なんやかんや半年訪問できず、東京渡航のついでに渋谷で世話になったGenius Barだが、先般の通りついに台北の予約が成立し本日訪問&MBP修理出しである。
15:30ということでApple store台北からも通知が来ているので、10分前くらいに着くように出てみる。
が、市政府站からの時間が思いの外かかる&101Mallに着いてからApple storeまでに5分位要して、時間ピッタリに到着してしまった。
まぁちょうどなら良いかね、なんて思ったが甘かった。やはり”遅くとも”10分前に着いておくべきだったのだ。
まず、どこで何をすべきか指示もないので全くわからん。
渋谷では階段を登りきったところにいたAppleバッジ持ち店員が声をかけてきてGenius Bar登記、という手配だったことからまぁ同じもしくは似たようなことをするんだろう、ということで激混みだが頑張ってバッジ持ちを捕まえてGenius Barの予約がある旨伝える。
そのスタッフは「あちら右手奥にTablet PC(要はiPadだろう)を持つ者がいるので、そこでGenius Bar相談の登記をしてください」と。聞き違いようがないくらいしっかり丁寧に案内してくださる。
やっぱやり方は渋谷と同じか、と思いつつその右奥に行く。が、そんな者は居らぬ。
ほいで已む無し、声かけまくり。激混み超多忙(風)なので基本的に「申し訳ないしばし待たれよ」で逃げられてしまうのだが、なんとか一人捕まえてGenius Bar対応を受けたい旨説明。
すると、なんか誰やら何やら探しているような感じでしばらく周囲を探った後「ではこちらへ」と10mほど移動。
「少しお待ちを」ということで10分ほど待ったところで、同スタッフが戻ってきて更に移動。柱をぐるっと回るような感じで数人の列を作らされる。
更に10分ほど待ったところで、3人目が登場、iPadでのGenius Bar対応手配が始まる。
んでね、ここまでで15:50になっているのね。で、その3人目曰く、
「予約時間を過ぎてしまっていますね。2時間ほどかかりますが再手配しますか。」
ですって。
時間ピッタリだったとはいえ予約時間に到着し、違いなく指示通りに動いたにも関わらずこれじゃーさー、予約の意味ないんぢゃないんかな。
しかし今回は決して妥協や断念はせぬ、ガッツリ完全に直すのだ。
すっげぇ気分悪くなったが抑えにおさえ、再手配。
とりあえず席はあてがわれ、ひたすら担当者待ち。
すっかり待ちくたびれてしまってなんの意味もない写真を撮ってみたり。
“予約”があるつもりで2時間も空き時間ができるつもりはなかったからのぅ、やるべきことも大して持ってきておらん。
2時間までは待たなかった気がするが、だいぶ待ったところでついに声がかかる。担当者は件の2人目のスタッフだった。
・・・が、相談のあらすじを聞いたのみですぐに交代。本当の対応担当は別らしい。
んで、その担当スタッフたる4人目に再度説明。自己診断を仕掛けると「少しお待ちを」といなくなる。
まぁね、今件不良/故障のせいでBootloader時点で既に激遅なので他のことしたくなるのもわかるわ、と待ってみるが、いつまでたっても放置されておる。
30分ほどで根尽きて近くのバッジ持ちを捕まえ「待てと言われて30分放置なんだが、どうなん?」と言ってみると、5分ほどで新たに担当を名乗る5人目登場。
ワシに直接言ったわけではもちろんないが、他のバッジ持ちと話しているのを聞いてしまったところによると、食事休憩に出たそうな。万一に備え”ある程度会話できるがそうそう得意ではない”ふりを装っていたので、國語でもササッと言えばわからんだろ、と思ったらしいな。
ま、こういうの華人の得意技だよね。
『ワタクチは素晴らしく優秀なので幾つも同時に仕事など対応できるし問題は起こさず効率低下なし、同時にこなすほど効率UP!』ってな恐るべきすぅぱぁ勘違いね。
メモやリマインダなど一切用意せず同時並行次々にやること入れまくるので、そりゃ当然手や頭が止まって効率激落ちだしドシドシ忘れますわな。引き継ぎなどせず立つ鳥跡を濁しまくりな風潮だし、そりゃこうなる。
はじめのうちはなんでこんな単純なことに気づきもせずアホな同時並行をしまくるんだろ、なんて思っていたが、最近はそれも文化上やむなしなのかも、と思い始めた。
ほれ、周囲皆が同時並行で物事を突っ込みまくるのが常識になっていると、一つ一つ集中したり確実にこなしたりするのを”非効率な無能者”とされ、そう思われないために可不可はともかくガンガン並行を入れまくってバリバリやっている風体を見せないとならんのかも知らん。
ま、んなことはもういい、今回今日に限っては完全に諦めておる。何はともあれ修理を進め確実に直るレールに載せることが何より大事。
これまた抑えて、5人目にしっかりガッツリ、購入からの経緯を含め再々・・・説明。自分の説明用メモとしての意味もあるけど、しっかり数枚の資料とか作ったんよ。
4人目が仕掛けて放置した自己診断は完全に忘れ去られて無意味なのでシャットダウン、5人目の手により再度自己診断。待つことしばし、今までの通りSDカードドライブ異常の結果が出る。
Apple渋谷のGenius Barや数度のAppleサポート電話対応の記録がかなり綿密に残っておるようで、日本語記述ではあるが進捗と判断にかなり有用だった様子。15分ほど壁の向こうに行っていたが、戻ってくると、
「SDカードドライブのない機種に交換とし、SDカード使用時はUSB-C外付けカードリーダて使っていただく、という対処ではいかがでしょうか」
ときた。
Apple渋谷で話があった、ここまで来るともう全取っ替え要件を満たしている感じ、ってやつだな。
もちろんこの話も想定はしておいた。
SDカードリーダが無くなるのはそこそこ不便。しかしSDカードリーダの認識がこの問題の根本なので、元々カードリーダがなければ問題も起こらないというもの。起動に問題がある状態且つSDカードドライブが使えない状態で無理繰り使うより、そもそもドライブがないものに変えてもらったほうが良かろうか。
“SDカードドライブのない機種”というのは即ち2016 Late以降。OS Xは出荷時以前のものにすることは出来ないようなので、どうしたって10.11 El Capitan以降になる。するってぇとAsepsisが使えないので”カスファイル”とか呼ばれるらしい.DS_Storeなどのめっちゃ邪魔なゴミファイルがわんさわんさと。嫌だなぁ。それと、ディスクアクセスやネットワークなどハードウェア状態を示す表示も出せなくなる。不便だなぁ。
しかしこれらも、Windowsがしっかり動けば強いてOS X/macOSを使う必要はなく、なんか趣味や検討で使ってみる程度で済む。
一応今まで同様に使うとXcodeやiTunesはOS Xで使うことになるが、まーWindowsに載せ替えても良いし頑張ってそのままOS X/macOSで使っても良いし。
Apple渋谷での話によるとMBP 2015 Earlyは生産終了、部品供給も滞るかも知らん。現段階でまだまだ直らん状況は互いに苦しく不幸なもんかも知らん。
なので、Apple側が”修理不能(としたい)”と言い別Rev.への交換提示をするならば応じる、という方針をもっておいた。
どうせ数回 – 数十回は修理出しを繰り返す覚悟だったし、いっそSDカードドライブ無しに割り切ったほうがかかる費用も節減できそうだしな。
斯くして修理は互いの合意をもって断念、2016 Late以降への交換の方針とした。
9月頭から今までの各所数々の話から感じるにAppleのスタッフや拠点は他社より大きな裁量権をもっている様子で交換はできそうではあるが、そこはそれやはり上の決裁的なものは必要なわけで、仕切り直し初手の手配としては”SDカードドライブのない機種への交換を手配してみる”ということとなった。
前のBrother複合機故障問題のようなことになった場合に備え、合意・手配内容を印刷してもらった。まーAppleは記録はしっかり残しているようなので印刷せんでも良かったかもしれんけど、自分の覚書のためにもな。
何故かSSDサイズが”1″とかなっているが、まぁいいやこれは。まさか1GBとか1TBになるわけもなし。
さてこの手配、1ヶ月位は覚悟しておくべしとのこと。
長いな。まぁでも決裁とかカスタマイズ事項とか含めて手配するとそうなる場合も考えられはする。やむなし、なるべく早く手配されることを期待して待とう。
交換に上の方の決裁出なかったりしたらどうするんだろうね。ワシとしては今回こそ直るまで容赦なく送り返す覚悟をしておるぞ。かつ内容もヴァッチリ確認して、無方針でテキトーなモジュール交換とか納得しませんぜ。
そうなったときの動きもオモシロそうではある。が、そんな余裕ぶったことを言っている場合じゃないな、とかく早急に完全に直していただかねば。