初日は23:00にサクッと床につきまして寝ようと思ったんだが、揺れの軋みが耳についてなんとも寝付けぬ。だが寝付きが悪いのは割といつものことなのでさしたる問題はなし。数時間ゴロゴロしているうちにぼちぼち寝られて、想定より遅めの6:00(+8)に起床。
あんま天気よくないのぅ。
もうちょい時間経ってしまうと混みそうなので、早めに朝飯を喰らいに行く。
今回は葉っぱ野菜があって大変結構。ベーコンとソーセージは至って普通。
パンはトースターがなくて、多分言って焼かせるんだと思うがメンドーでそのままペパロニとチーズのせて食うことにしたが、柔らかくてパサパサ、かなりのイマイチっぷりだ。次は焼かせることにしよう。
イモサラダは”マヨネーズ”があったことから行ってみた。味はたいへんよろしいが、芋もその他も2cmくらいの角切りでほぼ潰しておらん。ワシには問題なかったがこの食感は日本のイモサラダとはだいぶ違うわ。
卵はそのまま卵炒っただけで、塩味等一切無し。でもこれはこれでワシとしては大歓迎なんよ。他で食うとしょっぱすぎとかよくあるんで。
加えて緩いヨーグルトに果物ゴチャッとぶち込んでいってみた。ヨーグルトはもちっと酸味がある方が宜しいなぁ。でも華人客が多かろうししゃーなしかな。
キャビンに戻ってボヤッと到着待ち。昨日からの腰の痛みが全然良くならんので精力的にレク参加とかジムだプールだなどはせんのだ。いやまぁ腰が問題なくてもそういうことはしない質ではあるのだが。
8:00過ぎたあたりで雲に切れ間ができて、海面もそれに合わせて潮目風に2色になったりして若干面白かった。
更に10:30頃になると、黒い鳥が2羽船に並走。
陸からさほど遠くない、っちゅうことだろうか。那覇到着まではまだ数時間あるから、八重山諸島だろうな。
ところで初日にモメたキャビン入室のためのキーカードだが、
ドアノブにかかっていたこの紙片、なんか二重になっていたのでなんとなく分解してみたら、中からカードキーが出てきた。
そんなん説明無しでわかるかよ、フツーの陸のホテルなんかだとチェックイン時に渡されるし。
“陸なぞ知らん、船ではこれが常識ぢゃ”とでも言うんだろうが、だいぶ呆れたわ。
他、記載外の諸々もあるし、この時点で雑っぷりにかなりの嫌気がでてきた。
でもって14:00ちょい前、遠めに陸が見え始めて、
予定通り15:00 那覇港到着。
ここまで腰の痛みを改善するためにゴロゴロしていたんだが、だいぶ遅い昼飯を食うべく15階デッキへ。初日の昼飯とほぼ同じものを食う。今回も葉っぱがあったので初日より良いな。
なんかずっとタグが張り付いておった。
さて食って戻って諸々オシゴト対応とかして17:30。19:00に国際通りで皆で会食ってことなので市内へ出発。まずは船を降りねばな。
んでだ、実はこの前に15:30くらいの時点で、気になったことがあったのだ。
ある配布資料では”日本籍のばあいはパスポートが必要”とあり、別の配布資料では”パスポートのコピーが必要”とある。
まず、これhどっちが正しいのかわからん。それともう一つ、パスはMSCが没収預かりというわけわからんことになっているので、”日本籍のばあいはパスポートが必要”なのであると降りられんっちゅうことになる。
んで5階デッキにいって聞いてみると、なんと問答無用でパス”だけ”渡される。
これも問題ばっかよね、ワシが聞いたのは資料能登っちが正しいのか、なのに問答無用でパス渡しても答えにならん。
戻ってきたのはパスのみで居留証は行方不明。突っ込んだら”そのなんかわからんものは基隆到着で返す”とか言いよる。
ごちゃごちゃ挙げるとウザいからごそっと端折るが、これは基隆で問題起こす可能性アリアリだで。致命的にならないことを祈るしかない。
実はそもそもだ、台湾の国法では”台湾市民が海に出る際は何かしらの身分証明を1つ預かる”なので、パス渡している時点で居留証を没収する必要はないはずなのだよ。
つーかそもそもパスのような行方不明で大問題が起こるようなものを取り上げるのはありえんのであって、免許証とか健保カードとかを取っておけばよかろうもんなんだわ。
ただどうにも、なだめてもすかしても脅しても居留証が帰ってこず、どころか居留証がなんなのかを全く理解していない様子で、4人に5回念押し確認して同じ回答なので、一応程度に「てめー下船で問題起こったら許さんからな、しっかりガッツリ対応せぇよ」と告げて諦めた。
なおこのあとの会食時に”台湾にとっての外国人で基隆から乗り込んだ4人の仲間”のうち2人は同行者なのだが、彼らも全く同じように大モメしてキレ散らかす羽目になったらしい。
あと1人は誰だか知らんのでわからんけど、75%で大モメならMSCも少しは振り返るんでは、とほぼダメ元だが極微量の期待をしてみる。
ほんで17:30ちょい前に下船、国際通りに向かうシャトルバスに乗ろうとするが、
とんでも大行列。んぢゃタクシー使うか、ってのも、
変わらず大行列。バスのほうがまだ捌けそうなのでバス行列で待つことにした。
そんなわけで時間ギリギリ18:55に会食場所に到着、会食メニューに加えてラフテーと沖縄そばもいただいた。
ラフテーはまぁ美味かったのだが、沖縄ぞばは粉っぽくて固く今一つで残念であった。こーれーぐーすはあったので一応念願は叶ったのではあるけど、心残りぢゃわ。
で、帰りにローソン寄って店員と大喧嘩しつつからあげクンRedを購入。思うところあってプレミアムモルツも購入。
店員との大喧嘩はマジもん。ローソン運営に状況を上げておいた。願わくば店内カメラ等使って何があったかを確認いただきたい。ヒドすぎるわ。
店名時間店員名はガッツリメモったが、どーせローソンは対処なぞせんだろうしと思うけどな。アレはすっかり大陸流だしごくごく当たり前なんだろうさ。
ほいで港に戻って再乗船。
プレモル買ったのは、”酒類持ち込み禁止”となっているのでその実情実験。
これほど雑であれば、禁止となっていてもなんら問題なく持ち込めるんぢゃねダメなら土産に泡盛も買えんぢゃん、と思うてな。
結果は、なんら問題なく持ち込み可能。堂々透明に近いうっすいビニール袋に入れてこれみよがしに振り回して持ち込んだが、どこの検査でも止められなかった。
これでUSD8以上費やしてプレミアムモルツ飲まんでも済むし焼酎や泡盛も買えるな。
明日は尖ったもん持ち込みもいろいろ試してみようと思う。こんだけの雑っぷりなら露骨に武器転用できるものじゃなければフツーにいけそうぢゃ。
でもできてしまうと釣り道具を諦めたのがつくづく残念になってしまうんだけども。
そういえば、40年以上前に来たときには鉄道皆無だったが、なんか県庁あたりに捷運っぽい高架鉄道があったな。
ないことが沖縄の特徴的だったのでちょっと、若干だが残念な気もする。









