台湾新幹線がもめている

現在試運転中の台湾新幹線(高速鐵路:高鐵)ですが、そろそろ交通部の営業許可が下りる時期になりました。

しかし、國民黨が『許可など出してはいかん!』と大反対でおられるそうな。

国民党:新幹線開通期限 交通部は人民をスケープゴートとして殺そうとしている

あらすじ:
“1か月無事故”の条件のもと間もなく新幹線の営業許可が下りることに関して国民党立法委員が『交通部は事故を隠蔽し、見ぬふりをしようとしている。行政院と交通部の共犯ではないのか!』と質疑したそうです。
5日に信号無視、8日に中央管制不能、17日に台中駅の障害があったが、これらの事故を交通部が隠蔽している。国民党としては『人命を賭けて冗談を言うな』ということで、立法委員の雷倩氏は『開通後に事故が起こったら軽微な事故では済まんぞ。梅嶺の交通事故で20人余りの死者が出たことで人民は政府に落胆している。もし新幹線で事故が起こったらいったい何人の人命が犠牲になると思っているんだ!』と言っている。
国民党はさらに、開通を焦るのは契約のせいで、違約があると銀行が融資金取付に乗り出す可能性があるのでやたらとあせっているのではないか。しかし人命と金は比較できるものではない、と質疑している。
国民党は行政院長の蘇貞昌に回答を求め、もし安全性に問題があるなら絶対に新幹線開通を許すわけにはいかない、としている。

新幹線の国日本の人間としても、今まで聞いたようなポカミスが根本的に対策できていないなら通すべきではないと思いますね。
せっかく積み立てた(日本の)新幹線の安全性にも影響が出かねないし。
行政院の回答はどんなものなんでしょうねぇ。

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