ついぞ今月頭にSDカードリーダ不調だキートップ割れだとトラブルが続いたMBP、半月で重篤な症状が出るに至ってしまった。
問題点は2つ。
- SDカードリーダが度々動作しない
- ブートローダが異様に遅い
SDカードリーダは以前対策を打ったアレだが、症状が進んでSleepと同じように休止や再起動、通常起動でも使えなくなる。昨夜はWindowsで何度やり直しても使えるようにならない状況にいたり、Out判断。
また、今まで稀にしか起こらなかったOS X上でも頻発するようになった。
進行するっちゅうとハードっぽい、ということで起動時に”Apple Diagnostics“なる診断をかけてみると、
まーそーよね。そうじゃないと却って困るくらいなもんだ。
SDXCカードリーダ内蔵は購入時条件の一つだし、これは非常に困る。
ブートローダは、上の”Apple Diagnostics”もそうだが起動時のキーコンビネーションであれこれするときに異常に遅い、というもの。OSが起動してしまえばあとは遅くはない。
例えば、Windowsを使っていて一時的にOS Xを使おうとした時、再起動かけて”Option”を押すと、数分経ってようやく反応がある、というもの。本来は5秒位のものらしい。確かに以前はそうだったと思う。
しかもこれらの機能、時間をかけて耐えて立ち上がってきても、キー操作もタッチパッドも激重。上の写真で文字にカーソルがかぶっているのも、除けるのが大変だからそのまま撮った次第でな。
もうこりゃダメダメだ。ハードっぽいしブートローダだしでNVRAMリセットやファクトリリセットにも期待は持てないので止むを得ぬ、修理に出すことにする。
現役ヴァリヴァリのオシゴト機なので、基本的には数日とか数週間とかなくなってしまう修理には出したくない出せないところではある。
しかし、出かけての作業は今まさに少ない時期ではある。R&D用デスクトップ機に少し追加すれば代用が効く。
細々した支払いもないので銀行のOnline処理もしばしの間は使えなくてもどうにかなる。都度窓口に行くのは面倒ではあるけども。
そこで、決心は要ったが早速今日修理に出すことに。
今回はいかにも根幹部っぽいし、依頼先は上記”Apple Diagnostics”で案内される正規代理にしておく。
前回はキートップ1個の交換でキーボードAssy交換、とかありえぬことを言われたので非正規専門店の対応が最良だったが、ユニット交換やMB交換が予想できる今回は正規代理のほうが良さげかな、と。
んで、完全不眠3日目につき運転は危険そうなので、行きやすい八徳路の正規代理へ。
状態を説明すると、案の定NVRAMリセットだOS X修復起動だ、とやらされるが、やはりどれも効果なし。
SDカードリーダ問題の説明の際にたまたまWindowsで症状が出てOS Xでは2度の起動で症状が出なかったせいで、「あぁこれはDriverを入れ替えて云々・・・」とか始まっちゃってちょっと参った。
いやあくまで”たまたま出なかった”だけで、OS Xでも起こるんだよ。
WindowsではSDカードリーダ不良はよくあるようですな。なんかドライバ入れ変えると良いらしいよ。どんなドライバに入れ替えるのかは知らんのだけど。
なんとか説明を終え状態を把握してもらい、宣告された入院加療は『7稼動日、あるいはそれ以上。設定やOS、データは全消去まっさらになる可能性高し。』。
いやぁやっぱ長いな。最低26日までは帰ってこない、と。
しかも帰ってきてから再設定とか、面倒。一応両OSともイメージバックアップとったけど、うまくそれで復帰できるかはわからんしな。個人的には全Assy交換とかになってイメージが使えないなんてことになるような気もするわ。
人より10年も遅れてせっかく”マカー”になったのに、コストパフォーマンスとどこでもサービスが受けられる、ということ以外ではハマってるなぁ。
同性能の価格比だとAppleのPCは最安だな。重いっちゅうキツい欠点があるけど。脆いっちゅう問題もあるけど他社もそうかもしれんから不問。
日本で買った大陸製品を台湾で同じようにサービス受けられるっちゅうのは他社にはないな。なんで皆仕向けを小分けしてそれをやらないのかサラリーマン時代から不思議でならなかったが、実に良いと思う。ワシの製品は今までもこれからもApple方式でいくぞ。
しかし、このトラブル頻度は参るわ。周囲の皆様の「Apple製品は安定堅牢!」を1年かけて信じて決めたのに。信を置いている”番長”の意見を聞いておけばよかったわぁ。番長、特にこの件では無敵だろうし。
でも買っちまったもんは仕方ない、なんとか5年は使わねば。