相変わらずの多忙と不眠で、腹は減れども喰うごときに時間をかけたくないというわけで、割高ではあるもののインスタントものを使う機会は以前より増えた。
さてそこで、もうここ10年近く全く安売りを見かけないカップ麺がある。
台酒(TTL) 花雕雞麵、であるのだ。
台灣蘋果日報の調査で一番人気とのこと。実際、階下のスーパーではなんかいつも品薄。NTD42と高額グループの品なんだけどな。
ということは相当うまいもんなんだろう、と思うわけでさ。安売りのみ狙いのワシには長らく無縁だったが、ここは一度試しておくべきでありませう。
小売店店頭よりやすいのが当たり前な通販でも、この通り高い。階下スーパーのNTD42のほうがお得だ。試してみるのに12個も来ても困るし。
ほいで出かけたついでに一つ購入。
コレね。重量があってこれはレトルト具パックがついているタイプであろう。レトルト具パック付きタイプではNTD42はわずかに安い。
ちなみに台酒(TTL)はフルネーム 臺灣菸酒股份有限公司(Taiwan Tobacco and Liquor Corporation)、アレだ、JTみたいなもんだ。
さて早速食べてみるべし。
中身は細い麺のほか、こんな具合。やっぱりレトルト具がついておったな。
ほか、この料理酒がキモっぽいぞ。”花雕料理酒”だし。
ひとまず指示通り用意してみる。日本のカップ麺と違うのは、Gelスープも粉スープと同時に入れること。他のインスタント麺でも一律そうなんである。
レトルト具と酒は3分待った後に入れるとのこと。
出来上がりはコレだ。
見た目はまぁそれほど特別なこともなく。鶏肉が他メーカー品よりやや多い感じではある。
酒の匂いはかなりのもの。美味そうだけどな。
さてお味は、こりゃ美味かった。確かに一番人気にもなろうというもの。
NTD45 – NTD50辺りの同クラスカップ麺の中では確かにベストだった。
しかしだ、クコの実とか酒とかその他香辛料とか、かなり台灣モノの特徴が出ている気がする。
コレ、使えるかもな。来台経験のない/少ない外国人にコレ出してみて、普通に食えるなら大体いける・合わないなら高級店限定案内・受け付けないなら本当の『和食』のみ、って感じの判定ができそうだ。