ということで気を取り直してA320だ。
A380よりは小さいとはいえ分割はされているので、ビルドプレート上に各部品を配置するところからだ。
はい、これで全部品。全てまとめて1回で出せるのは大変よろしいわ。
サポートが必要なのは主翼のみ。で、一度サポート脱落で失敗しているので前回よりサポート本数を増やすことで底面面積を増やし脱落しにくいようにした。
サポート脱落の根本的原因は油等異物なので、きっちり脱脂して仕掛けて寝る。
んで翌朝。起きたらまだ出来上がりまで30分あったのでひとまず上がり待ち。
出来上がったところで部品をプレートから剥がして洗浄、片付けてオシゴトへ。
オシゴト終了後、キュアっキュアに二次硬化かけて仮組み検討だ。
うん、A380よりかなり良いな。翼が反ったりうねったりしていないし。
とはいえうまくいかんかった部分もあり。エンジン2個のうち1つは後尾に割れ&ズレあり。
修正もできそうではあるが、場所的にズバッと切り詰めソードオフしてしまっても違和感なさそうなんで、切り詰めを予備案としておいて修正してみますかね。
写真ではかなり見にくいが、尾翼3枚のラダーやエレベータのエッジに割れと欠けがある。
これはやっぱアレかな、65%とはいえ縮尺して薄くなったせいがあるかな。
修正すると被害が増えそうなのでこれは諦める。しゃーない。
エンジンが取り付くハードポイント部分は、ビルドプレート側、上になった部分の積層が荒れている。
どうもこの上になる側の面は荒れがちよね。そういうものとしてスライスデータ作らないとならんのだろうな。
成形上の問題ではなく元のモデルの問題だが、ランディングギア周りはいろいろいかん。
まずタイヤサイズ。A320は前脚のタイヤ径が後脚のものよりだいぶ小さいが、このモデルは全部同じ大きさ。
それとこっちが致命的だが、脚部の部品がない。
完成参考写真を見てみたら、なんか真鍮管か何かで作っておった。
いやそれはどうなのさ。この尺度なら脚の引き込み構造まではっきり見えるし、棒一本で代用ってのはよろしくないと思うぞ。
でもこれからCADで描き起こすのも大いなる手間につき、参考に倣って棒一本で誤魔化そう。
だがしかしだ、そんな都合のいい棒や管は手持ちにないのよ。このために買うのもなんか嫌。それなら時間かけてCADで描いて出したいわ。
んでなんかないか考えてみたのだが、細部の塗りや拭きのために常備している細軸綿棒が使えそうなんだよね。
早速片側の綿を切り落として試してみると、
すげぇ、きっちりピッタリよ。もうこれはこいつでいくしかないな。
さらに、車輪側の方はあなが機体側よりずっと大きくて、軸だとスッカスカなんだわ。
どうすっかなパテで固めるかな、とか考えたが、ちょっと思いついたことを試すと、
おほー! 軸じゃなく綿の部分でいけるでないの。
はい決定、綿棒を脚にしましょ。
これで方針決定。
明日は組み立てだ。2液エポキシ使うつもりなので、併せてダメだったA380も組んでおこうと思う。2液型は混ぜたが最後保存できんのでな。