歯科にかかってみる

移住十数年、3度のみだが病院にはかかってみて特に前回の大病院ではない町医者でかかる費用が恐るべき安価なのにビビって、
「台湾の医療費はすっげぇな、大病院でも他国よりだいぶ安上がりだが、町医者でNTD150の掛號費、以上で一渡りの薬含め最後まで、ってのはまず見ない保障だで」
なんて話をしていたら、
「まぁねぇ、でもその安上がりなせいで他国在住の者がこっちに来て診療治療を受けたりするんで健保が崩壊しかねなかったりするんだけどねー。
それはともかく、歯科はもっとすごいでよ。」
とのことでな。

歯科は身辺の事情から日本でかかるせいで移住以来かかったことがなく写真すら撮っていないのだが、ここ数年全くかかる機会もなく歯石が気になるレベルになっているので、ほいぢゃかかってみましょうか、と思い立ったわけですよ。

現在228和平紀念日で4連休。春節は丸潰れだったが今回は日勤業務での出勤はなしのフル休暇。
ならば春節で断念した久しぶりの環島に行きたいところではあるが、昨日は所属會の定例で、どうも全島天気が良くないこともあって再延期、オシゴトしておる。

そいでそれ関係で、フランスに出荷した製品が宛所無しで返送されており郵局預かりになっているので、まーきっと今日はダメだろうな、と思いつつもダメもとで行ってみたんだがそこはそれやはりシャッター閉まっておったわけでな。
まー覚悟の上なのでそのまま引き返したわけだが、オフィス向かいの歯医者はフツーに開いていたのでならばかかってみるべ、と思い立ったのが経緯。

まずは最近ようやく勝手を知った”掛號”。
今回の内容は歯石取り。
だが写真は費用かからないとのことなので写真を撮ってもらうことにした。 我が歯列は珍しい特徴が幾つもあるので、これで判別不能な死骸になっても首尾よく処理していただけるであろうて。
で、ここでの支払いがなんとNTD50。をぅ話に違わぬ安さだな、これで終わってしまうんだろうか。

写真撮影はすぐ終了。何らの困ることもなし。
特徴的な部分もすべてヴァッチリ写っておって、これでOK。
続いて本題の歯石取り。
設備や方法は、当たり前だが日本と変わらないので悩むことなど無し。
腕前はなかなか、素晴らしかったわ。超音波スケーラを当てすぎると発熱して痛みっぽく感じるのでその加減がポイントだが、担当の医者or衛生士はうまいことギリギリの線を攻めてくる。
ほんでおかげさまで予想よりずっと短い30分ほどで終了、取り残しもなくスッキリ。
日本だとだいたいこのあと研磨があるが、台湾ではそれはなし。
まぁ周囲の方々を見ていてそうなんだろうなとは思っていたので意外でもない。審美と衛生はきっちり分けているんだろう。

はい、あとは掛號のカウンタに戻り、健保卡を返してもらって終了。
おー、ホントにNTD50 30分で終わってもうたわ。

NTD50のみ

出掛けに「健診のためにも定期的にお越しを」なんて言われた。
この負担の軽さなら、時間さえ許せばこまめに来られるわなぁ。しかも時間も遅くまで開いているし。

メモ :
“歯石除去”はなんと言えばよいのかごちゃごちゃ調べたりしたが、結果は簡単、”洗牙”だった。
なんか洗牙だとホワイトニングやヤニ落としのイメージを感じて歯石取りとは違うんじゃないかと思ったのだが、んなこたーなかった。

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