以前東港で鮪を買ったり屏東でライチ買ったりしたが、クーラーボックスに氷詰めても帰り着いた頃には少々傷んでおる感じなんだよな。
まぁね、オートバイにしろバスにしろ6時間以上かかるのでしゃーないってもんかもしれん。溶けた氷で水浸しなことも傷む一因かとも思う。
そんなわけで、台北の市場ででも買ったほうが”まだまし”って感じがして、今年は鮪魚季にも行っておらん。まぁそれは行ったところで鮭刺し身が避けられんしってのもあるけど。
昨年から再開の魚釣りでも、以前は氷調達でコンビニ数件回ったりしてどうもよろしくない。以後は保冷剤を忘れないよう気をつけてはいるが、それでも迂闊なのでエサもろとも保冷剤忘れて行ったりするしな。
手持ちのクーラーボックスはオートバイ釣行で使う前提で9lの小さいものなので、前に釣れた午仔魚で限界って感じで、ヒラメやコチを釣りたいと思っておる現在もしそのへんが釣れたらまずもって入らんってもんだ。
釣行車を手に入れた今、そんなわけでもちっとデカいクーラーボックスを兼ねて冷蔵庫を導入しようかと考えておった。
考えているだけであって、3月来釣行車があるのに2ヶ月買わずだったしそのままなら当面買ったりはしなかったところなのだが、6月に友人たちとキャンプ張ろうっちゅうことになってな。
まーキャンプったって、設備万全のキャンプ場で風呂トイレはもとよりベッドまである部屋を充てがわれるワシにとっちゃ民宿ぢゃん的なものなんだが、中華のキャンプは大昔からこうだし日本などもそういうんが大多数になっておるよね。
でも提供食材のほか自前で買い込んで持ち込んで焼いたりして食おうっちゅうことになっちょるし、ほんなら冷蔵庫あったほうがいろいろ宜しげだなと思ってな。
マキタやその他、宜しげな車載冷蔵庫は$5桁はする超高級品、日々使うレベルじゃなきゃ到底買おうとは思えん。
でも大陸モノなら$数千で出ておる。保冷クーラーボックスと大きな差はない値段だし、品質には大いに不安があるがまぁ買ってみようか、と。
コレかな。大陸モノの中では質も販売もいくらかマシそうだし。
サイズは20lくらいが良いと思っていたが、15lと20lの差は高さ方向で幅も長さも両者同じなので、ほんなら15lでええわい若干安いし、と15lに決定。
新型機もあって、何故かその新型のほうが$200くらい安いので新型機の方にしてみた。
待つこと10日ほどで到着。発送まで数日かかった時点でそうじゃないかとは思ったがきっちり大陸から届いたものの盲転送だったわ。
まず開梱。梱包は割としっかりしていた。あくまで”割と”ではあるが。
同梱には説明書も付属品も一切なしで、電源線とかどうすんねん特殊コネクタなのに、と思ったが、本体の蓋を開けたら庫内に臭い小箱が入っていてそれに電源線、読めない説明書、保証カードと称するただの紙切れが入っていた。
説明書は簡体字だから読めないのだ。まぁ覚悟はしていたさ。
保証カードは、大陸モノだとほぼ一律コレだわな。でもサインが印刷じゃなくスタンプだったのでちょっとだけマシって感じか。
5時間放置して電源投入、動作確認。
なんかコネクタの嵌合が悪くて非常にはめづらい。ちょっとゴリッと突っ込んで電源On、最大能力の-20℃に設定。
15分後、
おぅ十分以上に冷えるな。アニサキス基準クリアできるわ。
でも本体備え付けの温度計は雑だな。まーそんな数値にこだわって使わんから構わんわ。
冷え始めるまでの立ち上がりに5分10分かかって遅い感じがしたが、圧が上がって冷え始めるとスルスル下がるのでいい感じである。
あとはどれほど耐久性があるかだな。
そう期待してはおらんが、あっちゅーまに壊れるのは勘弁してほしいところだな。ある程度嵩があるし捨てるのも面倒ぢゃて。