吉欣模型訪問

以前触れた”吉欣模型”、行ってみましたよ。帰りに龍山寺で線香上げてきた。

建物は倉庫かガレージのような感じ。構えも小さい。品揃えは多くはない。萬年大樓の在庫豊富なほうと比べると半分以下。
この店が”有名”な理由は、たぶん店主のせいであろう。
おそらく親子であろう大老闆と小老闆がいるのだが、大老闆がとかく話好き世話好きで、そらもうガンガン話しかけてくる。
ゴリゴリ話すだけに知識もあり、ほしいもの必要なものを選び出す上で有用なんだが、一人でじっくりゆっくり考えたいんだがなぁ、という向きにはウザいかも。
あと、珍しいことに商品管理が良い。模型屋なんぞは日本でも古いキットは日焼けしたりつぶれた箱だったりするのが当たり前だが、ここの商品は古いものでも新品っぽい。
(特に年少の)客が手にとって選ぶ際も、丁寧に扱うこと、箱の角を持ち傷めないようにすること、など突っ込んでおる。
ウザいっちゃウザいんだが、これは有用。よく大型部品が反っていたりするが、こうきっちり管理していればそういう問題も減るだろう。
あと、アフターパーツ(ディテールアップパーツ)と便利小物が多かった。萬年大樓と併用がよさそうだ。

狙いの坂東太郎”利根”はここにはあった。買いはしなかったが。
いつ買うかわからん、というのに、取り置いてくれるんだそうだ。良いのかのぅ。

ともあれ今は隙を見て”磯風”を建造だ。
ところでこの磯風、組み立て検討中にちょっとがっかりなことを見つけた。

気づいた点は2点。

部品不良あり
目立つ部分の部品にインジェクション不良の大きな欠けがあった。
幸い前回の”陽炎”との共通部品で、陽炎では使わない部品だったので余っているのでそれを流用すれば解決ではある。しかしなぁ。アオシマ、この見落としはいかんでしょ、大きめの部品なのに。

磯風も雪風もいっしょ
“磯風”の構成部品は、
– 陽炎型(不知火型)共通部品郡
– 陽炎型後期[雪風]部品郡
– IJN小艦艇共通部品郡
以上3郡。艦ごとの特徴となる舷外電路や艦名文字等々はそもそも構成されていない。
ということは、磯風も雪風も、浦風も浜風も皆同じ、作る側がどれにするかで決まるっちゅうもんだったのだ。
うぬぬ、ならば当初の考えどおり、雪風と丹陽を並べるのを”丹陽”と”磯風”で出来た、ということだ。まぁ今更だ。

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