石家魯肉飯

先日、日本訪問時の買い置きつみれを使っておでんを作った。大量に作らねばならぬので当然しばらくおでんを食い続けることになるんだが、ちょいと飽きる。
しかもだ、和からしもゆず胡椒も品切れ、近隣の松青や全聯に行ってもわさびはあれどからしはない。マスタードを使ってみたがダメだ、酸っぱい。まぁマスタードはチキンナゲットではイケるんだが。
ダメ元で台湾練りわさびを使ってみたら、これは案外ヴァッチリだった。但し見た目は鮮やかな緑なので宜しくないけども。

で、だ。前回肉燥缶を買っているのですな。んじゃそろそろ魯肉飯に挑戦すべ、と思い立ち、今夜は魯肉飯に決定。

作り方は前エントリ写真の缶ラベルのとおり。簡単、とのコメントは過去戴いているが、確かに簡単。
問題はどれも分量が分からんこと。まぁ家庭料理なわけだし、準じてテキトーに突っ込んで作ってみる。

正宗石家魯肉飯。
甘くならぬようにしつつも、台湾醤油で作成。見た目と匂いはそれなりに魯肉飯。
味は、・・・どうもイマイチ。ごく基本的な部分では我が最愛の三重の名無し店の魯肉飯の系統なのだが、何か重要な材料か手順が足りないように感じる。
これまた5回分くらいできているのでとりあえずあと4回ほど食うけどもさ。缶詰魯肉飯よりはずっと美味いので許そう。

何が足らんのだろうな。誰かがズバッと指摘してくれることに期待して作成手順を挙げておこう。

1. 油ちょっとで豚挽肉200gを炒める。赤い部分がなくなる。
2. 統一肉燥を突っ込む。レンゲに2杯分くらい。
3. 醤油を突っ込む。写真の通りの色よりやや濃いめに見える程度。30ccくらいか。
4. みじんニンニクを突っ込む。こっちでよく見るやや紫で小粒なアレを5粒くらい。
5. 砂糖を突っ込む。角砂糖1個分くらい。
6. 塩を突っ込む。砂糖の半分くらい。
7. 水を突っ込む。既に結構汁っぽいので煮込んでいる間に蒸発する分を補う量+50ccくらい。
8. 30分煮る。おでんよりは強いが煮立たないくらい。

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石家魯肉飯 への8件のフィードバック

  1. ぴより。 のコメント:

    たらんのではなく、順番では…
    「さしすせそ」ですよ、料理で加える順番は。
    さ:さとう
    し:塩
    す:酢
    せ:しょうゆ
    そ:味噌
    しょうゆと味噌の類は完成直前に入れるのが良しです。

  2. ゆり のコメント:

    はじめまして。
    以前台湾に旅行する時にこちらへ辿りつき、
    それから台湾の日常を楽しく拝読しております。

    私も魯肉飯が好きで、台湾に行ったときには食します。
    また、私も他の方と同様、材料が合っているのならば
    手順かも、と思いました。

    1. 油をひき、みじんニンニクを充分に炒める
    2.豚挽肉を軽く炒める。
    3. 統一肉燥を軽く炒める。
    4. 水を入れる。
    5. 煮立ったらアクをとり、砂糖、塩、醤油の順番で入れる。(味を調整)
    6.弱火で煮る。

    日本だと手順的には肉じゃがみたいな感じかな、と思いました。
    あと、ニンニクはパスタを作るときは先に炒めますので、
    先にしてみました。

  3. 耳鼻喉科 のコメント:

    乙カレー様です。

    皆さんのコメントも読ませていただくと
    関心度高いみたいですね。きっと
    作ってみたいんだけど誰かやったことある人居ないの?
    って感じだったんでしょうか。

    ちなみにその「我が最愛の三重の名無し店」
    っていずれかのエントリ中にありましたでしょうか
    いちおう検索させてもらったんですがうまくヒット
    しませんでした。

    私もぜひ伺ってみたいのですが、でも
    お気に入り店なら人に教えない方がいいかな

    今回を叩き台として更なる高みに登って欲しい
    と勝手にエールを送ります。バンバレ!

  4. Pote のコメント:

    ぴより。様、初めまして。

    > たらんのではなく、順番では…

    酢・醤油・味噌は名の似た別物なので、和食になってしまうだろうと思います。
    本文の通りラベル指示のとおりなので、順番に致命的な違いがあるにしてもそれが当地標準になっているはずなので、好みに足りぬのは材料・手順の漏れか分量だろうと探ってみるつもりでおります。

  5. Pote のコメント:

    ゆり様、初めまして

    > また、私も他の方と同様、材料が合っているのならば手順かも、と思いました。

    材料が合っているか、という部分が懸念ではあります。
    ラベル文から肉だのニンニクだのはおそらく正しく引けていると思うのですが、量が不明で加工も正しいものなのかどうか。

  6. Pote のコメント:

    耳鼻喉科様こんにちは。

    > ちなみにその「我が最愛の三重の名無し店」
    っていずれかのエントリ中にありましたでしょうか

    https://potech.jp/pote/archives/2007/12/23-155418.php
    上記などがその店です。名無し店なので説明がなんとも。
    台北市から中興橋を降りてすぐ左側、陸橋の足下OK便利店の向かい、セブンイレブンの側です。現在は24時間営業になっています。

  7. 耳鼻喉科 のコメント:

    広い心でご紹介下さりありがとうございます。
    早速バスに乗って行って来ましたよ。間違えていないといいのですが、ちょうど歩道橋の影になっている、大通りに面した、「好客雞肉飯」と赤い看板のお店ですよね?

    雞肉飯と看板にあったのでちょっと不安になりつつも、魯肉飯がメニューにあるのを確認してから突撃しました。魯肉飯(大)35元+魚丸湯20元+魯筍絲30元。「普通」においしかったです。近所にあればローテーション入り間違いないですね。メニューも割合豊富で印象よいです。次回はサバヒーと雞肉飯にも挑戦の予定です。

  8. Pote のコメント:

    耳鼻喉科様こんにちは。

    > ちょうど歩道橋の影になっている、大通りに面した、「好客雞肉飯」と赤い看板のお店ですよね?

    場所はその通りなのですが、”好客雞肉飯”という屋号は初見です。
    赤看板には”虱目魚肚”と記されていました。
    私が最後に行った際にもガッツリ探しましたが、屋号はなしでした。
    雞肉飯は看板に掲げているものの、メインは看板でも魯肉飯と虱目魚肚になっています。
    行かない間に店が入れ替わったとかかな・・・

    ここの魯肉飯は”香菇魯肉飯”となっているので、”香菇”が記されていなければ別の店になってしまったのかもしれません。
    雞肉飯は鶏のぶつ切りタイプで、雞肉絲タイプが好みの私には合いませんでした。

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