農暦元日。
直前に南部で震災があったりしてなかなか気をもんだが、我が周囲では大被害はなくて何より。
朝靄が濃いが雲もない快晴で良い感じの初一である。
さてさてようやく初一なんだな。今回は5年ぶりに雑煮が食えるのだ。
でもその前に、せっかくなので今はなき元家族らにご挨拶など。
屠蘇とか振る舞ってみるわけですよ。既に亡きものに対して屠蘇ってのもどうなのか、とも思うがまぁ良かろ。
更には本来屠蘇なら屠蘇散くらいは使うべきなんだが、ただの清酒だったりしますが。まぁそれも妥協と割愛ということでな。
屠蘇として用意した酒は、TTLのアレ、”玉泉”。
以前試した時はかなりのベタ甘だったわけだが、屠蘇といえばみりんなわけで甘いほうがそれっぽいか、っ中古とでこれで。
ラベルが浮き彫りになっていたりして、以前より高級感が。
あくまで”感”のみで値段は変わらず、清酒の中では最安。
猪口なぞは転居でなくなっているので、今回もシャンパングラスで飲んでしまう。まぁホレ、清酒は”Rice wine”らしいし、OKかと。
超酒嫌いだった犬にも振る舞う。年一度のことなので付き合っておけ、というわけで。
で、”玉泉”、以前ほどベタ甘じゃなくなっているな。普通に清酒として和食とともに合わせられそうな味になっていてちょいと驚き。安いし、”大関”とかで刺し身や寿司食うくらいならこの玉泉で良さ気な感じだ。
続いて期待の雑煮。
東京武蔵エリアの生まれ育ちなので、かつおだし鶏すまし汁だ。
美味いっす。しかし三つ葉も柚子もないので色彩と香りの面ではいまいち。このタイプの雑煮だと匂いで食う的な面があるのでかなり寂しい感じはするな。次回は柚子胡椒でも入れてみようか。
以上を持って元日朝は終了。
さてどうすべ。發財祈願な初詣で龍山寺でも行ってこようかな。しかし激混みだろうなぁ、うぅむ。