新居探し現状

超多忙の中、機会がある都度ぼちぼちと探している新居候補だが、どうもいまいち進捗が良くない。
お世話になりっぱなしの家主殿の五股物件は、什器をそろえるのに費用と時間を要するし、五股への転居に関してスタッフ受けが今ひとつよろしくない感じ。
直接言われるわけじゃないんだが、ここしばらく体調崩したりしているので２０分の通勤が発生することに不安があるのかもしれん。現状ならぶっ倒れていても別室なだけだから何とか対応できるしなぁ。

そんな中、五股物件は階下の方が自物件を売却したので階上のその物件を借りたいという話が出ているそうで、その方に回してもらうことにしてしまった。
その際同時に紹介された”591租屋網”でよさげな物件を見つけられたということもある。

そんでだ、昨日そのよさげな物件２件を見に行ってみた。

まず１件目、現在居座っているオフィスのあるビルの隣の棟。隣の棟ったって地下から５階まではつながっているのでその時点で非常に便利。台風でも地下駐車場を通って傘すら不要で往復できる。
家主殿の対応も良い感じ。やや到着が遅れたのだが、きちんと事前に遅れる旨連絡をくれた。
室内としては、現オフィスの壁とロフトを取り払った構造。非常に広々だが、日照は良くない。
また、居室と寝室を分けているのはタンスと食器棚とカーテン。上は空いている状態だ。でもまぁこれはこれでも良いかも。
風呂場はシャワーのみで、トイレとの分離などはない。三重の時のようにシャワーカーテン仕切りでやることになる。
困るのはガスがないこと。これまたガスボンベタイプだ。注文とか残量管理とか面倒なんだよな瓦斯筒。シャワーも電気湯沸かし器なのである。
厨房はかなり手狭。シンクのみならずコンロもポン置き一口コンロで、換気扇もそれにあわせ一口幅しかない。まぁ要するに台北らしく炊事などする構造ではないのだ。
しかしまぁ全体としてはそれほど悪くなかったりするわけで、とりあえず保留。ここはNTD15000/月。

続いて２件目、近所の全國電子裏の物件。
しかしここはダメだ。
まず、待ち合わせ時間に誰もいない。２０分待った後に連絡先として指定の郭小姐というおばちゃんに電話すると、これから行く、とか。
待つこと１０分、現れたのは猛烈に太って猛烈に汗臭いあんちゃん。もうね、この時点でダメだわ。
台湾の借家は故障・異常などの際に自分での対応手配は基本的には不可で家主に連絡して対応してもらうことになっているので、対応が奇妙な時点でダメだし、この3m内に寄れない猛烈な臭気のあんちゃんに会うのもダメだ。
一応見てみたが、 かなりの古物件で専有部分外では雨漏りなども起こっているので何らかトラブルは必須だろう。また、炊事などすることは全くの考慮外なので100%外食とせざるを得ない。
で、NTD14000/月とか。広いけどこの環境なら前の物件選びますな。ということでやはりダメ。その場で断ったが、あんちゃんもかなりの消極っぷりなので良いんだろう。

ほんで1日考えた結果だが、やっぱり自分に配当と昇給を出せるまでこのままオフィスに居座らせてもらおうかな、と。
有り難いことにスタッフたちも我が住み込みを許してくれているし、もう少し経常利益と資本が増えるまではガッツリ節約しようか、というわけで。
今まで大量に蒔いた仕事の種で発芽しそうになっているものが10件ちょっとあるし、この中で2,3件も芽が出れば一気にサラリーマン時代もしくはそれ以上に安定するので、その結果を待ってから決めたほうが良さそうだ、ということもありで。