自戒を込めて

今日、とはいえ既に昨日ではありますが、台湾イミグレで入国審査官を罵倒して5カ月入国拒否になった日本人おっさんが小さなニュースに出ていました。

入国審査で大行列ができていて、相当時間がかかったらしい。で、おそらく担当官の作業の遅さや私たちには理不尽に見える審査行為があったのであろう。
順番が回ってきたときに口汚く大声で罵倒したというのが罪状。
処分内容については、「執務中の公務員がかような対応を受けるべきではない。威厳と沽券にかかわる」とのこと。
こと華人はメンツ最優先なので、メンツの立たない行為は重罪。
このメンツ至上主義のせいで、(外国人にとっては)理不尽なことは業務上も多く起こります。まぁ台湾人は刃物持ち出さないからまだ楽だな。

このおっさん、結婚相手が台湾人だそうだ。おそらく/確か、台湾在住だと思ったので、手痛かろうな。

しかし私の感想は『間抜けのあまり語るに術なし』。
日本では公務員に暴言はいてもたいしたことはないような気もするが、そうはいかない国は非常に多くあります。

おそらくはこのおっさんもそんなことは知っていたのでしょうが、長く居すぎて老害が出たって感じか。
頻々と日本に行っているそうで、となると日本人としての行動・感覚は確固として残り、ますます『老害』へ歩を進めるわけだ。
で、ちょっとしたきっかけで暴発、と。

私自身は最近ようやく華人と日本人の谷間に綱がかかった状態ですが、それでも運転マナーではよくカチンとくるし、今日もフラッシュメモリ不良交換の対応でふざけた対応をするな、と声を荒げたりしました。
詳細は書きませんが、後で思えば台湾人なら怒るほどの場面ではなかったな。これも『老害』か。気をつけねば。

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