“ラーメン”の製法はほぼ確立、麺は雞蛋拉麺を使うことでOK。
だが、雞蛋拉麺は細いんだな。いつも使っている”日式拉麺”も細い。太めの平打ち麺とかも使ってみたいわけですよ。
しかぁし太目の麺は一般的な麺、鹹水も卵も入っていないとどうにもラーメンには遠い感じでいかん。
だがしかしだ、先般犬が死ぬ前夜にORSを作るために調達した重曹はかん水類似物質となっておって、鹹水と同じ効果があるとのこと。
ならばだ、そこらで売っている一般的な麺を重曹水で茹でればラーメン麺にならんか、と考えた。
思いついたのが折しも夕食前なので、早速やってみる。
まずは麺を調達。
左のデカいのが普通の麺。卵も鹹水もないので白い。
右は普段使いの”日式拉麺”。炭酸ナトリウムも卵も入っているので普通のラーメンな見た目。
さて重曹水の用意だが、既に知られた手段であるようでWeb記事も多い。1件教えてもらったので濃度をどうしようか迷っていたので助かった。
濃度は1lに大さじ1杯なんだそうだ。
さて茹でる。が、ちょっと問題。
粘度の高い泡が大量に出るので、茹でるのがそりゃもう大変。付きっきりで慎重にやったのだが結局吹きこぼした。
巨大鍋に少し茹でるのが良いな。
3分茹でてこんなかんじ。
匂いはすごくラーメン。色はやや黄ばんだ感じ。
まぁ色はどうでもいいさ、スープが胡麻山ほど投入で真っ黒だからの。期待が持てる。
で、完成。
食べた感じは、匂いの面では相当ラーメンなのでOK。しかし完全にラーメンかといえばそうでもない。ラーメン寄りのうどんといったところ。
しかしラーメン風味は割と近いところまで行っているので、普段使いの麺が手に入らなかったときや太めのラーメンが食べたいときには使える。
しかし、僅かに苦味がある。まぁ重曹で茹でてるからな。これはダメな向きもあるかと思う。我が味覚では全く問題ないのでよし。
はい、というわけで併用していこうと決定。
愛犬、残念でしたが天寿なので仕方がないですね。お気を落とさずに。
あと、乾麺のスパゲティーを重曹で茹でるとラーメンになるそうです。これは結構有名ですね。日持ちがするスパゲティーの乾麺は便利かも。http://portal.nifty.com/2011/03/16/b/
ななし様こんばんは。
引用戴いたWeb Linkはまさに本文中の重曹濃度を参照したページでした。
スパゲッティだと丸麺なのでタッリオリーニやリングイーネ辺りが目標になりますが、単価が高くて輸入ラーメン麺が買えてしまいます。
茹で時間が長く取れるのはよさそうなのではありますが、ここはやはり標準的な廉価麺で仕立てあげたいところです。