大蒜拳骨拉麺

今日の夕食はラーメンとするのだ。
前回不満なラーメンのようなものを食べてしまっているし、しっかりラーメンが食べたい。
店はやっぱり個人的に目下台北一正しいラーメン屋である『花月』に行くしかないっしょ。
実はもういっちょ理由があって、初めて台北の花月を知ってから3ヶ月になるわけだ。さまざま事情はあるが、この地では概して1年で実績を挙げねば撤収の危機になるので、台湾麺になるならそろそろ味に兆候が出る頃だろうと思うわけだ。

というわけで花月。

いつもの華蔭街から台北車站へ。
2階に上がりますと、

お、大戸屋だ。
まー大戸屋は帰り道の民権東路にもあるんでそっちで十分なんだけど。
でも行ったことは実はないので、表に出ていたメニューだけ見てみた。
・・・が、なんですかこりゃ。NTD300クラスじゃないですか。使えん。
しかも大戸屋のくせにチキンかあさん煮定食もまぐろ竜田揚げ定食もない。別物じゃんこれじゃ。
あーあ、いつか行こうと思っていたのに行く気が大幅減退したなぁ。

ま、今日はラーメンで花月だからOK、ともかく花月に向かう。
するとまぁこれが全く相変わらずの大混雑ですよ。やばげぢゃん、味変えたかな。
しかし食べてみないとわからんし、ともかく1名で登記だ。
待っている間にショーケースを見ると、

いーや信用ならん。正直「けっ、ほんとかよ」って感じだ。
味千にしろ翔太にしろ、同じようなことを言いつつ崩れてるからな。
翔太の場合は完全に崩れてはいないが、温度・硬さ・濃さが不安定でなぁ。

待つこと5分ほど、思いのほか早く入店OK。
で、いつもの看板『大蒜拳骨拉麺』をオーダー。さらに今日はついでに『黄金煎餃』なる焼き餃子もいってみた。

まずはラーメン登場。見た目は変わっておらずOK。ということで写真は略。
食べてみますと・・・おぉOK、変わっていない!
いやーよかったよかった、これは今後も期待が持てるかもしれん。
もちろん今回のアンケートにも「いつも日本と同じ味を維持してくれるのなら、是非また来たい」と記しておいたぞ。
ということで、小壷に入った辛い韮と『秘伝のタレ』を入れてモリモリ食う。
おくれることしばし、黄金煎餃登場。

これは正直、どうでもいい感じでありました。
まずくはないんだけどねー、でもそのへんで1個NTD5の鍋貼食べたほうが美味いや。黄金煎餃、5個1皿だから1個NTD13もするわけだし。

というわけで、ラーメンには大いに満足なので大変結構でした。
で、謎のサービス料を併せて支払って店を出る。
このサービス料10%ってのはなんなんだろうな。取らない店と比べて別に何かサービス内容が違うわけでもないというに。しかし今までいったラーメン屋では、佐野拉麺以外は全てかかってくる。なんか不満だな。

1Fに降りるまでに和菓子屋の前を通りかかり、うっかり柏餅を見付けてしまったのでうっかり買ってしまうのであった。柏餅好きなんでね。

これは、まあまあかな。日本のコンビニで売っているような柏餅だ。
しかし柏餅の味と香りであったので満足ではある。NTD45って値段はもう少しなんとかならんか、と思うが。

以上で帰宅のために駅舎を出る。が、出たとたんにスコールが如き大雨。帰宅が大変でしたよ。
ちなみにスコールと違う理由としては、3時間以上経った今でも降り続いていることだな。こりゃスコールではないわい。

これでようやく自分なりに行くラーメン屋が決まってきたな。
– しっかり『ラーメン』を食うなら : 花月
– 具のチャーシューに重きを置くなら : 六丁目拉麺
– 拘らずラーメン的なもので良いなら : 佐野拉麺
こんな具合だ。
日本人に人気で移住当初は時折行った翔太は落ちざるを得ませんでした。チャーシューは六丁目拉麺の角焼のほうがデカいし美味いし、ラーメンとしては花月のほうが安定しているので回数をこなすほど花月のほうがよくなるし。
佐野拉麺はギリギリなんだけど、インスタントラーメンよりはラーメンである、ということでNTD50なら十分かと。