中華航空の感想(文句)

昨日までの関東出張では、初めてCI 中華航空を使った。
結論を述べてしまうと、いろいろダメでアジアトップ世界屈指の事故率もさもありなん、と思った。

さてまずは、初めての利用ということでマイル蓄積のための例の会員登録をしようと思ったんだな。
事前にタコのマーク(旅行部門だししかも今は違うが)のダイナスティマイル会員、『ダイナスティ・フライヤー・プログラム』の会員登録をするつもりだった。
が、ダメである。

登録エラー

いつ・何度やってもこの最終登録段階ではじかれる。
出発前日にはそのサービスセンターとやらにも電話してみたがつながらず、やがて夜になって自動音声”取り扱い時間内にかけなおすべし”である。
致し方なし、当日処理することにした。

そんで当日。
ギリギリまで用意に時間がかかってしまい、チェックインカウンタでは時間に余裕が取れず断念。まぁNH(EL)の時は機内で申込書もらってその場で渡して登録したし、同じように機内でやりゃよかろ、ということで乗り込んだ。

乗って出発前に機内で申込書とペンを要求したが、来ない。
まぁ要求したものが来ないのは他社でも特にエコノミーでは同様なのでよろし。到着1時間前くらいにもう一度頼んで受け取る。
が、書き上がったものをCAに渡そうとしたら、到着後に成田の地上勤務員に渡せ、とのことで受け取ってくれぬ。
うむむ、でもまぁそういうこともあろうか、とそこはあきらめ。

で、降りてから出発カウンタに上がってCIカウンタに行くと、もう出発便が無いのでCIの地上勤務はいない、と。
そりゃそうだよな、出る便が無いのに居てもあまり役に立たん。
が、こうなることは見え見えなのに『到着後に成田の地上勤務員に渡せ』というのはどういうことだ、と。
とりあえず空港職員に食い下がり、電話でCI地上勤務に連絡を取ってもらうと、
『すでにイミグレーションを出ているので受け取りはできない。Webページの登録不具合は、ダイナスティ・フライヤー・プログラムのことはわからんのでサービスセンターに連絡しなさい』という回答である、と。
あ? 19:30に電話したって”取り扱い時間外”なんだろうがよ・・・。
どうもならんので、諦めて帰りにCI地上勤務に詰め寄ることにした。

さて帰り。たっぷり4時間の余裕を持って空港到着。もちろんまずはチェックインカウンタに見える30-35年配のCI地上勤務員に申込書を渡してみる。
すると、「郵送で発送しなさい。」ですと。
地上勤務員に渡すように言われているし、27日に電話確認した際にも”イミグレーションを出ているので”受け取れない、と言っていたのでは? と突っ込むと、
「じゃー今回は特別に受け取るから、その他詳細はサービスセンターに問い合わせてください。」と。
なんだよ、うるせぇ奴扱いかよ。ここまでは言われた通りにたらいまわされているだけじゃねぇか、まったく。
ということで、行きのCAの様子もあってイラっときたので、実際うるせぇ奴になってみることにした。

まず、Webページ状態について。
出発前から何度やっても登録できないWeb登録、貴殿らも申請書を使わずにWeb登録を薦めてくるが、できなきゃどうもならんだろ。チェックしてみろ、すでに1週間は止まりっぱなしだ。
という具合につっこんでみた。すると、
「そのようなことはありません。」
わはは、貴様はNTT(DoCoMo)か。実際できておらんがな。PCもOSもブラウザもネットワークも様々試して全滅なんだかあら再現性は十二分である。
で、
「ほぅ、じゃ、その今確認で使っていた端末でワシの会員登録を頼もうか。」
と言ってみたら、なんかむにゃむにゃ言ってやらない。ま、面倒なんだろう。最後には、
「申請書を特別に受け取りますから後の面倒なことは台湾に行ってから現地で処理してくださいよっ!」
とか、キレておった。ふむ、日本法人勤務の日本人でも華人なんだな、CIは。ワシは奴のメンツを傷つけた、ということだ。
この件に限らず思うんだが、華人の奴らすぐメンツを傷つけたとか言って逆上するが、それまでの対処で奴らがワシのメンツを傷つけたことに関してはどうなるんだ?
ワシゃメンツなんぞ飯にも金にもならんしどうでもいいもんだからキレんけど、貴様らルールに則ると本来先にワシが切れているぞ。

ま、もう駄目だね。おかしな話だが、中華航空の力は使わずに中華航空の会員登録をしないと。
ひとつ思いつきはあるので、ひとまずチェックインしてイミグレを済ませる。なお、帰りは非常口席を依頼されたので請けておいた。前が広くて宜しいし。

思いつきというのは簡単、よくあること。
外国語ページでは登録がダメで、中文ページならできるんじゃないか、ということ。
で、やってみる。まずは日本語ページで再挑戦。もちろんダメ。
続いて中文ページ。

登録完了

できた。
むーちくしょー、なにが「そのようなことはありません。」だ、全く。話も聞かないし確認してもいないな。
しかし空しきことに、この前日28日に顧客に引き渡そうとしたPCアプリも同じようなトラブル、つまり中文OS・英文OSのPCでしかインストールすらできず、顧客に用意してもらった日本語OSPCではダメだった、ということがあったので実に悲しい。出発までに余裕が無かったのできっちり確認できなかったのだが、デモ用中文OSPCを最悪の場合には貸し出す覚悟を持って行き、一緒に置いてくることで切り抜けたわけだが、周囲の状況をよく踏まえて動いてほしいよなぁ・・・

で、2回乗ったということで中華航空の感想。
CAはまぁ他社並みだとおもう。が、地上勤務がとてもダメ。

ダメなところ詳細は、
ー チェックインカウンタが役立たず
ー 機内安全設備シートがぼろぼろで文字かすれもある
ー 機材によって安全設備説明ビデオが無く、CAのデモも席によっては頭頂しか見えない
ー 半数近くが日本人乗客なのに、安全設備説明も非常口席説明も中文と英語のみ
ー かなりの大声(ワシにとっては)を出さないとCAに伝わらない
ー CAが思い込みで見落とす

CAが思い込みで見落とす、ってのは、「AはBだからこれは要らないだろう」という感じの動きなのである。
一例をあげると、機内食配られたときにチョコレートケーキが付いていて、これが硬くてパサつきがある。味は良かったので食ったわけだが、のどにチョコレートがとどまって具合が悪い。で、初めにもらったコーヒーは早々に飲みきってしまった。
で、次に回ってきた茶をもらうべく、バスを止めるときのアレくらい思い切って、隣のおっちゃんが引くくらい手を挙げて振ったりしたのだが、しれーっと無視されてしもうた。
「こいつはさっきコーヒーをとっていたので茶が必要なはずはない。」という思い込みですな。
なんで声出して呼ばないんだ、という件に関しては、1mもない距離でも大声出さないと通じないのでムリ。結局隣にいるポットを持ったCAを呼ぶのに席からCallかけるという変人行動を取らねばならぬ。

大声出さないと通じないのは、中国人台湾人がうるさい環境ではより声を張り上げるという文化にどっぷり慣れ親しんでいるから、ということもあるが、フライトの騒音が大きいということもあるのかな、とか、今思った。
どうも地上勤務がダメなので、整備もダメなのかも。すると騒音がひどくて然るべし、と。
機内誌では安全性を大主張していたが、ま、んなもな信用ならんよ。宣伝じゃなく態度で見せないと。

ちゅうことで。個人ランクは更新だが、順位変動なし。

SQ > BR >> NH, KE > NX > JL > CI > CX

CIとCXはかなり近くなってきたので、順位入れ替えがあるかも。JLとCIはちょっと広く開いている感じ。

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中華航空の感想(文句) への2件のフィードバック

  1. みっち総裁 のコメント:

    あちきはCXのwebサイトでチケットを購入しようとしていて
    何度目かでやっと成功しかけたら
    クレジットカードの情報をいれ
    さあ!いよいよ終了か!と思っていたら
    怪しい画面が・・・・。
    チェックしてみると購入確認ページに乗っておらず
    CXのサービスセンター(香港)では情報は全て入っているが最終手続きされていない。
    東京のCXに電話すると何かの原因で最終購入手続きがされてないので今から言う番号をメモして至急購入手続きをとの言葉。
    地下にほったらかしていた自転車に乗り
    民生×敦化のCXの台北支店へ行くと
    客は居ないのに従業員はペラペラ喋って10分ほど待たされ
    「あとどのくらい待つ?」と聞くと「あとちょっと」
    いざカウンターへ通されたとき
    「webページは全く駄目だわ、社員教育は駄目だわ、ドッ科おかしいの?この会社は?あなた達の会社のミスでこっちはわざわざ来てんだよ!」
    と英語でまくし立ててやったことを思い出しましたわ。(笑)

    やっぱりCIもCXも金額の安さがこの役立たずっプリをあらわしてるんですなぁ。

  2. Pote のコメント:

    みっち総裁様こんばんは。

    > やっぱりCIもCXも金額の安さがこの役立たずっプリをあらわしてるんですなぁ。

    CX、おおむね日本人には人気のようですが、私自身含むCX嫌いな日本人の理由は知る限りすべて予約・発券の問題でございます。
    どうもCXにはその辺クリティカルな問題があるような気がいたします。
    CIの場合は事故・障害率にも表れていますねぇ。
    飛ぶ前後をしっかりせにゃダメダメだと思うのですが、どうもその辺手を抜いて宣伝でごまかそうとする風潮を感じていやなもんです。
    利用客が増える時期は高額とか、何とも不明瞭な燃油サーチャージとか、普通ではないことが許されているのだからそれに甘んじずきっちりやってほしいものですが、だいたいそういう業種は弛みますねしかし。

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