今夜は成都にいるはずが、今も北京にしばられている状態。寒いし空気悪いし。
メール送受信がうまくできず仕事することも出来ないのでヒマ。外に出るのは寒い。夜は20:00にはもう概ね店などは閉まる。
ということで無為に時間はある。なんか体調悪いから寝ようかとも思うんだが、せっかくなので以下長文。
さてまずは朝。
当初5:30起き予定だったが、どうもいやな予感があることと暖房が無い/効かないので寒くて寝づらいので5:00起き。成都へのフライトは8:20なので余裕たっぷり。
とかく寒くて着替えに踏み切るのがきつかったわ。こんなことは台北では全く考えられんな。日本ではあったが、もう忘れておった。
で、地鉄の始発に乗るために駅へ向かう。歩いて5分ほどなので便利ではある。
トロリーバスが全力運行中。結構でかくてシンガポールの2連バスクラスかも。
トロバスの割に結構うるさいのが気になったが。
そういえば深圳でついに全電動バスに当たった。
深圳にはエンジン車・ハイブリッド車・電気モーター車の3種がある。いつどれが来るかは分からない。
電バスはバッテリを大量に積むので車内が狭い。写真の通り大きな柱が4つある感じになっている。まぁ騒音は静か。揺れも少なそうなものだが、運転の荒さと道の荒さでそれはあまり感じない。改めて比べれば電バスの方が快適ではあるが。
さて地鉄と機場快軌で首都空港へ。6:50 T3到着。
旅行代理店の話ではT3だったのだが、目的の中国南方航空(CZ)のカウンタがない。
インフォメーションで、ごちゃっと集まる人々をかき分け割り込み無理に無理を重ねて(念のため : 大陸人はこういう場で並んだりしない)聞いてみたら、T2である、と。
この時点で7:20。ヤバめになってきたぞ。T3からT2はかなり距離があったような気がする。
大急ぎでT2行きのシャトルバスへ。
バスはすぐ出発したが、通路にロックもせず荷物を置く連中ばかりで、車が動くたびにそのキャスタ付き荷物が通路を駆け回る。
で、運転手はそれを意識してかものすごく運行が遅い。他車に抜かれまくり。
たっぷりかかって7:50 T2到着。カウンタに並んで8:00に順番が来たが、「沒辦法」の一言。はいアウト。また時間切れだ・・・
一応またごちゃっと集まる人々をかき分け割り込み無理に無理を重ねてサービスカウンタにも交渉してみたが、「沒辦法」以外に回答無し。
成都ではエージェントと合流予定なのでなんとしても極力早く行きたい。
そんでまずは便変更を検討してみたが、振り替え可能便は17:00頃出発の20:20到着とか。無理、無意味。
続いて新規手配を検討してみたが、時間はOKだが費用がRMB1160 – 1600。無茶。
結局やむなく、成都の全行程をキャンセルして北京に今日の1泊を手配、今日は北京で通常業務をすることにした。無念・・・
今日の宿泊は、”チャイナリスク”に備えた予備日の明日と同じところにした。宿泊地移動は面倒だし。
最寄り駅の地鉄國展站で降りる。ここからタクシーなんだとさ。
さほど遠くないんだが、駅からの経路説明がとかく不親切で、良く知っているか十分な下調べがないと行けないのだ。
「D出口を出て歩いて天北路に出る。馬連店から順22路に乗って3駅先の天竺衛生院で下車、南に170m歩く。」(+地図Webリンク)
と、どこもこんな説明。
“天北路”ってどう歩けば良いんだよ、”順22路”ってなんだよバスか?、南ってどっちだよ、どうやってWeb地図見るんだよ、とツッコミどころ豊富で役立たず。
ちなみに北の者ほど方角で向かう方向を指示したがるらしい。普通わからんだろ。太陽が出ていれば目安はあるが、天気も空気も悪くてわからんわ。
まぁ今ワシは携帯電話の電子コンパスで方角だけは分かるけど。
ちゅうわけでタクシーなのだが、そう簡単にタクシーは乗れない。そもそも少ないし空車とは限らない。
しかしだ、駅前にちっちゃい電動車が1台乗客待ちしていて、折しもワシに「どこ行くんだ?」と声をかけてきた。思いっきり北京語(だと思う)だがこれは分かった。
運転手のおっちゃんは目的地を知っていて、RMB10で行ってくれるそうだ。タクシーの参考価格もRMB10らしいし、時間はたっぷりあるし、この手の変な乗り物は乗ってみたかったこともあり、おっちゃんの勧誘に乗ってみた。
これこれ。オートバイに幌つけた感じ。
南部のオートバイタクシーにあたるのかな。アレも最近電動自転車だし。
ちなみにすごく遅い。ジョギングくらいのスピード。しかしなんか楽しいぞ! 暖房とかはないけど外より遙かに快適だし、シートは綺麗な手作り風クッションが敷かれていてタクシーより座りやすい。あ、そうだ、座席と言えば、だ・・・
これは台湾各地でも時折見かけ、香港でも割とよく見かけ、大陸では常時見かけることなのだが、
これ。
“小皇帝”は汚物に塗れた靴を庶民の座席で拭くものなのだ。
というわけでワシは公共交通機関で座るのをあまり好まない。見た目に汚れが無くて前に座っていた人を確認できていれば座る、という感じ。もーホントうっかりするとすぐ尻回りが汚れるんだよ。
ちなみに今回はいてきたものも、2日目にいつ付いたか分からない汚れが右腰あたりについて、北京の泥はねで裾が汚れ、全体に空気の汚れがついてもうなんか履きたくないものになってしまっている。
頑張って明日1日はいて過ごして、明後日はスーツの下をはいて帰国の途につくつもりだ。
到着後、おっちゃんはフロントまで荷物のポーターまでやってくれた。楽しかったしかなり満足。
12:00到着のせいかフロントはチェックアウト客で大混雑で、一度チェックイン前に近隣を探ってみた。
近くには雑貨屋2件と食堂多数がある。但し食堂は大人数で大皿や大鍋を食うあの中華形態で、1人のワシでは恐ろしく高くつくであろう。こりゃ今日の昼・夜はカップ麺だな。
戻ってみると大混雑は比較的捌けていたので、チェックイン。
深圳オフィスで支払いを済ませていたせいか、デポジットは2泊でRMB100でいいそうな。
部屋はこんな感じ。室温25℃でとても快適。暖房の効くエアコンもついている。昨日は暖房効かなくて寒かったからなぁ。
しかしシャワーとトイレはこれだ。中華シャワー。シャワーカーテンってなんですかそれ美味しいの?
ま、RMB140だしこんなもんだろ。ワシにとっては、満足ではないが十分。快適に2泊過ごせるぞ。いや、宿泊費を考えれば満足と言えよう。
小さな問題点は、服務員の話す言葉があまりよく分からないことか。でもこっちのいうことが通じるだけで十分だ。
ただ、ひとつちょっと困った問題は、インターネット接続が遅いんだか不安定なんだが政府の意向なんだか、WebとSNSはOKなんだが業務Mailが送受信ともうまくいかない。仕事できない。山ほどMailたまっているのになぁ。
やむなく台北と深圳に処理を任せて、ワシは偉そうに遅い昼食と昼寝。テレビつまらんしやること無い。
なお、カップ麺は台湾と同じくらいの値段なのに台湾より遙かにうまくない。ちゅうかこんなの台湾で売ったら半額でも売れない。同じメーカブランドなのにな。好味道(カップヌードル?)が香港と大陸で違うのと同様だ。
でもそんなネガティブでは辛さが増す一方なので、「うまいうまい」と独り言で自己暗示をかけつつ食した。独り言だし暗示なので第三者がいたら「むにゃんむにゃん」程度にしか聞こえないだろうけど。
具体的には、シーフード麺なのだが、
具は1cmに満たないミニなると3, 4枚とカップヌードルと同じチビエビのかけら1つ、あとはわかめと人参少し。
スープは塩胡椒ベースで出汁分が少なく、エビの匂いがする油を入れる、というもの。
麺はふつう。
さっき夕食を食べたが、同じくカップ麺。
今回はきのこ麺にしたが、シーフード麺よりこっちの方が良いかも。
おぉ、ようやく23:00だ。寝ようかな。
明日は気が向いたら観光に行くかもしれない。紫禁城(天安門)とか王府井とか。
中関村(北京の秋葉原、光華商場)なんかどうでしょう
週末は混みますが。
湾区様こんばんは。
> 中関村(北京の秋葉原、光華商場)なんかどうでしょう
あー、そこも聞いたことがありました。
でもネットワークがダメダメで場所が分からずで・・・
結局故宮と天壇だけ行ってきました。