オフィスを据えておるマンションビル、まぁ目下やむなくワシと犬もそこに住み込んでおるわけだが、そこでついさっき火災があったなり。
まずは警報。12時を回って少し経ったあたりで、大音量の火災警報放送が来て騒がしい。もう深夜だっちゅうのにのぅ。
誤報かいたずらかと思ったら、長いこと警報が続く。
んで玄関ドア前に行ってみると、ちっと煙臭い。おや事実火災か。
とりあえず北側と西側の窓から確認してみると、炎がでていたり妙に明るい部分があったりということは無い。
放送では「慌てて動かず、防火扉を閉めて待機」とのことなので、ひとまずは準備だけしつつ様子見である。
防火扉は同フロアの隣戸で閉めてくれたらしく、既に閉じておった。
階段は臭いけどとりあえず使えそう。ガンガン煙が上がってくることもないので、火元階の防火扉も閉められたのだろう。
警報から煙の臭いまでに時間が短かったので、何となく下層階からの出火な気がする。
あとは戻って、上着着てのんきに寝ている犬を起こしたのみ。
持ち出す貴重品とか考えてると際限ないし、そもそんな貴重品の持ち合わせもないのでどーでも良しだな。
ベランダに出て周囲の様子など見てみると、早速ポンプ車1台・はしご車1台・救急車1台到着。おぉ結構早いぞ。
救急車は担架の用意を始めたが、ポンプ車とはしご車はさほど動き無し。出火元明確じゃないしな。
その後1, 2分で、化学消防車含めいろんな車両多数到着。
建物入り口前の道が片車線全部埋まっておる。
このあと1, 2分くらいで、続いていた警報停止。静かになった。
玄関ドアをちょいと開けてみると、煙の臭いがなくなって代わりに消化剤と水の臭いになった。
んでしばらくすると放送アリ。だが台語で、何言っているのか分からん。最後に「謝謝」と言っているので大事が続いているわけではないのかな。
もういっちょ玄関ドアに行って外を覗いてみると、向かいのおばちゃんがいたのでワシも出てみる。おばちゃん曰く「大丈夫みたいよ」だそうな。
で、戻って外を見てみると、前の道を埋め尽くしていた車両が一気に捌けていて、ポンプ車1台・はしご車1台・電気工事の車1台が残っているのみ。しかもこの3台ももう撤収する様子。
ちゅうことでワシも脱出準備を解いて仕事に戻った。
以上也。
ほんのぼや程度っぽくてなにより。貧乏暮らしでもモノがなくなりゃ困るし、新興零細企業でも焼けたら諸所迷惑がかかるところは多い。煙や炎にやられたらもちろん人生終了だし、17階から外まで階段で避難するのも正直キツい。かなり以前に勤務先の避難訓練で19階から階段で下りたが、かなりの辛さだったもんな。
ご無事で何よりです。
この時期、他の季節に比べれば乾燥はしているでしょうしもし炎上していたら大惨事になっていたかもですよね。
そこまで至らずとも焼け出されたりして、寒い中を当座の住居を探すことになるなんて考えるとぞっとしません。
ポテは「主人は何を身構えてんだ」と思ったかもwwww。
耳鼻喉科様こんにちは。Spamに分類されてしまい承認まで時間を要してしまいました。失礼致しました。
> この時期、他の季節に比べれば乾燥はしているでしょうしもし炎上していたら大惨事になっていたかもですよね。
台北は冬に高湿でして、冬期は曇天雨天ばかりです。島の西側なので、東北日本海側が冬期は豪雪なのと同じかと思っております。
とはいえ火災はいやですね。大火災にならずとも焼ければ少なからず困りますし。
> ポテは「主人は何を身構えてんだ」と思ったかも
音に弱いことと鼻が効くことからか、犬もこの間1時間くらい室内をうろうろしておりました。
12年もヒト社会で生きていると、未経験のことでもそれなりに雰囲気を察するようで。