投資審査申請 + 雇用申請 + 会計記帳士決定

今日はやること詰まっておった。

まず朝、昨日頼んで検討戴けることになった雇用(扱い)について電話がはいった。
『条件もあろうから確実OKとはいえぬが、助けるということで受け入れよう』と。
おぉ! ありがたやありがたや。ひとまず電話口でお礼申し上げ、すぐに書類準備を始めようと電話を切る。

すると、直後に今度は移民署から電話。ホントに切った直後でびっくりだ。
内容はいろいろ詳細説明があったのだが、要するに、というよりきちんと聞き取れた部分は、
『勞工委員會の退職審査は終了し、現在移民署に回ってきている。居留猶予は8/5までなので、それまでに国外へ退去するなり再雇用先を決めて就労許可申請をしないと不法滞在となる。』
ということ。
伏せても利はないし、今置かれている状況を全て話した。・・・つもりだが、電話は難しいわやっぱ。あまり伝わった気はしない。起業手配中、ということは理解してくれた。
ともあれ雇用の手配をとってくれることは直前に決まっているので、その旨の説明もした。
つまるところ、今回の雇用は起業手配のためのつなぎなんですよ、と管轄省庁である移民署に自白しているようなものだが、それでもむしろ我が去就を気にして詳細説明して理解できているのか確認してくれているので、まぁ黙認、ということのようだ。一旦電話を切った後も、15分後くらいに「さっきの話の内容、ちゃんと理解できましたか。8/5までに手を打たないとまずいですよ」なんて確認電話までくれたし。
居留が59ヶ月目であることは把握しているので、60ヶ月満了目前にして0リセットや不法滞在歴で申請資格を失うことを気にかけてくださっているのかもしれないな。

さて、今日の動き開始。

まずは雇用関連書類。
実はこれについては、過去3度の申請を通してきた書類は既に1年前から準備済み。これは『こんなこともあろうかと』が活きたな。
納税証明も勿論今年分を取得済み。問題が起こることはない。4度目だし。

次、今日は投資審査申請をするので申請書類準備。
申請書への記載内容は、昨夜出資者殿にUSからリモートご指導戴きつつ経済部からダウンロードできる申請書Wordファイルで作成済み。これを申請書に書き写す。
そんなもんフォームが経済部で手に入るんだからそのまま使えばいいぢゃん、と思われるかもしれぬが、Wordは言語バージョンが変わるとフォームが崩れるようになっているのだ。なので書き写しはやむなし。
手書きは大変だったが、昼までに作成完了。後はコピーが必要な書類をコンビニでコピーすればOK。

この書類の作成中、コーディネータ氏から紹介された会計記帳士から連絡があり、面談の交渉も同時進行。面談にするのは書類を見てもらいつつ話がしたいことと、ワシは電話で当地の言葉を理解したりさせたりするのが苦手だから。
今日15:00に古亭站で面談、と確約。

午後はまず、古亭站で知人の弁護士に会計士の紹介を受けることになっているので古亭站に向かう。
13:30到着。コンビニで投資審査申請書類のコピーをする。枚数が多くてNTD104もかかってしまったわ。
終わったら13:55、弁護士氏の妹であり事務員と合流し、近くの喫茶店で会計士の紹介を受ける。
・・・が、実は紹介された方は会計士ではなく会計記帳士だそうだ。まぁ権限が違うだけなので問題なし。
まずは手続きの流れを聞く。かなり知識と自信はある様子で、話しぶりは穏やかタイプ。
業務項目番号の末尾1のものは専門性や資本金額などの制限があるので問題だ、と指摘された。となると最初からやり直しなのか、と問うてみると、その必要はないのだとか。
ほか、登記住所にも指摘が入った。なんでも、自己所有物件で一部を営業用途として登記することはできるが、賃貸物件でそれを行なうことはできないのだそうだ。
このへん詳細はワシには分からず、物件に関することは家主殿に直接説明してもらった方が通りがよいはずなので、家主殿に連絡して説明してほしい、と頼んでみた。
するとその場で電話、詳細どんな話の内容だったかはよく分からなかったのだが、ひとまずOKの様子。これは登記住所が必要になるまでに自分でもどうなったか確認しておかねばなるまい。
さらに、これから投資審査申請に行くのでこの添付書類と記載内容で問題ないか、と確認もお願いしてみた。快く引き受けてくれ、添付書類の不足を指摘された。

我が今回のケースでは、

– 申請書 : 正本1部, コピー2部
– 出資者身分証明書 : パスポートと居留証のコピー1部
– 公司名稱及營業項目預查表(昨日とった書類)
– 出資金の出所証明 : 過去の扣繳憑單のコピー

これらが必要書類であると記されている。
で、その通りコピーしたのだが、申請書のコピー2部にも出資者身分証明書と公司名稱及營業項目預查表をそれぞれつけるのだとか。
ふーん、なんか変な記載ですの。でもまぁ要らん物言いがつくのは面倒なので申請前に追加コピーするべし。

あとは、作業の見積りを依頼して終了。
続いて朝確約したもう一人の会計記帳士と面談。

こちらは女性。ありがちだがパワータイプ。
日本企業や日本人を扱うのが得意であると聞いており、実際その方面の知識と経験が豊富な様子。日本語は使えないけどな。
まず緊急である、雇用による居留延長を相談。事情が事情なのでほとんどその説明。
パワータイプらしいことに、雇用元企業の情報を伝えたら即電話かけてしまった。うぅむ、先にワシから先方に『手続きのために会計記帳士をつけます、こういう素姓の方です。』というような挨拶と紹介をすべきだと思っていたんだが・・・。
しかしこのパワーと行動力は現状にはあっている気がする。料金は最前会った会計記帳士が口頭で言っていた額よりも1割ほど高いが、他社より安いのでその場で契約書にサイン。さっそく行動開始してもらうことにして我が方の必要書類を引き渡した。
起業手配の契約も迫られたが、これは留保。最前の会計記帳士の口頭額よりかなり高いし、自分で手配できる部分がかなり多くかつ自分でできる自信もつきつつあるので、まずは出資者かコーディネータに意見を聞いてみようと思って。

そして16:30、経済部投資審査委員會ビル前到着。
まずは不足添付資料のコピーだ。
ところが、周りのコンビニが少ないうえに2件連続故障中。申請締め切りは17:00なのであせった。
3件目でコピー完了、急ぎ経済部投資審査委員會へ。また大汗かいた。

受付カウンタに行くと、まずは書類確認を受けてサインするように、と指示され、確認のために外僑投資担当の部屋へ。
誰に声かければいいのかわからんのでテキトーに頼んでみると、受けつけられた。どうも誰でもいいみたいだ。
で、クーラーの直撃を浴びつつさらに扇風機の前に陣取って待つこと5分ほど、チェック完了。
記載にも添付にも不足はない。出資に詳しい出資者と起業手配の専門家である会計記帳士のダブルチェックを通っているんだからそりゃOKというもの。担当の確認サインと我がサインを入れて、再度受付カウンタへ。
申請書になんかバーコードシールが貼られ、受付スリップを受け取る。料金などは取られなかった。
以上、後は審査通過連絡を待つのみ。連絡はE-Mailを指定しておいた。

審査の流れはこんな。

我がケースでは1. なので、3日ですな。
稼働日で数えると、7/27に上がることになる。

さて、続いては担当の会計士/記帳士をどうするかを考えたい。
さまざまアドバイスいただいているので、それらを参考にさせていただきつつ考え、あす午前中あたりで決定したい。

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