰宅。しかし寝込んでしまった上長が復活しないのですな。
どうにもならんので担いで家まで送ろうとしましたが、彼の家の鍵見つからず。
彼自身の要望を元に、私と同じく南港に住む奇特な日本人出向者の家に送ることにしました。
さまざまあって南港に到着。私も付き合って南港に住む日本人出向者の家に行きましたが、愉快なことに彼は自分の家の鍵がなかなか開けられません!
近所だということもあって、彼が住処を決めて入居するまで2日間我が家の空き部屋に泊まってもらいました。
で、私もついていった入居初日に全く同じように自宅の鍵が開かなくて苦心惨憺していました。
彼は私の1ヵ月後に着任したので既にここに15ヶ月住んでいるのです。
それでも全く変わらんとはなんちゅうか・・・
ちなみに(もちろん?)彼は殆どこの国の言葉が話せません。但しこの国の言葉の知識は私を遥かに凌駕しています。これまたなんちゅうか・・・
ともあれどうにか落ち着き、私も帰宅してこのとおり今日の経過を記しているわけです。
明日はアメリカ行きの友人の壮行会か。アルコール浸りになるな。